活動報告・レポート
2017年1月15日(日)
宮地区連合自治会新年会
宮地区連合自治会新年会

宮地区連合自治会新年会に参加しました。今年はダイワロイネットホテル和歌山で開催し、各自治会の三役の参加と和歌山市長をお迎えしての開催となりました。

皆さんとの新年の挨拶と懇談の時間をゆったりと楽しみました。

新年会の冒頭、連合自治会長から挨拶がありました。昨年末に役員で話し合ったことの中に、宮地区内にコミュニティセンターがないことが長年の課題になっているようです。和歌山市内で人口が多く、大きな自治会組織である宮地区内に自治会員が集まれるコミュニティセンターの設置を和歌山市に対して要望したいと、連合自治会長から発言がありました。自治会員が集まり交流できる場所であり、文化活動に親しめる場所がコミュニティセンターですから、宮地区内に有ればより一層会員間の交流と親睦が図れると思います。

和歌山市長に対して「お願いをしたい」という発言もあり、今後の課題として捉えておきます。コミュニティセンターの話が出たことから、他の大きな宮地区の課題を整理してみます。

  • 宮地区コミュニティセンターの設置。
    →今回、連合自治会として初めて提言されました。
  • 太田城址の歴史的な価値づけを行い、和歌山市の観光拠点として活用を図ること。
    →県議会一般質問で取り上げ史跡調査の検討などを行っています。また太田城址の認識を持ってもらうため、過去に和歌山文教委員会として視察を行っています。
  • 和歌山電鐵貴志川線に新規に津秦駅を設置すること。
    →現在、署名活動を行い、和歌山県知事、和歌山市長、和歌山電鐵に対して要望をしています。
  • JR和歌山駅東口周辺の活性化を図ること。西口と比較して賑わいが少ないことの解消が必要です。
    →年末から翌年の春にかけてイルミネーションの飾り付けを行いライトアップをしています。
  • 宮街道に慢性的な渋滞が発生しているので緩和措置を取ること。
    →和歌山南インターチェンジについては過去に県議会一般質問で取り上げています。このインターチェンジが完成することで和歌山市内に入る交通が分散されるので、現在よりも渋滞緩和につながると考えています。
  • 南海トラフ地震に備えた防災意識の向上の取り組み。
    →連合自治会で防災訓練を行ったことを契機に、各自治会で防災訓練を実施しています。また大運動会、芸能大会を開催することで連合自治会の親睦を図り、顔の見える関係構築につなげています。

以上のような課題があり、現在、それぞれ課題に対応しているところです。引き続き、連合自治会と連携して課題解決に取り組みます。

経営者の話

和歌山市内で会社を経営している方が「人に秘訣を聞いても分からないですよ。自分でやってみないと分からないですよ」と話してくれました。分からないことを聞くことは大事ですが、聞くだけでやらない人が多いそうです。「聞いて実践して初めて体で理屈が分かるのです。何事もやってみないと永遠に分からないままです」ということです。

そして「私が人に伝えた経験から、話を聞いて10秒以内にやると判断した人は実践に移しています。話を聞いて即座に判断できない人は、結局実践しないでいますね。必要以上に聞いたことの裏付けを取りに行ったり、疑ったりしている人は実践しない人です。経営の秘訣やアドバイスを聞いても実践しなければ何も変わりませんからね」と話してくれました。

「では話を聞いて実践する人の率はどの程度だと思いますか」と質問したところ、「10秒以内にやると判断する人は極めて少ないですね。10人に1人もいないと思います。やると判断できる人は、その判断を楽しんでいる人です。理論を求めたり問題点を追及していく人は判断できません」ということです。

自分が変わろうとする問題は、優れた人の話を聞いて実践できるかどうかにあります。