興味深い話を聞きました。ずっと以前、自動車メーカーの人が「このまま燃料費が上昇すると省エネルギー仕様の車や軽自動車、またはリッターカーに乗ることになり、よく似たタイプの車が売れることになるので自動車の個性がなくなります」と言ったそうです。
ガソリン価格が上昇し、国がエコカーの推奨をしようとする時期の話です。
それに対して国の関係者は「現代社会において自動車は走る道具ではなくて、自己表現をする手段になっています。没個性的な自動車は売れませんよ」と答えたそうです。
それから十数年が経過しています。自動車はエコカーが主流となり、同じようなタイプの自動車が街中を走っている時代になっています。
燃料価格の上昇は、消費者が少しでも安くて省エネ効果の高い自動車を選択するという結果を導きました。燃費が悪くても自分が欲しいと思う車を購入するという空気ではなくなっています。
人は「自分らしさを求める」、「個性を大切にしたい」といいますが、購入しようとするものに対しては価格との相談となります。自分らしさよりも価格を重視するという結果が出ています。自動車メーカーの予想が的中したのです。
購入しようと思っているものは、価格設定によって購入対象が変わってしまうのです。この事例から、物品の購入に際しては個性よりも価格を重視することが分かります。
国全体としては税金をどうするのかによって消費性向が変わっていきますから、「政治とは税制をどう扱うか」が要諦となります。
和歌山電力所の支部定期大会に参加いたしました。一年の活動を総括し新年度の活動方針を確認する大切な大会にお招きをいただき挨拶の機会を頂戴しました。三期目の県議会の活動状況や和歌山県の課題などを伝え、皆さんの意見を伺いながらより良い郷土を作り上げていくことを挨拶の中で触れました。
厳しい時代でも現状を打破していくのは、私達自身であり組織でありチームです。目的意識を持って活動すれば、未来は切り拓かれていくと思います。
来月開催を予定しているこばと学園の夏祭りに関して打ち合わせを行いました。毎年9月に開催している夏まつりのお手伝いをしているので、今年も継続して実施します。雑貨販売とお菓子釣り、かき氷などを出展する予定です。
先生方も運営の企画と準備をしているところなので、一緒に作り上げていくことを楽しみにしています。
こばと学園の先生方はとても熱心で、入所している子ども達に優しく、時には厳しく指導しています。野球や水泳の大会で好成績を収めているのも先生方の熱意の賜物だと感じています。先生の中には甲子園球児や武道で全国大会に入賞した人、剣道の元選手もいて、子ども達の模範になっています。
夏祭りの運営の打ち合わせを終えた後、県議会で取り上げた郷土の偉人や歴史の話をさせてもらいました。陸奥宗光の功績や太田城のあった時代の紀州について説明を行いました。故郷の歴史を知った先生が「ロマンを感じますね」と話してくれましたが、歴史は私達の想像力を膨らましてくれます。故郷の歴史をもっと知って伝える必要性を感じました。これからも応援を続けていきたいと考えています。
- 落合先生とお会いしました。新しい著書を発刊されたことを伺ったので早速、購入しました。今回の舞台は明治時代なので近代を学ぶ教科書となりそうです。落合先生の著書は難解ですが日本の勉強になりますから、先生と勉強する機会があることは幸運なことです。
- 最近の再生可能エネルギーの状況について伺いました。全国的にバイオマス発電の計画が多く燃料の確保が成否を決める鍵になっています。雇用や経済効果もあるので地方都市にとっては企業進出の機会になりそうです。
- 友人達と食事会を行いました。夏の暑さで食欲が低下していることを考えの食事を楽しみました。夏のひと時を楽しみながらの良い思い出になりました。