活動報告・レポート
2016年9月21日(水)
一般質問最終日
一般質問最終日

早いもので県議会定例会の一般質問も最終日を迎えました。本日三人目で登壇し、知事を始めとする当局と質疑を交わしました。

本日の一般質問の項目は次の通りです。

1.外国人観光客の受入体制について
(1)ムスリム旅行者も含め外国人観光客向けの受入体制の整備や情報発信について
(2)マレーシアに関する誘客の取り組みと成果について
(3)東南アジア圏からの観光客増加に対応した宿泊施設への支援について
2.大政奉還、明治維新から150年の取り組みについて
(1)大政奉還、明治維新から150年、観光の視点からの郷土の偉人たちの功績について
(2)観光振興として和歌山県の文化と歴史に関わる取り組みについて
3.防災対策について
(1)高齢者や障がい者等の要配慮者の命を守るための感震ブレーカーの支援制度の創設について
4.拳銃発砲事件への対応について
(1)市民の安全確保のために実施したことと拳銃と薬物の取り締まりの現状について

質疑は後日、答弁を記して掲載することにします。


本日は友人や知人が一般質問の応援に駆けつけてくれました。午後1時からの出掛けにくい時間にもかかわらず議場に来ていただいたことに深く感謝しています。壇上からお顔が見えると勇気をもらえるので、納得のいく質疑を交わすことができました。

一般質問終了後、皆さんから感想をいただきました。これらの言葉は今日の日の宝物になります。

今日、議会を訪れて本当に良かったと思います。雰囲気も良く、これからも行かせてもらいます。片桐さんは勉強熱心ですから毎回、毎回、有意義な質問をしてくれています。勉強になりました。ありがとうございます。
興味深い議題ばかりなので楽しみです。内容が分かり易くてとても素晴らしかったです。
一般質問と登壇の様子を拝見させていただきました。終始、力強い口調で質問をしている姿は格好良かったです。また東南アジアからの観光誘客や大政奉還150周年の施策や熊本地震の支援と本県の防災対策、先般の発砲事件への対応など、どれをとっても興味深いものでした。答弁についても期待の持てる内容で良かったと思います。
知事の答弁にあったように、故郷の偉人である陸奥宗光の功績を知り、観光のみならず教育に活かして欲しいと思います。子ども達に偉人の生きた様を教えることは故郷に誇りを持つことや、偉人のように生きたいと思う気持ちを芽生えさせてくれます。公教育の早い段階で偉人の生きた時代と功績を教えることはとても大切だと思うので、知事の答弁を教育委員会が反応し活かして欲しいと思います。
発砲事件を取り上げてくれたことに感謝です。県議会本会議で誰も取り上げなければ問題だったと思います。こんな大事件が発生しているのだから県民の代表である県会議員が質問してくれなければ不信感を持つところでした。警察本部長に対して質疑を行うなど、よく取り上げてくれたと思います。警察本部がとった行動が分かり、また警察本部長が答弁してくれたことで少し安心しました。
今回の発砲事件を誰が取り上げてくれるか待っていました。もしかしたら誰も取り上げないのかなと思ったぐらいです。でも県議会本会議で誰も取り上げないとすれば議会の姿勢が問われたと思います。発砲事件に関しては、公式な場で警察本部長の発言がなかったので、今日が初めてのことになります。捜査継続中でもあり全容解明までに至っていませんが、コメントを引き出してくれたことは成果だと思います。この事件は全国から注目されている事件なので、県議会も注目していました。取り上げてもらえたことは良かったと思います。

主な意見は以上のようなものです。今後の活動の励みになりますし、今日の一般質問の結果に満足できることになりました。反応をいただくことで結果確認をすることができるので、皆さんからの感想や意見をもらえることは有り難いことです。

長期総合計画説明会
長期総合計画説明会

和歌山県が策定作業を進めている長期総合計画の素案の説明を聞かせてもらいました。素案は来週開催予定の、長期計画・行政改革等に関する特別委員会で提案されることになります。

まだ素案の段階なので9月議会終了後からも意見を折り込む作業を進め、12月議会で、その時の長期総合計画案を示すことになっています。意見を反映させた後、平成29年3月定例会で長期総合計画案が提案され、議会で審議することになります。可決された場合、平成29年度から施行し10年間ここに掲げた施策と目標を目指した県政が動き出すことになります。

僕からは公教育における外国語教育の問題と再生可能エネルギーを進めることや多様な火力電源を確保することによってエネルギーの供給県を目指すことについて意見を述べました。

今回の長期総合計画の目指すべき姿は「世界とつながる愛着ある元気な和歌山」ですから、子ども達への外国語教育が必要ですし、特に英語を身に付けるための教育力の強化が必要だと考えています。

また「新たなエネルギーシステムの構築を進め、国の再生可能エネルギー割合の達成目標を大きく上回る『再エネ先進県』になるとともに、多様な火力電源のサポートすることで『近畿のエネルギー供給基地化』を目指します」と記述されていることに関して、新しい産業を創出することを期待しています。バイオマス発電や海洋資源の活用などによって達成は可能だと考えるので、当該地域での雇用の拡大と経済効果も期待できることになります。

平成29年度から平成38年度までと期間を定めて実施する、和歌山県長期総合計画に期待しています。

壮行式

第71回国民体育大会和歌山県選手団結団壮行式に参加しました。岩手県で開催の「希望郷いわて国体」は今年10月1日に開会します。出場する和歌山県選手団の激励のため県民文化会館に駆けつけました。

国体和歌山県選手団結団壮行式

早いもので平成27年に和歌山県で開催した「紀の国わかやま国体」から一年が経過しようとしています。総合優勝を飾り私達に勇気を与えてくれた紀の国わかやま国体が、もう一年も前の過去の出来事になっていることに驚きます。

しかし昨年の国体の総合優勝があって、今年につながっていると思いますから、過去の出来事にはしっかりとした意味があることも感じることができました。昨年出場した選手には今年も優勝を目指して欲しいと思いますし、初めて出場する選手には昨年優勝した県の一員として誇りを持って戦って欲しいと思います。

選手団の応援のため、県立向陽高校の吹奏楽部の生徒が演奏をしてくれました。向陽高校の吹奏楽部は全国大会にも出場していて実力があります。選手にも、壮行式に参加した私達にも希望を感じさせてくれるような素晴らしい演奏でした。希望を感じるのは、音で若さを感じ、若い日を思い起こさせてくれたからです。若い日の思いや躍動感を感じる瞬間を感じさせてくれたことは、選手だけではなく会場にいた全ての人に若い日と同じような希望を与えてくれたと思います。

若き選手団にエールを送り、全力で試合に挑んでくれることを期待しています。

例会

和歌山ゴールドライオンズクラブ例会に出席しました。和歌山レオクラブ会長をゲストに迎えて例会を進めました。今回は「和歌山レオクラブの本年度の活動計画の説明」、「ガバナー公式訪問時のアクティビティについて」、「LCIFについて」、「冬用ブルゾンの制作」などを議題として承認を得ました。

アクティビティは和歌山市で撮影した映画「ちょき」の支援と現在の場所から作業所を移転させるNPO法人かめのこ会の作業所への支援を行うことを第一回ガバナー諮問委員会で提案を行い、了承を得たことを報告しました。

その他として、平和ポスターの審査や和歌山ライオンズクラブで講演を予定している「子どもの貧困問題」講演への参加などの案内を行いました。