活動報告・レポート
2017年1月6日(金)
津秦駅
挨拶回り

新年のあいさつ回りを行いました。昨日から仕事を開始し始めた地元企業が増えてきました。今日訪問した全ての会社が仕事を始めていたように、もう正月の雰囲気は消え去り、仕事モードに突入しています。さあ、本格的に平成29年が始まったと実感することができました。

今日、応対してくれた皆さんに感謝しています。

教訓

先輩から新年に当たり教訓を聞かせてもらいました。人間関係に関してのことです。

人との付き合いには三種類あります。顔合わせ、心合わせ、力合わせの三種類です。よく聞く「あの人なら知っている」というのは顔合わせのことです。名刺交換をしただけなど単に知っているというレベルの付き合いで、直接電話することを躊躇する段階の付き合いです。この段階だと困ったことの相談をすることができません。

心合わせは、顔合わせよりも段階を一歩進めた関係です。相手に電話をすることができ、その相手は話を聞いてくれます。困りごとの依頼に対しては、相手が相談に応じて対応してくれるレベルの関係です。

そこから一歩進んだ関係が力合わせです。これは困ったことが発生した時に相手に相談すると、その相手が本気で解決に向けて動いてくれる関係のことです。本来であれば出来ないようなことを何とか実現するために力を注いでくれる関係と言えます。相手が自分の困りごとを解決しようとするように動いてくれるレベルの関係です。

人間関係は力合わせの関係の人が何人いるかが大切なことです。顔合わせレベルの関係の人がたくさんいてもあまり役に立ちません。心合わせの関係の人がいると心強いのですが、力合わせの関係の人と比較すると本気度が違います。やはり力合わせの関係の人をたくさん持つことが最強です。

力合わせの関係になるためには自分の困りごとを人に依頼するだけでなく、人が自分に対して困りごとを相談してくれることが必要で、その困りごとを本気で解決するために行動することで得られるものです。この関係は時間を掛けて築いていく関係でもあり、自分も人のために問題解決を図れる実力を身に付けておくことが肝要となります。力合わせの関係の人をたくさん作りたいものです。

この教訓をいただいた先輩から「片桐君と俺は力合わせの関係にある。今回の依頼に対しても無理を聞いて実現してくれたので、今度、片桐君が俺に何かを頼んできた時には本気でやり遂げるから」と話してくれたことを嬉しく思っています。

できることをやるのも仕事ですが、できないことをやれることが仕事として重要なことです。自分はどんな仕事をしているのか、仕事の質を考えてみたいものです。

津秦駅

和歌山電鐵貴志川線が走っているところの津秦に新駅を作ろうと、津秦自治会が盛り上がっています。かつて津秦に駅が存在していた時期があったのですが、何かの理由で廃止された貴志川線の歴史があります。

津秦自治会では津秦に駅を作るために自治会内を中心に署名活動を行い、2千名以上の署名を集めました。この署名を事業主体である和歌山電鐵に届けていますが、本日、和歌山市役所と和歌山県庁に対して集まった署名を「地元からの要望」という形で提出しました。

貴志川線への新しい駅は簡単に実現するものではありませんが、今日の署名提出によってキックオフされたことから、次の段階の誘致活動に移ることになります。

署名提出に際して「最も大切なことは地元の熱意。続いて、実際に貴志川線に乗車することです」と回答がありました。貴志川線は和歌山県と和歌山市、そして紀の川市が存続のための補助金を支出する支援策を行っています。平成28年度から10年間にわたって支援するもので、残念ながら事業自体は赤字路線となっています。

まずは利用者を増やすことで収支改善を図り、補助金を受けないでも鉄道事業が成り立つことが必要です。地元としても利用者を増加させることを目指した取り組みを行いたいと考えています。

貴志川線の利用者は、最近の実績では年間220万人ですが、これを年間利用者250万人にすることで収支は均衡がとれることになります。貴志川線沿線の人が、あと年間4回利用回数を増やすことで年間利用250万人が達成できます。

やれることからやる。その意気込みで津秦駅の実現に向けた取り組みを継続したいと思います。

連合新春の集い
連合新春の集い

連合和歌山新春の集いが開催されました。知事や和歌山市長他、大勢の人が集まり新春をお祝いしました。今年の課題は、賃上げと正規雇用の増大を目指すことです。これは和歌山県の課題ですが国としての課題でもあります。収入増と雇用増は経済活動の基盤であり、これを達成することが経済対策です。

知事も連合和歌山の役員も考え方は同じなので、和歌山県からこれらの課題達成を実現させたいと考えています。