玉岡さんの水彩画展開催が間近に迫ってきました。展示会の準備を行っている玉岡さんから「追加の案内はがきができました」と連絡を受け、状況を聞くために伺いました。皆さんへの案内状を発送したことや知人への案内を行っているところでした。
案内をした皆さんからは「行きますよ」、「100点も展示するのですか。凄いですね。会場に行きます」などの反応をもらっています。本人が一番気苦労をしているところだと思いますが、良いストレスなので開会日までの日々を楽しんで欲しいと願っています。
今日も楽しい話を聞かせてくれました。玉岡さんが次の作品を書くために近所の花壇の写真撮影をしていたそうです。花壇のお世話をしている方が出てきたので「水彩画を描くための題材にしたいので写真を撮らせてもらっています」と声を掛けたそうです。そしてその方に「写真撮影したものが、こんな作品に仕上がります」と、これまでの水彩画を見てもらったのです。
そうしたところ「素晴らしい水彩画ですね。展示会には行かせてもらいます」と返事をくれたそうです。その方は音楽演奏者だったようで、同じ芸術の道を歩いている同志として意気投合したようです。一声を掛けたことから仲間の輪が広がりました。
玉岡さんが「水彩画を描いているから知り合えた人がたくさんいます」と話してくれたように、仕事の付き合いとは違う仲間が生まれます。仕事関係を超えた中から、それまでとは違う楽しい仲間の輪ができるのです。趣味の世界で広がる仲間の輪ができていることを嬉しく思います。
そして8月26日の読売新聞に玉岡さんの水彩画展の案内記事が掲載されました。これも過去に良い種を蒔いていたから実ったものです。過去に蒔いた種が忘れた頃に実ることがあります。どんな種であっても蒔いた種は必ず実るのです。出来るだけ良い種を蒔いておくことで、忘れた頃に実が実っていることがあります。素敵な広がりを嬉しく思いますし、僕もこの広がりを心地よく感じています。
そして玉岡さんの水彩画展では、熊本地震への協賛のお手伝いをすることを検討しています。
玉岡さんが「こうして水彩画展を開催できるのは皆さんから支援をしてもらっているお蔭です。支えてくれている皆さんに、もう一つだけ助けてもらいたいことがあります。熊本地震で生活の拠点を失った人や、今も立ち直ろうとしている人を支援することです。そのため僕の水彩画でも支援の役に立つなら役立てたいと思いました。水彩画展を観に来てくれた皆さんが少しでも僕の絵を気に入ってくれたなら、はがきの大きさに印刷した今回の作品を購入してもらいたいと思います。皆さんが購入してくれた作品の代金を熊本地震の協賛金として寄付したいと考えています」ということです。
自分の作品展ができるのは、人様のお蔭、社会のお蔭だと感謝しているから、この考えと行動につながっていると思います。今週、熊本地震の現場を訪ね支援したいと思っていることもあり、玉岡さんの活動も応援したいと考えています。
バナナエフエムの番組「エンジョイミュージック」の公開放送がありました。ダイワロイネットホテル和歌山の2階サテライトスタジオで実施されたもので、今日のゲストはシンガーのMiyaさんを始めとする「ミカーサ」の皆さんでした。スタジオは満員で、トークと歌が冴えわたりとても楽しい番組になりました。
番組進行のいもやんが言っていたように、Miyaさんの歌は「Miya流の歌い方」があり、カバー曲をオリジナル曲に変えてしまう力を持っています。特に最近は更に表現力が豊かになり、もう「大御所」の雰囲気を感じさせるほどです。それはステージ上で余裕が出てきているからだと思います。余裕があると失敗を笑いに変えることが出来ますし、失敗を次の話のネタにすることができます。余裕のあるステージは名監督の撮影した映画のように安心したストーリー展開がありますし、飽きさせることなくラストまで引き込んでくれます。
番組の前半はトークとシング、後半はミニライブへと展開していき、ラストは人生という壮大なドラマに誘ってくれました。「歌を歌っていたから出会えた縁があります。歌っていなければ出会えていない人もいたと思います」とステージで話していたように、人は生き方によって出会う人が違ってきます。
良い生き方をしていれば良い人に出会えますし、歌を歌っていれば歌の好きな人に出会います。そう思うと、好きなことを実行することが、好きな人と出会うことになることに気付きます。嫌いなことを実践していると嫌いなタイプの人と出会うことになりますから、やはり好きなことを実践することです。
今日も新しいステージか生まれ、音楽と人に出会いました。同じステージは二度とありませんから、今日だけのステージを楽しむことができたと思うと得した気分になります。
得をした気分を感じたということは、その時間は幸せを感じていたということです。スタジオの中は音楽を詰め込んだ缶詰のような感覚があり、缶詰から次々に楽しい音楽が飛び出して行ったという感じがありました。おもちゃの缶詰ではなくて音楽の缶詰といったところです。
会場にいた私達へのプレゼントはおもちゃではなくて幸せな時間でした。こんな時間を過ごせることに感謝していますし、音楽の缶詰が弾けるような時間を楽しみました。
公開放送から帰ると、もう虫の鳴き声が聞こえてきました。夏を押しやるようにして秋が近づいてきました。こんな暑い夏は早く過ぎて欲しいと思っていましたが、少しだけですが涼しさを感じるようになると、足早に過ぎないで欲しいと思います。夏の余韻と秋の気配を味わっています。
これもミニライブのお蔭かな、と思っています。