活動報告・レポート
2016年10月8日(土)
三回忌準備
三回忌準備

父の三回忌の準備を行いました。明日、正午から毘沙門寺で三回忌の法要を行うのでお寺に挨拶とお供えの準備、お墓のお掃除と花のお供えなどを行いました。早いもので、父が亡くなってから2年が経過しようとしています。「歳月人を待たず」とはよく言ったもので、人が年を重ねる速さと同じ速度で故人と過ごした時間が開いているのです。

お墓は少し土などで汚れているので、きれいになるまで擦り洗いします。汚れが落ちていくと気持ちも清くなっていくように感じます。ものを掃除することは心を掃除することになりますから、周囲をきれいに保つことは常に心をきれいに保つことになると思います。

入院中では父の体を洗うことはできませんでしたが、お墓を洗っていると父の身体を洗っているように感じました。

そんな父のことを日常で思い出すことは少なくなりましたが、春や秋、お盆などと共に法要の時は、ゆっくりとした時間が流れるように感じます。それは神様が故人と語り合う時間をゆったりとしたものにしてくれているように思うのです。

時間の流れが違うと気持ちがゆったりするものです。慌てることなく心豊かに過ごせる時間を大切にしたいと思います。今年の夏は猛暑だったのでお墓のお花は直ぐに枯れてしまい母も大変だったようですが、そのお蔭で、いつもお墓にきれいな花が供えられていることで安心できますし、元気でいてくれていることを思い安心できました。

お供え用のお菓子を用意して実家を訪ねたところ、お菓子を買い足していました。「お父さんがこのお饅頭が好きだったから」とお供え用に買ってくれていました。果物と共に好きだったものをお供えする。当たり前のことのようですが、思いやりの気持ちを感じる瞬間でした。

明日は父の三回忌。それを終えると次は七回忌ですから、少し遠い未来のことになります。明日を楽しみにしてくれている父は、明日を終えると四年後の未来に飛んでいき父は待ってくれていると思います。まるで水先案内をしてくれているみたいです。

商工祭り

和歌山商工祭りに行ってきました。今日と明日の二日間、和歌山ビッグホエールで開催される商工祭りは和歌山市に欠かせない風物詩です。会場は大勢の人で賑わい、笑顔の人で溢れていました。

地元のお店も出店していて、その中で和歌山県飲食業生活衛生同業組合の役員の皆さんがジビエ鍋の出店をしていました。一昨日、「片桐さん、商工祭りでお店を出店するので立ち寄って下さい」と電話をもらっていたので、会場に入る前に立ち寄ってジビエ鍋をいただきました。醤油と味噌の二種類の味があり、どちらも美味しくいだきました。

ジビエ料理は和歌山県が売り出していますから、飲食組合は力を入れてくれています。昨年の紀の国わかやま国体会場でも出店してくれていますし、11月、和歌山市主催の食博にも出店する予定になっています。このジビエ料理を普及するための取り組みを応援しています。

組合役員の一人の方が「私はもう子ども達にお店を任しているので、料理では何の役にも立ちません。いるだけです」と笑いながら話してくれました。

「そんなことはありません。ここにいてくれることが心強いと思いますよ。役員さんが現場に来てくれることが励みになり、後ろ盾になってくれていることで力を発揮できるのです」と答えました。その人がいることの重み、現場の空気の違い。それが役員さんがいることの強さです。現場で座ってくれていることが心強いのです。

さて会場に入り喫茶コーナーに向かうと商工会議所女性部の皆さんが迎えてくれました。女性経営者の皆さんが喫茶コーナーを担当してくれていて、商工祭りを賑やかに盛り上げてくれています。皆さんと共に商工祭りを楽しみました。