活動報告・レポート
2016年9月15日(木)
一般質問初日
一般質問初日

県議会は本日から一般質問に入りました。初日は三人の議員が登壇し、県立医科大学薬学部設置や和歌山県への政府機関の地方移転などの問題が取り上げられ議論が繰り広げられました。これらは和歌山県が推進している政策であり、知事は積極的に政策を進める考えを示しました。

議場でいる時間以外は、来週21日に予定している一般質問の内容について議論を行い、その結果を踏まえて原稿作成をしています。質問項目の議長への通知は明日なので、質問項目は今日中に確定させたいと思っています。

現在のところ、「ムスリム観光について」、「郷土の偉人の功績を活かした観光施策について」、「防災対策としての感震ブレーカーの導入を支援する制度について」、「和歌山市で発生した拳銃発砲事件について」の質問を行う予定です。

海難1890
海難1890映画鑑賞会

津秦自治会で映画鑑賞会が開催されたので事前に会場に入り、映画会のお手伝いをしてきました。映画会には約40人の方が来て鑑賞してくれました。この映画会を実施できたのは、NPO法人「エルトゥールルが世界を救う」の協力があったからです。

そして映画会開催のきっかけは、津秦自治会の役員とNPO法人「エルトゥールルが世界を救う」の会員と懇談していた時、自治会役員の方から「私はまだ海難1890の映画を観ていないのですよ。自治会の皆さんも見ていない人が多いと思いますよ」という話を聞いたからです。

和歌山県串本町を舞台とした映画で郷土に誇りを持てる映画なので、「是非、この映画を観て下さい。それだったら自治会館で映画上映会をやりましょうよ」という展開になりました。そして9月15日に映画会を開催することに決めて自治会内でチラシを回覧し、今日に至ったというものです。

映画会の司会を務めたので「海難1890」を観たことのある人に挙手してもらいました。観たことのある人は3人だったので、今回、上映会を開催して良かったと思います。

一つは観ていない人に鑑賞機会を与えられたこと。もう一つは平成27年12月から平成28年3月までロングランの上映でしたが、残念なことに上映終了後は、この映画の話題を聞かなくなっていたからです。継続して日本とトルコの友好関係を訴え続けることが大事なので、その活動の一環となったからです。この映画を観た人は、きっと故郷の人々の温かさを感じ、故郷に誇りを持つことだと思います。

故郷に伝わる物語を語り継ぐことはとても大事ですから、語り継ぐ手段として映画があることは素晴らしいことです。「海難1890」は県内の公立学校で鑑賞会を実施していますが、公立学校での上映会と共に、民間でも映画会の機会を持てることは有り難いことです。

上映後、「映画はとても良かったです。涙を流している人が大勢いました」という連絡をいただきました。司会での映画紹介で「初めて観る人もいるようですから、先に言っておきます。最低、二度ぐらいは涙が出る場面があると思いますから、映画を楽しみながら感動して下さい」と言いましたが、その通りだったようです。

今日のように日本とトルコの友好の物語を語れる機会があることは嬉しいことで、和歌山県の大切な物語として受け継ぎ、語り継ぎたいものです。

最後に、司会者として紹介した台詞を残します。

「海難1890を観てから串本町大島にあるトルコ記念館を訪ねて下さい。大島の綺麗な海に驚きますが、眼下に広がる太平洋の波の激しさを見ることができます。そんな激しい海でエルトゥールル号が台風の中遭難し、大島の人々が救助したのは信じられないと思う筈です。映画を観てから現地を訪ねることでこの映画の良さが定着します。是非、串本町に行って下さい」と言いました。

この物語は和歌山県の誇りですから、この先も語り継ぎたいと思います。