活動報告・レポート
2017年4月7日(金)
歓迎式典
防災研究会

地域防災を目指して活動している防災研究会の会合に参加しました。活動のための体制が整いつつあるので、具体的な活動の準備に着手しています。防災用品の備え付けや防災士活動の支援など、地域に必要なことのお手伝いができるように取り組みます。

歓迎式典
中日友好協会和歌山訪問団

中国の大連市から中日友好協会和歌山訪問団が訪れてくれました。和歌山県の日中友好議員連盟として歓迎の式典を行いました。式典会場はアバローム紀の国で議員連盟として来県を心より歓迎しました。

日中友好議員連盟では毎年大連市を訪問しています。和歌山県と大連市との友好のためと和歌山県の柿などの農産物の輸出を目指した活動を継続して実施しているからです。和歌山県産の果実は大連市の人にとても好評で輸出を期待してくれていますが、中国政府の取り決めによって輸出は実現できていません。しかし毎年のように大連市と交流機会を作ることで地方都市から農産物の経済交流につなげることを目指しています。

訪問団を代表して千団長が挨拶をしてくれました。

「美しい和歌山県を訪問できたことを嬉しく思います。今回の訪問団は文化、芸術に優れた人を中心に訪問しています。これらの文化人が和歌山県を訪問したことで、多くの人に影響を与えることになります。今日の歓迎式典を契機として、大連市から和歌山県に多くの人に観光に来てもらいたいと思っています。また皆さんには大連市を訪れて欲しいと思います。5月26日には第三回アカシアウォーキング大会を開催します。和歌山県からもたくさんの人に来てほしいと願っています。美しい和歌山県を訪問できたことを嬉しく思いますし、両地域の絆が深まることを願っています」という主旨の挨拶をしてくれました。

歓迎式典

訪問団には舞踊や尺八などの文化人とビジネスパーソンもいたので、これまでと違う話し合いをすることができました。隣の席の方は21歳の時に日本を訪れた経験があり、その時は月収5万円だったそうです。当時でも月収5万円で生活をすることは困難で、苦労しながら日本の技術や仕事のしくみを学び、今では東京に会社を設立して両国間でITの仕事をしています。日本企業の仕事をアウトソーシングで受け、大連市でパソコンへの入力などを行っているようです。若い時の日本での仕事の経験が生かされていることを聞き、日本と中国の友好関係を作ってくれていると感じました。

大連市には日本企業のコールセンターもあり、日本企業が仕事を委託しているケースがたくさんあります。このことについて「大連市には日本語を話せる人材がいることと、大連市は日本との関係が深いので親日の人が多いことが要因だと思います」と答えてくれました。

そして「片桐さん、東京にお越しの時は是非、会社に立ち寄ってください。また会いましょう」と話してくれたことを嬉しく思っています。

このような交流機会を持つことが地方都市間の友好関係を強め、政府間にも好影響を与えることになると信じています。和歌山県日中友好議員連盟の活動に終わりはありませんから、このような機会を大切に考えています。大連市中日友好協会和歌山訪問団の来県を心から歓迎いたします。

その他
  • 再生可能エネルギーの計画に関して情報交換を行いました。買い取り価格が下がっていることから計画の進捗は鈍いように思いますが、前年度以前に認可を得ている太陽光などの計画が進み始めようとしています。
  • コスモパーク加太の現在の状況を聞かせてもらい、今後の企業誘致に関しての情報を得ました。主に県外からの企業が進出してくれるよう活動を続けています。