活動報告・レポート
2017年3月30日(木)
駅の賑わい
他言

人生の先輩が「信頼できる人は、知り得た友人、知人の秘密を決して話さない」と切り出してくれました。生きていると山も谷もあるもので、その中でご縁のある人に助けてもらうことは度々あります。良い関係の時は問題ないのですが、行き違いがあり仲違いした時に、友人だった人の秘密を他人に言う人がいます。そのような行為を指して「恥じるべき行為」だと話してくれました。

友人だった時に交わした会話の中で知り得た秘密を仲違いした後に他人に話すことは卑怯なことです。友人だから話しをすることがあり、友人だから聞けたことがあります。友人関係が消えた後でも、そのことを他言してはならないのです。そんな話を聞いた人は、「この人に大切な話をすると他人に伝わる」と思うので、友人関係に発展することはありません。人のことを言う前に、自分の行動を確かめたいものです。

駅の賑わい

東京から関西空港、そして南海和歌山市駅で降車して和歌山市の中心地まで打ち合わせに来てくれた方が「南海の駅を和歌山市で降りたら人がいないので驚きました。和歌山市はもっと賑やかだと思っていました」。

続けて「活性化のための対策が必要ですね。申し訳ないですが和歌山市の駅は全国の主要都市の中でも最も寂しい駅前だと思います」と感想を話してくれました。耳に痛い話ですが現実なので受け入れる他ありません。

「現在、和歌山市中心市街地の再生に向けた公共事業と民間事業を合わせて対策を実行しているところです」と詳細を説明し、和歌山県と和歌山市の実施しようとしている対策を理解してもらいました。

和歌山市にある二つの駅は市の玄関口なので、出来るだけ早く賑わう空間を創り上げたいと考えています。

地下水利用

白浜空港を巨大地震や津波が発生した時の防災拠点にしてはどうかという提言をいただきました。旧白浜空港跡地も隣接していることから、資材置き場や避難場所として活用できるからです。特に空港は沿岸部に位置していることが多いため、災害発生時に津波被害の恐れが少ない白浜空港は絶好の防災拠点になり得る空港です。また敷地面積は十分にあるのですが、足りないものが飲み水の確保です。

そこでこの場所を防災拠点にするためには、地下水利用が適していると答えました。和歌山県内でも飲料水として、防災時への備えとして地下水利用を行っている事業所がありますから、地下水が確保できるかどうかの調査をする必要がありますが、白浜空港に展開することは十分可能です。

地下水は災害に強く、災害発生時も水が活用できるところに強みがあります。熊本地震が発生した時、地震発生から近いところの熊本市内の水道水は使えなくなりましたが、地下水利用をしている熊本市内の病院では水の利用ができました。飲料水としても手術や患者さん用に病院が必要とする水としても利用できたので、とても安心できたことを聞いています。

避難所や物資運搬の拠点では、飲料水の確保、トイレの確保が必要となりますから、地下水利用のシステムを導入すれば当該地域の防災拠点としての機能が飛躍的に向上します。

和歌山県内ではまだ地下水利用の実績が少ないのですが、他府県での実績は十分にあるので検討する余地はあると思います。

先輩議員

県議会議員の先輩が「当時、私が働いていた会社では、私が議員に立候補する時、思い切り応援してくれました。そして職場から議員になった時、社長が『わが社の誇りだと思う』と話して送り出してくれました。その後、社長の子どもの仲人や会社の式典での挨拶など、とても気にかけてくれました。このように県議会議員を輩出することは会社にとってとても名誉なことなのです。ですから会社に恩義を感じているので、今でも大切にしています。会社も息子の代に変わりましたが、今でも大切にしてくれています」と話してくれました。

人とのご縁の大切さと議員の重みを感じることが出来る話です。