活動報告・レポート
2016年8月17日(水)
リオオリンピック
リオオリンピック

事務所を訪れてくれた方が「リオオリンピックで活躍している日本人選手を見て感じていることがあります」と切り出してくれました。

続けて、「皆さんとも『感謝』という言葉を使っていることです。勝てたのはコーチや両親、応援してくれている方のお蔭だとインタビューで答えています。自分一人の力ではなくて、支えてくれている人がいたからメダルが取れたと思っているからだと思います。感謝の気持ちを持っている若い選手に共感しています」と話してくれました。

若い選手が「感謝」の言葉を使ってくれることは気持ちの良いことです。「自分が」ではなくて、自分の一人の力で及ばないことを周囲の人の力を借りて戦えていることを感じていると思います。世界レベルの戦いになると、どれだけ優れた能力を持つ人でも、勝ち抜くことはできないと思います。コーチや家族、友人、応援団、そして食事やホテルの手配をしてくれる関係者など全ての方々の総合力が勝敗を決することになると思います。

ですから周囲の人から「この選手に勝ってもらいたい」と思われるような選手が勝てる選手だと思います。勝てる選手の素養とは「周囲の人から好かれること」に尽きると思います。世界トップレベルの選手の実力は紙一重です。勝つために必要な残りの力は周囲の支えであり、選手がそのことに感謝できる気持ちを持っていることだと思います。

感謝の気持ちを持っている選手は、2020年の東京オリンピックでも、引退後の生活でも勝ち続けられると思います。

もう一つ感動した話を教えてくれました。体操競技で内村航平選手が金メダルを取った時のインタビューのことです。

インタビュアーは内村選手に対して「あなたは審判に好かれているから良い得点が取れると感じていますか」と質問しました。その時、この内村選手へのインタビューに対して銀メダリストのオレグ・ベルニャエフが答えました。「審判も個人のフィーリングは持っているだろうが、スコアに対してはフェアで神聖なものです。内村選手はキャリアの中でいつも高い得点をとっている。それは無駄な質問だ」と怒りながらコメントを返したそうです。

これこそスポーツマンシップに基づいたコメントであり、人格者の言葉です。この銀メダリストは、東京オリンピックでもメダルを得ると思います。

リオオリンピックは人間ドラマを伝えてくれています。

プレジャーボート

プレジャーボートの停泊に関する協議を行いました。和歌山県では大災害発生時への安全への備えとして、プレジャーボートの不法係留対策に乗り出しています。そのため県では停泊場所の整備を行っていますが、まだ数量が不足しているので全て停泊することができません。

和歌山県はヨットのナショナルトレーニングセンターがあるように、わが国で有数のマリンレジャーが楽しめる海を有しています。この海を活かさなければもったいないと思います。プレジャーボートの停泊場所の更なる整備などを含めて話し合いました。

訪問したNさんは大変歓迎してくれて、オリーブの木の植樹や海での釣りの話などをしてくれました。知らない世界を知ることは勉強になります。

話し込んだため急いで次の訪問場所に行こうと出発したところ、「持ってきていた議会報告を忘れているよ。場所を指定してくれたら持って行きます」とLINEが届きました。LINEに気付いて慌ててNさんの自宅に戻り、議会報告書を受け取りました。

Nさんは笑顔で待ってくれていて、冷たいお茶や健康ドリンクを用意してくれていました。この気配りに感謝しています。

その他
  • こばと学園夏祭りの打ち合わせ事項の話し合いをしたこと。今週、学園を訪問し詳細を打ち合わせします。
  • 和歌山市を盛り上げるための秋のライブについて協議を行いました。主催は「チーム片桐」にすることにしました。熱い秋にしいと考えています。
  • 玉岡さんの水彩画展の案内を順次行っています。より多くの人に鑑賞してもらいたいと思っています。