活動報告・レポート
2016年10月14日(金)
ガバナー公式訪問
ガバナー公式訪問

一年に一度、ライオンズクラブガバナーの公式訪問の機会があります。本日、川野地区ガバナーが和歌山市に来てくれました。ダイワロイネットホテルで和歌山市内の8ライオンズクラブの合同例会を兼ねた公式訪問の機会をいただきました。

その前段、ガバナーと各クラブ三役との懇談会があり、その場面から出席し、和歌山ゴールドライオンズクラブ幹事の立場から報告をいたしました。

  • 新会員の増強が会長のテーマなので、そのテーマに沿った活動を実施しています。昨日は理事会終了後、新会員歓迎会を行いました。本年度の新会員3名と昨年度末の新会員1名の合計4名を迎えて懇親する機会を持ちました。新会員はまだライオンズクラブやメンバーに慣れていないことから配慮した席順とし交流機会を創り出すことを実施しています。
  • また本年11月2日には3名の方が入会してくれる予定です。これで本年度で6名の新会員となり、目標の10名に近づきつつありますから、何としても目標を達成したいと考えています。
  • クラブのユニフォームを一新しようとしています。既に夏のポロシャツはデザインを一新しメンバーが着用していますが、センスが良いので好評です。次に冬用のジャンパーも更新することにしていて、格好の良いユニフォームにしようと話し合っています。格好の良いユニフォームで活動ができることも動機づけになると思いますから、デザイン性の富んだ会員が着たいと思えるユニフォームで活動しようと考えています。これも会員増強につながると思っています。
  • テールツイスターの提案で500円貯金を行っています。これは500円玉を集めて貯金箱がいっぱいになると30万円貯められるというものです。メンバーの中に貯金をした人がいて、500円玉をぎゅうぎゅうに詰めると44万円貯まったと報告をしてくれた人がいます。
    この500円貯金の目的は、吉村ガバナーが誕生する時の国際大会がラスベガスで開催されることから、メンバーでラスベガスに行くことを目指すことにしているものです。
    吉村ガバナーを支援すること。ラスベガスに行くことを目標とすることが楽しみでもあり、これも活動の活性化につながるものと思っています。

三役懇談会では以上の意見を述べました。

ガバナー公式訪問合同例会

引き続いて地区ガバナー公式訪問8クラブ合同例会へと場面を移しました。川野ガバナーから国際会長のテーマやガバナーの活動方針の説明がありました。国際的なクラブ活動を知ると、「凄い」と思います。この「凄い」と思える組織に所属していることを嬉しく思う瞬間です。また川野ガバナーのテーマは「夢と情熱」で、自らの活動に夢と情熱を持つことで周囲が変わることを感じました。

その後、記念アクティビティの発表と目録贈呈、感謝状の拝受へと進みました。本年度は映画「ちょき」への支援と作業所である「ワークステーションかめのこ」新築に対する支援です。

ガバナー公式訪問合同例会

映画「ちょき」はオール和歌山市ロケの映画で、11月中旬に公開されます。全ての場面を和歌山市にした映画は少ないので、和歌山市のライオンズクラブとして支援することにしました。

また「ワークステーションかめのこ」が移転することで作業環境を整えたいと思い、支援することにしました。

代表の亀本靖枝さんから謝辞があり、とても感動しました。亀本さんの謝辞を要約して以下に記します。

作業所には三つ必要なことがあります。一つは見通しを持たせることです。言い方を変えると着地点を示すことが大事です。「あと10個作ったら終了です」、「あと1時間だけ作業を行います」など、着地点を示すことで仕事ができるのです。

二つ目は自己肯定感を感じさせることです、自分の居場所を作ってあげることがとても大事なのです。「この作業所にはあなたの存在が欠かせないよ」と思える職場作りを目指しています。

最後が環境の設定です。知的障がいの子ども達は夏で暑くなったらシャツを一枚脱ぐ、冬で寒くなったら上着を着るという行為ができません。ですから常に作業所は快適な環境に保つことが必要となります。冷房の設置、暖房の設置は贅沢な作業環境を作るのではなくて、作業所に必要な環境なのです。

今回の支援は作業環境を整えてくれるものであり、本当に嬉しく思っています。数年後、皆さんに作業所に来てもらった時、街で評判を聞いた時、「あの時ワークステーションかめのこを支援してあげて良かった」と思ってもらえるような取り組みをしたいと思っています。

以上のような謝辞をいただきました。この記念アクティビティを実施して良かったと思っています。

前進

ガバナー公式訪問例会を終えた後、別の懇親会に参加するため会場を移動しました。この組織では年次大会を終えた後に懇親会を実施しているので合流したものです。そこで「今回は片桐さんの挨拶や報告を聞けなかったので残念です」と言って迎えてくれました。

約2時間の懇親会を終了する時、新しい役員が閉会の挨拶をしました。挨拶のテーマは「前進」でした。閉会の挨拶の主旨は次の通りです。

「皆さんのお蔭で大会を無事終えることができました。挨拶をする機会をいただきましたが、私は今日がスタートなので何も実績はありません。この挨拶は12年間役員を務めてくれた○○さんのためにあるものだと思っています。前任者を始めとする役員の皆さんは活動を前進させてくれました。みんなの力が組織を前進させ高めて行ってくれたと思っています。その組織を預かることになった限りは、もっともっと前進させたいと思っています。それは役員だけの力ではどうしようもありません。ここにいる皆さん、組織外の皆さんからの支援があって組織を前進させられるものと考えています。まだまだ若輩者なので皆さんからの支援をいただき、組織を前進させていくことを誓って閉会の挨拶といたします。本日はありがとうございました」という挨拶でした。

素晴らしい挨拶の余韻を残して懇親会を終えました。とても良い一日になりました。