活動報告・レポート
2017年3月2日(木)
県議会定例会
県議会定例会

和歌山県議会平成29年2月定例会の一般質問が始まりました。初日の今日は昨年、岩出市に移転した旧和歌山県議会議事堂で開催しました。平成28年6月定例会を旧県議会議事堂で開催して以来のことです。またここで一般質問の議論を交わすのは昭和初期以来のようなので、引き締まった空気と昭和初期の議会人の志が伝わって来るようでした。

昭和初期の時代に和歌山県政の議論を交わした議事堂で、平成の時代も議論を交わせていることを嬉しく思いますし、歴史と伝統という言葉の重みを感じています。

議論を戦わす中から方向性を見出し、県政として実行する歴史がここにあります。この姿勢は今も変わらないもので、伝統を引き継いて次の時代に突き進んでいる平成の時代の和歌山県政です。先の議会人達も私達の議論を見守ってくれていることと思います。

明日からは今の県議会に議論の場を戻して、現代の空気の中で議論を交わすことになります。どちらの議場の空気も凛として良いものです。

打ち合わせ

来週の一般質問の打ち合わせを続けています。来週の火曜日の午前に登壇する予定なので、明日の通告時間まで議論と修正を繰り返しています。議論と修正をすることで質が上がっていきますから、当日まで引き続いてこの繰り返しを行っていきます。

例会

和歌山ゴールドライオンズクラブ指名例会を開催しました。指名例会とは、次年度の役員を決定するための例会で、先に指名委員会で役員案を決めたものを例会で発表し、他に役員の立候補者がいなければ指名委員会の通りに決定する例会です。今年7月からの役員体制が決定したので、後は委員会構成と行事計画、それに伴い予算案を決めることになります。まだ3月ですが、活動はもう次年度に向かい始めています。

報告事項として、薬物乱用防止のための講習会報告や先月実施した献血例会の成果報告等を行いました。

楽しい話題として、昨日の歓迎会で新会員が歌った歌が登場した時の年やエピソードを話してくれたことがあります。昨日、新会員の一人が松山千春の「大空と大地の中で」を歌ってくれましたが、この歌はまだその会員が生まれていない時代の歌でした。

生まれていない時代の歌を歌えることは凄いことだと思いますので、メンバーが「何故生まれていない時代の歌を知っているのですか」と質問しました。

その答えは「僕がまだ小さい頃、父親に歌を教えられました。そして『大人になれば自分よりも年上の立派な人達と会う機会が増え、一緒に歌を歌う機会も出てくると思う。だから、こんな昔の歌も覚えておくと大きくなった時に役に立つから』と教えてくれたからです」と話してくれました。とても立派な話です。

社会人になると、いろいろな年代の人と会い、会話を交わし一緒に仕事をする機会が増えることになります。そんな時、遠慮してしまうのと、積極的に付き合いができるのとでは相手の印象が違ってきます。小さな頃から大人になった時のための心構えを醸成していることを凄いと思いました。

理事会

指名例会に引き続いて理事会を開催しました。昨日の会長・幹事会の報告や社会貢献活動として見える形の取り組みをすることを報告し賛同を得ました。課題として夏のアクティビティの実施の件や新年度の予算案などについて議論を行いました。結論は出ませんでしたが方向性を共有していきたいと思うので、次回例会に考えをまとめることにしました。

DVD鑑賞

BS-TBSで放送された「鹿鳴館の華 陸奥亮子」を鑑賞しました。この番組は平成29年1月30日に放送されたもので、陸奥宗光と陸奥亮子の生涯を描いています。特に知られざる陸奥亮子の人生ドラマでもあり一気に観てしまいました。作家の大路和子さんが解説で出演しているので、作家の視点からの心情や行動につながったものを分かり易く伝えてくれました。陸奥宗光の一般質問をすることに際して、皆さんから資料提供や貴重な話を聞かせてもらえています。和歌山県が陸奥宗光没後120年の取り組みを発信することができれば、更に和歌山県にお客さんが来てくれる動機づけになると思います。