活動報告・レポート
2017年2月2日(木)
ホテルや旅館進出に対する奨励金制度
ホテルや旅館進出に対する奨励金制度

和歌山県では県内に進出してくれる高級ホテルや旅館に対して、ホテルや旅館開設促進のための奨励金制度を用意しています。県内進出を検討してくれている事業者があることから、県の資料に基づいて以下の説明を行いました。

この奨励金制度は、高級ホテルや旅館の建設費や取得費、建物の賃借料を補助することにより、その開設を促進し、新たな顧客層の増加による経済波及効果の拡大を図るとともに、雇用奨励金を設け、新規地元雇用の拡大を図ることを目的としています。ただし、補助制度の適用は平成30年度末までに和歌山県と宿泊施設開設について協定を締結した場合に限定されています。

奨励金の対象となるホテル・旅館の要件は、著名な格付け機関において高い評価を得ているラグジュアリーホテルや高級ホテルや旅館が対象となります。

具体的には、40u以上の客室を有し、格付け機関から高い評価を受けていること。1泊2食(夕・朝)付で、レストラン及び宴会場が設置され、最多価格帯が概ね3万円、ルームサービスの提供ができる総合型ホテルが対象となります。更に、全ての客室において無料でWi-Fi接続が可能であること、施設内標示やホームページを多言語化し、外国語対応ができる従業員を雇用していること。新規地元雇用者と転入雇用者の総数が10人以上であること、です。

奨励金は以下の累計とし、補助対象の限度額は3億円となっています。

  • 雇用奨励金: 新規地元雇用者× 30万円・単年適用。
  • 立地奨励金: 投下固定資産額等(土地代を除く)の10%。
    ※投下固定資産額等が5億円以上である場合に限ります。
  • 建物賃借補助金: 建物の賃借料の30% ・3年間適用。

この制度の対象となるホテルや旅館には、和歌山県に進出して欲しいので検討依頼を行いました。

ライオンズクラブ例会

和歌山ゴールドライオンズクラブ例会と理事会が開催されました。僕からは「命をつなぐセミナー」について報告を行いました。献血活動が多くの人の命を助けていることを事例紹介してくれたので、より強い使命感が沸き起こります。特に和歌山県の場合、ライオンズクラブの献血活動によって集められた血液は全体の25パーセントに達していることを知りました。輸血用の血液は不足していることを知っているので献血活動の必要性は理解していましたが、献血活動による成果がこれだけの比率に達していると、より多くの血液を必要としている人の命を救うためにも活動を緩めることはできないと思っています。

またT型糖尿病についてのことも知ったので報告しました。社会には助けを求めている人がたくさんいます。この活動を通じて少しでも社会に貢献できていることを嬉しく思います。

ある方が話してくれました。「ライオンズクラブに参加していなければ、どうしても自分の仕事や生活が中心となっているので、社会に貢献していなかったと思います。立派な人たちが一所懸命に街なかの掃除をしている姿や植樹をしている姿、献血を呼び掛けている姿を見ていると、素晴らしいなぁと思いました。こんな立派な人たちがボランティアをしているんだと思いました。そして自分も参加することで一緒に掃除や献血ができていることを少しだけ誇りに思っています」という感想を伝えてくれました。

素敵な感想だと思います。社会は見えないところで、見えない活動に支えられています。

一人よりも複数人で活動する方が楽しくなりますし効果も大きくなります。しかもこの活動は和歌山市だけではなくて和歌山県、大阪府、全国、世界へとつながっているのです。

小さな地域の活動が世界につながっていると思うと、小さな力が大きな力に転化していることを感じます。小さな力を集めて大きな力へとつなげていることを嬉しく思った瞬間でした。

またインフルエンザについての前向きな話を教えてもらいました。人の体内にがん細胞がありますが身体が弱ってくると増えるようです。体力がある時は増殖を防ぐことが出来るのですが弱ってきた時が問題となります。ところが体温が39度を超えると体内のがん細胞を死滅させることができるようです。

そこで身体を発熱させることでがん細胞をやっつけて体内を健康な状態にリセットするために高熱が出るということです。インフルエンザに罹ったことを前向きに考えることができれば、気持ちは前向きになります。