「和歌山県には人材が豊富にいることを大阪の人にも知らせたい」と切り出してくれました。大阪で活躍している人から見ると「和歌山県に人材がいるのだろうか」と思われているようです。和歌山県から舞台を大阪に移し活動を開始しているYさんの意見です。
「和歌山県に人材がいないと思われることを悔しく思っています。これだけの人材がいることを分からせたいと思います。そのためには私が人材と考えている名前を売り出す必要がありますし、皆さんの活動の様を伝えることが私の役割だと思っています。今から名前を広めて数年後には、和歌山県には人材が豊富にいると思ってもらいたいと考えています」と話してくれました。
地域社会も組織も会社も人が全てです。人材がいるところは活気が出ますし、その周囲に人が集まります。和歌山県に人を呼び込むためには、県外の人に対して和歌山県には人材がいることを伝える必要があります。
Yさんは「私がしっかりと活動することで和歌山県は凄いと思わせたいと思います。道筋をつけることが私の役割だと思っています。もっと大事なことは後に続く人を育てることです。私の後を担ってくれる人を育てることが私の使命です。そのためにはリーダー的な役を担ってもらいたいと思いますし、大阪の役員にも名前を売り出したいと思っています。私は5年後、10年後の和歌山県を支えてくれる人材を育てたいと考えています。幸い、周囲には輝く人がいるので、もっと輝いてもらえる舞台を用意したいと思っています。輝く人は中々見つけられないのですが、私の周囲には輝く人がいることを嬉しく思いますし、私の後に続いてもらえるような道筋を付けたいと思います」とYさんが抱負を話してくれました。
リーダーは今と将来すべきことを考えていて、次の時代を支えてくれる人を探し育てようとしています。人を成長させるのは役割を与えることであり、少しぐらい負荷がかかる役割に就くことが必要です。その人が乗り越えられるような少し高い位置にある役割を与え、その後の成長を促すのです。
そして最後に「リーダーは複数の選択肢を用意しています。自分がその道を決めるのではなくて、選択肢を示して皆さんに選んでもらうことが大切だと思います。自分で選んだことであれば人はやろうと思うからです。リーダーは、皆さんがどの選択をしたとしても支援体制を整え、失敗しないように分からないところで助けているのです。人には経験が必要です。失敗をする経験も必要ですが、それだけでは自信が生まれません。成功体験をすることで自分の判断ややり方に自信が持てます。成功体験につながるような隠れた支援をリーダーであればしたいと思います」と話してくれました。
人材はそのままでも成長していきますが、成長を加速させるためには経験を積むことが必要です。人材には今を引っ張ってくれるリーダーの存在が不可欠です。そんなリーダーと一緒に過ごす時間を楽しみました。
楽しい時間と場所、楽しい会話、楽しい人の集まり。そこから次が始まる。こんな時を過ごせることを嬉しく思います。
- 今月の若手ミュージシャンのライブに関して日程調整などを行いました。県外からもミュージシャンを招き和歌山市を盛り上げたいと思います。
- メガソーラーやバイオマス発電などに関して情報交換を行いました。全国的にも予定している計画が進展しているようですから、和歌山県も引き続き導入に向けて取り組みたいと考えています。