活動報告・レポート
2017年1月22日(日)
JP労組新年の集い
JP労組新年の集い

2017JP労組和歌山連協新年の集いに参加させてもらいました。今年もお招きをいただいたことを深く感謝しています。ありがとうございます。郵便局の仕事は年末にお歳暮や年賀状の仕分けなどがあり、年始は年賀状の配達がある繁忙期になります。私達が休んでいる間にしっかりと仕事をして社会を支えてくれていることに感謝したくなります。JPさんの会合に出席する度に思うことは、社会は見えないところで私達が会ったことのない人によって支えられていることです。皆さんの年末年始の取り組みに深く感謝しています。

さて冒頭、主催者の議長と職場を代表して委員長から挨拶がありました。同一労働同一賃金に関わる正規雇用と非正規雇用の問題や賃金水準についての話などがありました。これらは会社の問題でもあり社会の問題でもあると認識していいます。

また来賓として挨拶の機会を頂戴しました。挨拶の主旨は次の通りです。

新年おめでとうございます。今年もJP労組和歌山連協さんの新年の集いが盛大に開催されますことをお祝いすると共に、今回も挨拶の機会を与えていただいたことに深く感謝申し上げます。ありがとうございます。

最初に、年末と年始にかけて年賀状の仕分けと配達などに従事された皆さんに心から感謝の言葉を伝えたいと思います。今年も年賀状がきちんと届いています。お疲れ様でした。

私も年賀状の仕分けと配達のアルバイトをした経験がありますから、年末年始の苦労が分かります。本当に大変なことだと思いますので、皆さんのお仕事が社会を支え、元旦に私達に喜びを運んでくれる大切なものだと認識しています。

さて最初に議長と委員長が挨拶の中で触れていました雇用と賃金の問題は和歌山県としても県政の解決すべき課題の一つと捉えています。現在、平成29年度から10年間の和歌山県の達成すべき目標を定める和歌山県長期総合計画を策定していますが、その中に雇用と所得の問題を取り上げています。

和歌山県の有効求人倍率は比較的水準が高く改善の兆しはあるのですが、正規雇用の求人率は低く全国でも下の方に位置しています。正規雇用を増やすことが県政の課題であり、企業活動にも影響するものなので、しっかりと改善を図るための取り組みを議論しているところです。正規雇用を増やすことが地域活性化につながり、人口を増やすことにつながるものだと認識し、正規雇用増加は大きな課題ですから組織と連携を図り、しっかりと取り組んでいきたいと思っています。

また賃金水準を上げることは県内所得を上げることにつながりますから、しっかりと賃上げできる環境を整えたいと考えています。県民所得の上昇は、これも県政の大きな課題ですから和歌山県長期総合計画に取り込み対応していく考えです。

また皆さんの仕事の安全を確保し、配達業務の時間短縮を図るため和歌山市内の幹線道路の整備を進めています。道路行政を進めることは交通安全と仕事の効率化や迅速化に直結するものなので、皆さんと情報交換を行いながら引き続いて取り組んで参ります。

今年も引き続いて、正規雇用の増加と賃金水準の向上を図ること、仕事の安全性と効率性を高めるための道路網の整備などに取り組みたいと考えていますので、皆さんのご支援をお願いし、本日のお礼と挨拶とさせていただきます。本日のご盛会、誠におめでとうございます。

以上の主旨の挨拶をさせていただき、新年の集いで皆さんと交流させていただきました。

また局長挨拶の中で素晴らしい話がありました。

それは平成29年年賀郵便元旦配達出発式の話です。局長は平成29年3月末を以って退職することから、奥様が和歌山中央郵便局で元日に開催された元旦配達出発式を見に来たそうです。職場での勇士を見ておきたいと思う気持ちからだと思います。

局長の挨拶の後、年賀状を配達するために郵便局員さん達が次々に単車で出発していくのですが、平成29年1月1日、この様子を見に来たお客さんは約500人いたそうです。

他府県の中央郵便局でも元旦配達出発式を行っているようですが、500人も来てくれるのは和歌山中央郵便局だけだそうです。

出発式を終えた後、奥様から局長に次のように言ったそうです。「この郵便局員さんの出発する時の様子を見ていた小学生達が『格好いい、僕も将来、郵便局で働く人になりたいな』と言っていましたよ。それも一人や二人ではなくてたくさんの小学生が言っていましたよ。私は感動しました」。

この話を聞いた局長は涙が出てきたと話してくれました。「和歌山中央郵便局に赴任して3年が経っていますが、初めて聞いた話」だったからです。どれだけ郵便局が地域の皆さんから愛されているのかを知り、子ども達から見ると郵便局の仕事は格好良いものなので、私達は自信と誇りを持ちたいと思ったそうです。

自分の仕事と会社に自信と誇りを持つこと。それが仕事のやりがいになり、地域に夢を与えることになるのです。僕も感動のお裾分けをいただきました。

和歌山県に根差した郵便局を作り上げてくれた、3年前からおつきあいをいだいている局長に感謝したいと思います。ありがとうございます。

クローバーの会

異業種交流会であるクローバーの会。会員の内30人が集まり今年最初の交流会を行いました。この会では会員が自分のことや会社のことのアピールを行っています。勉強会と懇親会を交互に開催していますが、今回は勉強会の順番でした。

今回初めて参加した方とも出会いがあり、新しい人との交流機会を楽しみました。

今月末に会うことになっていたSさんと事前に出会えたから不思議です。出会うべき人とは出会うことになっているようで、今日は防災に関して話し合いました。

災害が発生し避難所生活が始まると問題になるのが避難所の隣人となる人との人間関係です。寝ても起きても顔を合わせているため言葉の行き違いや、ちょっとした行動でトラブルが発生することがあります。それを防止するのに効果的なものがパーテーション、隣との仕切り板です。たった一枚の仕切りがあるのとないのとでは大きな違いがあります。

過去の大災害での避難所で起きたトラブルの事例から学び、備えておくことが防災対策です。和歌山県として考えておきたい事例です。

来週、調剤薬局に目薬をもらいに行く必要があったのですが、初参加の人が調剤薬局の経営者だったので驚きました。ご縁やタイミングと言うものはそういうものです。必要な時に必要な出会いを用意してくれている。そう思いましたが、クローバーの会はそんな必要な出会いを演出してくれるものです。

まだまだありました。大学生の就職を支援している方や福祉施設関係者、建築家などとの出会いがあり、今後、まちづくりなどの面でどんな展開が待っているのか楽しみにしています。