平成29年2月県議会定例会が開催されました。本日は副知事に関わる人事案件の追加議案の提案がありました。また一人の県議会議員辞職に伴い建設委員会副委員長の席が欠員になったため、議長の指名により僕が副委員長に推挙され承認を受けました。残りの期間は今年の6月議会までですが副委員長としての活動に努めます。
提案されている議案と追加提案された副知事の人事案件は明日の最終日に採決することにしています。また会派の視察に関する打ち合わせを行いました。計画として3月27日から29日までの三日間を予定しています。研修内容は現在詰めているところですが、国のエネルギー政策、金融政策、防災の観点からの地下水利用などの研修を行う予定です。
先日、一年ぶりに和歌山市内の和歌山ビッグウェーブで開催されたグラジエーター003大会は大いに盛り上がりました。僕も会場で観戦しましたが、日頃からの練習の成果を発揮した熱い戦いに感動しました。また開式に際してリング上で挨拶の機会を与えてもらったこともあり、更に応援する気持ちが強くなりました。
本日は主催者の櫻井会長に対する地方紙の取材があり同行しました。インタビューに同席し話を聞かせてもらいましたが、会長が目指しているスポーツを通じた心身の健全育成の考え方に感動しました。練習によって心を鍛え、礼節を重んじる人になる。この考えは私達の生き方にもつながるものです。
目上の人に会った時は自分から近寄って挨拶をすること。席に座る時の上座と下座の区別をつけられる人になること。日本人として身に付けるべき当たり前のことが分かっていない人が増えているように感じます。スポーツの練習を通じての鍛錬により心身を鍛えることができます。厳しい練習を続けることが心身を鍛えることになり、体を鍛えるというよりも心を鍛えるという考えでいることで礼節を重んじる人として成長できます。
練習や試合を通じて痛みを伴っている選手は、人に対して優しい気持ちになることができます。スポーツを通じて痛みが分かっているので、人を傷つけることはしないという精神が宿るのです。スポーツというルールの中で戦う場合は、選手は打撃を与えることができますが、社会において人を傷つけることはルール違反であることが分かっているのです。それがスポーツを通じて社会で通用する人になるということです。
この中でも更に素晴らしいと思った話があります。内容は次の通りです。
人が社会生活をしていく上において大事なことがあります。それは人と出会いというご縁をいただくことです。出会うためには自分から人と色々な場所に出向いて会うことが必要で、人と出会うことでつながりを求めることが大切です。
そこから更に大事なことがあります。折角のご縁も、出会った時から自分を高めていかなければ、相手の人脈リストから外されてしまう可能性があるということです。相手の人脈リストから自分が外されないように自己を高める努力をする毎日を過ごすことが大事だということです。人脈リストからふるい落とされないように常に自分を磨く必要があるということです。
そんな姿勢で頑張っている人であれば、傍にいる人や見ている人は応援したい気持ちになります。人は頑張っている人のことを助けたいと思うものですから、私達は応援してもらえるような人になる努力が必要です。自分から周囲に応援を依頼するのではなくて、周囲から応援してもらえる人になりたいものです。
さてグラジエーターは、和歌山市発で全国に発信できる格闘技のブランドです。地方都市には楽しみが少ないので、プロの格闘技を観戦できる機会を提供してくれるグラジエーターが存在していることを嬉しく思います。
本年度末で退職する職員さんの送別を兼ねた懇親会を行いました。長年、行政に携わった経験を退職によって生かせないことは残念だと思いますから、次のステージでの活躍をお願いしました。
久しぶりに立ち寄ったお店に行くと「片桐さん達が来てくれるのは1年振りですね。とても嬉しく思います」と話してくれました。久しぶりにも関わらず笑顔で迎えてくれた店主に感謝です。