昨日までに作成した一般質問原稿に基づいて一般質問の打ち合わせを行いました。
大きな項目は次の5項目を予定しています。
- 和歌山県の偉人を観光に活かすことについて
- 修学旅行について
- 学校図書館の充実について
- 子どもの貧困対策の推進について
- 障がい者の就労支援について
これから更に質問内容を詰めていく段階なので変更の可能性がありますが、基本は5項目を予定しています。今回も議会報告会や懇談会の席で、皆さんから寄せられた意見や提言に基づいて質問項目を取り上げています。身近なところの議論が県議会へとつながっていることを感じて欲しいと思います。
打ち合わせの合間を縫って恒例の絵手紙展に行ってきました。会場には今年もたくさんの絵手紙が展示されていて、楽しく拝見できました。絵手紙は一般的にハガキ大の大きさの紙に、絵とそれに合う言葉を組み合わせているもので、絵と言葉の相乗効果でメッセージ性が強くなっています。作者の伝えたいことが、優しくしっかりと伝わってくるので、思わず微笑みが出てきます。
絵手紙をしている方の作品をカフェや居酒屋で見掛けることがありますが、その一角に安らぎを感じることがあります。見る人の心を和ませてくれるのが絵手紙です。この絵手紙展は絵手紙教室の皆さんが一年間作り上げてきた作品を展示しているもので、一年分の作品と作品に込めた思いが充満しています。これらの作品は、誰でも持っている優しい心を開放してくれる魔力があるように感じます。
とても親切に迎えてくれるコンビニがあります。店内に入ると「わあ、片桐さん、来てくれたのですね」と笑顔で迎えてくれました。このお店が笑顔で迎えてくれるのは理由があります。
昨年、このお店で買い物をした時に、店員さんが袋を分けて入れてくれた一部商品を僕に渡すのを忘れてしまいました。会計をして商品を受け取った僕も、もう一つの袋の存在を忘れていました。お店を出て1時間ぐらい経過した頃だったと思います。そのコンビニのオーナーから携帯電話が鳴りました。
電話に出たところ「片桐さん、申し訳ありません。買っていただいた商品を渡すのを忘れていました。今ここに商品があります。誠に申し訳ございません。どちらにお持ちさせていただきましょうか。お店で預かりましょうか。それとも御代金を精算させていただきましょうか」と話してくれたのです。僕も全然もらっていないことを覚えていなかったので「こちらも忘れていたので大丈夫ですよ」と答えました。
オーナーは「ではどうさせていただきましょう」と尋ねるので「もう遠くまで来ていますからいいですよ」と答えました。オーナーは少し驚いた様子でしたが、「ありがとうございます」と答えてくれました。
そして「うちの店員も安心すると思います。この店員から先ほど『片桐さんに商品をお渡しするのを忘れてしまいました』と恐れるような表情で報告を受けました。『大変なことをして迷惑を掛けてしまいました』と報告があり、きっと片桐さんが怒っている、または怒られると思っているので不安がっています。でもそう言ってくれると安心すると思います。ありがとうございます」と話してくれました。
オーナーが僕との会話を店員に話したところ「ポスターで見ることがあり、知人からも『応援してあげて』と言われていましたが、初めて会ってみると思っている以上に優しくて親切な方でした」と話してくれたようです。
それ以降、このコンビニでは僕のことを覚えてくれているようで、行くと笑顔で挨拶してくれます。今回も笑顔で迎えてくれました。怪我の功名と言う言葉がありますが、怒るよりも親切な対応をすることが後に幸せを運んでくれます。誰にでも失敗や間違いはつきものです。それを攻め立てるよりも許すことが大切です。批判したり攻めると人は離れ、親切にすると人は周囲にいてくれます。人が周囲にいてくれることは嬉しいことだと思いますから、そんな環境を作りたいものです。