活動報告・レポート
2017年3月3日(金)
県議会一般質問
県議会一般質問
県議会

昨日に引き続いて一般質問で議論が交わされました。県政の課題解決に終わりはなく、一つの課題を解決しても、もう次の課題が表れてきます。時代の変化に伴い、社会は変更を求められますから、行政のあり方や考え方、施策は時代に即したものに変えていく必要があります。

今回の一般質問で僕が取り上げる質問の一つに「明治維新150年」があります。近代国家の幕開けとなった歴史的転換点であった明治維新と同じような転換期を、現代は迎えていると思います。明治維新に学ぶことはその当時の偉人の考えや志、そして行動に学ぶことですから、偉人の足跡を知らなければなりません。

そのためには郷土の偉人達の志を知り、志に基づいた行動を知るなど生き様というストーリーを蘇らせることが必要だと考えています。歴史の転換期に当たって偉人達は何を考え、どんな行動をしたのか。それを知ることが現代人に必要なことだと思うのです。

県議会

今では偉人達ですが、彼らは「自分達は偉人なんだ」と思っていた筈はなく、歴史に残る大事業が達成できる確信があったかどうかも分かりません。「きっとやれるかどうか分からないけれど、今、俺たちがやらなければこの国は列強の前にひれ伏すことになってしまう」という思いがあっただけだと思います。

歴史の中を生きている私達は、誰もこの後に来る歴史の結果が分かっていませんから、自分達が現代とこの先のストーリーを作っている段階です。やってみて求めていた結果が得られるか、得られないかは行動の途中では分かりませんが、やってみなければ後退があるだけなので自らの意志だけを頼りに行動をしたと思うのです。

県議会

世界は大きく変わろうとしています。わが国も平成の時代から次の時代に向かおうとしています。時代が変わるということは、人の考え方が変わること、行動が変わること、そして生き方が変わることです。「変わらないでも大丈夫」という考え方は通用しません。変わり続けていく中にあって留まっていることは、時代に逆らいしんどいことだからです。

変わるべき時代に生きているのであれば、先に時代を見据え、自分の意志を信じて動き出すことが好ましいと思います。人によって価値観が違いますから全てではありませんが、歴史は意志のある人に微笑んでいます。

時代に微笑んでもらうためには、先駆けての意志と行動あるのみです。

来週の一般質問に当たっては、この意志を持って壇上に立ちたいと思います。皆さんの応援をお願いいたします。

僕の一般質問は平成29年3月7日、火曜日の午前11時前頃からの予定です。質問内容は現在、作成、修正作業中の段階です。

懇親会

午後7時から懇親会に参加しました。開会に先立って挨拶の機会をいただきました。挨拶の中で開会中の県議会定例会の様子を説明し、来週、7日の火曜日に予定している僕の一般質問について触れました。今回取り上げるテーマを説明し、和歌山県の歴史や偉人の功績を学び、私達の郷土愛醸成に生かすことなどを話しました。

一人の方から意見を頂戴しました。「私は陸奥宗光の大ファンです。和歌山県の誇りでありながら全国的には埋もれている存在なので、光を当てて欲しいと思っていました。昨年の県議会でも片桐さんが陸奥宗光を取り上げてくれたことを嬉しく思っていましたが、今回も継続して取り上げてくれることを嬉しく思います。全国に陸奥宗光の功績を知らせ、和歌山県が明治維新に大きく貢献していたことを知らしめて欲しいと思います。現代において、もう一度陸奥宗光のような人物を和歌山県から輩出させたいと思っているので、取り上げてくれることを嬉しく思います」と話してくれました。

今回の一般質問で陸奥宗光のことを取り上げることを知った方々から、多くの励ましの意見を届けてくれています。登壇前からこれらの反響を寄せてもらっていることは励みになりますし、和歌山県から偉人の功績を発信することの大切さを感じています。

皆さんとの交流機会を得て楽しい懇親会になりました。