新太田自治会の防災訓練が開催されたので参加しました。新太田自治会内に新しい道路が開通していることもあって新しい住宅が建ち並んでいます。従来からの自治会員と若い世帯の自治会員が一緒に避難訓練などを行っている姿を見て、新旧が融合している状況は好ましいことだと思いました。自助と共助が地域の安全確保に必要なことですから、四回目となる防災訓練の成果があったと思います。
さて防災訓練には和歌山市長も参加した中で開会式が行われました。僕も開会式で挨拶の機会をいただいたので一言挨拶をさせていただきました。挨拶の主旨は次の通りです。
皆さん、おはようございます。今回で四回目となる防災訓練への参加、本当にご苦労さまです。只今、紹介いただきました片桐章浩です。よろしくお願いたします。
和歌山県では南海トラフの地震発生の確率が高いことが言われています。和歌山県では「津波から逃げ切るプログラム」を策定して避難行動を促しているので、今日、既に実施した避難訓練など自治会としての防災訓練が開催されることを嬉しく思います。
僕はこれまで阪神淡路大震災、東日本大震災、紀伊半島大水害、そして今年発生した熊本地震の時、それぞれの現地に入り被災状況と避難生活のお手伝いをするなど現地の状況を見てきました。いつも思うことですが、日頃から災害発生時の避難行動を意識していること、訓練を行うことが避難行動につながり、自分の命は自分で守っていることを強く感じています。
災害発生時、自分の命は自分で守る以外にありません。行政からの支援はその後ですし、自治会組織で助け合うことも、自分が避難して初めて実施できることです。ですから今回、新旧の住宅の皆さんが一緒に避難訓練に参加してお互いに顔の見える関係になることはとても素晴らしいことだと思います。顔の見える関係であることが自治会同士の助け合いの第一歩だからです。
今回の避難訓練で用意されたメニューを体験することで、行動につながるような実のあるものにしていただきたいと思います。そして避難訓練で体験したことが実際、災害が発生した時に役立ちますから、お互いに協力し合いながら今日の訓練を行って欲しいと思います。参加させてもらったことに感謝申し上げ挨拶といたします。ありがとうございます。
AED体験や消火器の使い方、消防車に触れるなど体験を重視した訓練を行いました。また会場となった公園は新太田自治会内の避難場所に指定されている場所ですから、実のある訓練になったと思います。
この公園内には東日本大震災や紀伊半島大水害、そして熊本地震での和歌山県警察の救助の時の写真が掲示されていました。過去の事実は語り継がないと風化してしまいます。それぞれの被災地の現場の写真を見て、改めて大地震など自然災害の怖さを感じることができました。地震や自然災害などの怖さを知ることも必要なことだと思います。
ところで避難訓練の役員さんの中に、僕が初めて和歌山市議会議員に当選させていただいた時の助役さんがいました。その方は市議会議員時代の助役で、共に市政を担わせていただきました。お互いに議論を交わし、時には意見を戦わせて和歌山市のあるべき姿を議論したことを思い出します。今は現役を引退していますがとても元気に地域活動をしていること、そして懐かしいお顔を拝見して嬉しく思いました。
今回の訓練に参加した皆さん、本当にお疲れ様でした。
- 入院、手術を経て退院した高校時代の同級生の母親のお見舞いに伺いました。手術が成功したことから元気な姿になっていたので安心しました。まだ手術後であることから「無理をしないように、寒さが厳しくなるので健康には留意して下さい」と伝えました。みんなの笑顔を見ることは嬉しいことです。
- お見舞いの後、実家に立ち寄りました。寒さが厳しくなってきたので少し心配になり母の様子を見に行きました。いつもと変わらない姿を見て安心できました。