第56回目を数える葵会総会にお招きをいただきました。先輩方との懇親機会は毎年とても楽しみにしています。今春も先輩方との楽しい時間を持つことが出来たことに感謝しています。共通の思い出があり、成長の過程に出会った方との時間は貴重で、自分史を感じると共に先輩の生きてきた道を知ることができますから、これからを生きる指標になると思っています。何歳になっても先輩から学ぶことがあり、励まされることがあり、そして辛いことよりも楽しいことが人生だと教えられています。
葵会総会の開会にあたって挨拶の機会を与えてもらいました。
こんにちは。56回目を迎えた葵会総会のご盛会を心からお祝いいたします。今回も壇上に立たせてもらえることを嬉しく思います。ありがとうございます。県議会3期目を迎えて活動させてもらっていることに感謝し、県政の課題、地域の課題などを改善するために皆さんからの意見や要望を反映させるため、年4回の議会定例会の内3回は登壇することを目指しています。今回も平成29年2月議会のことを記した議会報告書を配布させてもらっていますから、ご覧いただけると幸いです。
さて司会者から挨拶の時間に関して指摘いただきましたので、たくさん話題を用意してきたのですが割愛して、今日一番伝えたい一つのことを話させていただきます。
和歌山県にとって企業誘致は大きな取り組みです。昨日、東京から和歌山県に進出してくれ本社を設けてくれた会社の式典に行ってきました。本社が来てくれることは和歌山県として有り難いことですが、この会社の社長さんは私達の仕事をとても喜んでくれています。社屋の竣工に合わせて電気を供給してくれたこと。インターネット回線を引き込んでくれたこと。そして設備を増強するなどの対応をしてくれたことが、和歌山県への進出を後押ししたものと思っています。県外の企業をお迎えする県、地域として、要望に応えられたことを嬉しく思いますし、オープニングの式典に招待してくれたことが信頼関係につながっていると感じています。
私が今日、伝えたいことは昨日、経営者から話してもらったことです。会社、組織、人として役立つことだと思うので紹介させていただきます。
「片桐さん、ビジネスで大切なことがあります。一度だけであれば勝負で勝つことはそれほど難しいことではありません。一度勝つだけで良ければ、経営者であれば容易いことなのです。しかし一度勝つことよりも大事なことがあります。それはお客さん、取引先、地域の皆さんから信頼を得ることです。信頼を得て仕事につなげることが一度の勝負で勝つことよりも大事なことなのです。そんな信頼はどうして得られるか分かりますか。信頼は継続することで得られるものです。人と人の関係を継続させることが信頼に発展していくものですから、信頼イコール継続になります。継続させることが信頼になるので、大事なことは継続する関係を築くことなのです。人と人との関係、会社と会社の関係、組織と組織の関係を継続させていくことが、勝ち残るために大事なことなのです。長期的視点では一度だけ勝つことよりも、ある瞬間、負けたとしても最終的に勝ち切る秘訣です。」
信頼は継続から生まれるもので、継続している関係が、その場を勝つことよりも大事なことだと言うことです。
現在、私が活動して成果を得られているのは、先輩方が地域、人との信頼関係を築いてくれて来たからです。先輩方が継続した仕事やつきあいをしてくれたお蔭で、後輩の私達がその信頼を得ながら活動ができていることに感謝したいと思います。そしてこの得難い地域の皆さんとの信頼関係を継続させていくことが、現役で活動している私達の役割だと思います。受け継いだものを守り、しっかりとした形で次につなげていきたいと考えています。ありがとうございます。
挨拶の主旨は以上です。
総会の場の懇談の中で先輩方から、たくさんの言葉のプレゼントをいただきました。
KTさん。
「片桐君は良くやっていると思っています。僕だけではなくてあちらこちらから良い噂を聞いています」。
STさん。
「2年前の入院の時はありがとうございました。今は健康を取り戻しています。片桐さんを応援していて嬉しいことは、私が片桐さんを紹介した皆さんから聞く評判が良いことです。片桐さんの評判が良いので次も紹介し易いことを嬉しく思います」。
YMさん。
「信頼と継続の話はとても良かったです。私の現役時代、毎日のように地域の皆さんから信頼を得ることを話していたことを思い出します。そんな時、顔が見えないと言われたことがあり、私達の顔がお客さんに見えるようになるためには現場に出かけて人と会うことだと思いました。会って話をすることが信頼になると思います。信頼を大切に思える話を聞かせてくれてありがとう」。
MHさん。
「片桐君の評判を県幹部からも聞いています。議員の中で一番の存在だと話してくれています。議員の言動を知っている県の人が一番だと評価してくれていることを自分のことのように嬉しく思っています」。
SNさん。
「片桐さんが立派になって行く姿を見ることが私の楽しみです。若い頃から将来、大きくなると思っていましたが、どんどん立派に成長してくれていることを涙が出るほど嬉しく思います。私もまだまだ元気なのでずっと応援していきますし成長を見続けたいと思います」。
ITさん。
「信頼と継続の話は本当に良かったです。とても大事なことを感じ取る力を持っていることは凄いと思います。片桐さんの話を楽しみにしてきたので、もっと聞きたかったです」。
SKさん。
「議会の様子はラジオで聴いています。毎回のように登場してくれるので聴くのを楽しみにしているのですよ。最近、更に大きくなったように感じます」。
OTさん。
「片桐君は新人の時から違っていたので将来楽しみだと思っていました。今は、君がどこまでも成長している姿を見ているのが楽しみです。今日の信頼を得ることは継続することだという話は最高で心に響きました」。
先輩の皆さんから、素晴らしい言葉と時間をいただいたことに感謝しています。