活動報告・レポート
2016年10月26日(水)
関西議員団会議
関西議員団会議

午前は議員団会議の幹事会、午後1時からは議員団会議総会、午後2時30分からは政治活動委員会が開催されたので全てに出席しました。

幹事会は本年度の幹事メンバーが集まり、活動報告や活動方針、次年度の役員体制など総会に提案する資料の確認を行いました。その結果に基づいて議員団会議総会を行いました。提案した議案は承認され次年度の活動をスタートさせることになりました。

平成29年4月に研修会を行うこととし、研修先はわが国で課題となっているエネルギー問題に関わる施設訪問とそこに携わっている皆さんとの意見交換を中心に実施する計画としました。

総会の途中、小林正夫参議院議員が挨拶に来てくれ、直近の活動状況の報告をしてくれました。ここで印象に残る話がありました。

関西議員団会議総会

それは小林さんが参議院議員として省庁や政府に提言や質問する時に留意していることです。提言や質問をする時は、事前に現場で働く人の意見をしっかりと聞いておくことです。省庁や政府が収集している情報やデータなどに対抗するためには現場の意見が必要です。更に言うなら、現場の意見以外に省庁が把握、分析している情報やデータに対抗する武器はないということです。

自分の質問の裏付けになるものが現場の意見であり、理論的な情報の分析結果に対抗し理論を突破できるものは、現場で働く人の意見、現場で苦労している人の意見以外にありません。理論を突き破るものは現場の生の意見や要望なのです。政治は人を幸せにするものですから、幸せのために必要なものを実現するには、現場の人が心から求めているものを意見として聞き取り提言することです。数字ではなく現場の人の意見こそ政治を動かすものになります。

政治家や組織の役員は、現場の皆さんの意見を聞くことが活動の根本であり、それがデータを突き破る提言に必要なものです。原点は現場にあることを改めて確認することができました。

議員団総会で本年度に引き続いて次年度も団長の任をいただきました。現場の皆さんの意見を聞き取るなど、しっかりと活動していく所存です。

さてその後に開催された政治活動委員会総会にも出席しました。総会の場で紹介をしてもらい議員団を代表して挨拶させてもらいました。皆さんの思いをそれぞれの地方議会に持ち込み、思いを実現させるための活動を行うことを代議員の皆さんに伝えました。

また先の建設委員会で観た「黒部の太陽」についての感想も挨拶の中で皆さんに伝えました。黒四の建設は当時、世紀の大工事と言われたようですが、関係者の話を聞くと、今も尚、わが国の土木分野で最高レベルの工事であると評価されているようです。

高い技術、資金力、そして信頼があって実現したのが黒四の建設です。技術者としての誇りを賭けて挑戦したのが黒四建設だったと思います。DVDを観て感動したのは、そんな男たちの魂が伝わってきたからです。

わが国の根幹となる分野に携わっている者の誇りを持ち、自らの行動が信念に基づいていることを伝えたいと思います。議員は支援してくれている皆さんの思いを預かって議会活動でそれらの思いや意見を訴えることが役割です。思いは実現しないと思うのではなくて、思いは実現すると信じて行動したいと思っています。

私達議員団会議は代議員の皆さんに思いを受け取り、それぞれの議会で活動していくことを申し上げました。

また議員団会議のメンバーの思いも受け取らせてもらいました。それぞれ、活動の中で苦しいことや悩むことがあるので、困難に直面していることをしっかりと受け取って出来る限り対応していきたいと考えています。