活動報告・レポート
2016年10月17日(月)
地下水利用
地下水利用

エネルギー問題、地下水利用に関する打ち合わせを行いました。地下水利用に関しては東京から説明に来てもらいました。首都圏では地下水利用の考え方と採用が進んでいます。それは東日本大震災が比較的近くで発生したことから、防災への備えの意識が強いそうです。そのため災害発生時の避難場所において飲み水が不足したことや、生活用水が不足することの不便さを実感していることに起因していると聞かせてもらいました。

それに対して関西は、南海トラフの巨大地震の危険性は分かっているものの、「自分が生きている間はこないだろう」と思っている人が多く、そのため地下水利用の考え方は遅れているようです。

確かに和歌山市の建築物で地下水利用をしている設備は少ないと思います。今日、聞いて驚いたのが、JR和歌山駅の水利用が今年になってから地下水利用を行っていることです。

今年初旬にこの地下水利用システムを導入し、水道料金の削減と万が一災害が発生した場合への備えを行っていることを知りました。このことは今日初めて知ったことです。

地下水利用は、特に公共施設、病院、高齢者施設、避難所に指定されている施設などで導入されることが望ましいと思います。導入が進まない原因は地下水利用のシステムや経費削減効果を知らないことだと思います。オーナーや施工者が知らないことが導入されることはありません。和歌山市内の何人かに確認したところ、地下水利用システムを知っている人はいませんでした。地方都市の現状はどこでも同じだと思いますから、和歌山市の意識が薄いとは思いませんが、首都圏並みの意識は持ちたいと思いました。

水道料金の低減、水資源の有効活用、巨大地震など災害への備えのためにも地下水利用システムの導入が進むことを期待しています。

省エネルギー

地球環境問題への対応として節電の取り組みに関しての事例と取り組み方を聞かせてもらいました。エネルギーコストの削減は会社や事業所にとって経営を安定させるために必要なことです。

北海道の知人に確認したところ、「北海道では冬場の暖房需要が大きいため冬の電力使用量削減が大きな課題となっています。節電効果のあるシステムや取り組みがあれば紹介して欲しいと思います」と話してくれました。電気、ガス、水道、その他の光熱費をトータルで削減させることが経営者の課題であり、トータルで削減効果のあるシステムがあれば「採用したい」と考えている経営者が多いのです。エネルギーコスト削減と地球環境問題にも関与していることを地域社会に訴えることは会社にとって大事なことです。省エネルギーにも取り組んでいない、地球環境問題にも関心がない企業はないと思いますから、有効な方法を水平展開したいと考えています。

懇談会

今日も懇談会に出席しました。日頃からお世話になっている経営者が「片桐さんに紹介したい人がいます」という提案をいただき、今日の会合でご一緒させてもらいました。そうしたところ、「以前から名前は聞いて知っていました。お会いしたいと思っていましたが、これまで機会がありませんでした。今日、紹介してもらえることをとても楽しみにしていました」、「子どもから片桐さんの評判を『とても良い方ですよ』と聞いていました。だから今日の機会をとても楽しみにしていました」などの意見を聞かせてもらいました。

ご縁は大切ですし、大切にするからご縁が広がっていくと思います。人と人がつながることで仕事の領域は増えていきますし、知っていることでそれ以降、展開していくことがあります。今日のご縁は、共通の友人や知人との関係もあることが分かり、「ご縁を大切にする人が『素晴らしい』ということになりました」。

「片桐さんの懇親会やパーティがあれば案内して下さい」という意見も聞かせてもらいました。