活動報告・レポート
2016年8月7日(日)
音楽とコラボした議会報告会
音楽とコラボした議会報告会
音楽とコラボした議会報告会

とても楽しい企画が実現しました。「音楽の演奏会と議会報告会をコラボさせると楽しいかも」という話が発展し、コラボ演奏会&議会報告会を計画し、今日、実現することになりました。演奏会を担当してくれたのはMiyaさんと仲間で構成するグループ「ミカーサ」で、議会報告会は僕が担当しました。

午後1時30分から始めたこの会が終了したのは午後4時頃になっていました。2時間30分の会となりましたが、参加してくれた皆さんは最後まで聞いてくれました。終了後に皆さんの意見を聞かせてもらうと、とても満足度の高い会合になったと感じています。

さてオープニングは「糸」で絆の大切さを歌い上げてくれました。今日集まった私達がこの先もご縁を結べるようにという願いを込めてMiyaさんが謳ってくれました。

その後は議会報告会に移りました。説明したテーマを順に並べると次の通りになります。

  • 「海難1890」を契機とした故郷教育と故郷に誇りを持つ活動を続けていること。
  • 高速道路や幹線道路の整備の状況と今後の計画について。
  • 和歌山県長期総合計画の策定について。
  • 白浜空港の国際線化とLCC誘致について。
  • ペットとの共生社会の実現について。
  • バイオマス発電やメタンハイドレードの産業化について。
  • シリコンバレーとの関係構築による和歌山県がテクノロジ―ビジネスの中心地を目指すことについて。
  • 健康寿命日本一を目指す取り組みについて。
  • 外国語教育の先進地を目指すことについて。

以上の項目について説明を行い、質疑応答の時間をいただきました。

主な質問は次の通りです。

和歌山県立医科大学薬学部の現状について。設置する効果は、また何が原因で進展していないのか。また和歌山城の前の和歌山市の用地を活用するなら、観光物産展のような横丁を設置した方が観光振興につながるのではないか。

和歌山市民会館を伏虎中学校跡地に移設し市民音楽堂を建設することに関しての疑問点について。規模が中途半端なこと。音楽専用のホールとなることから舞台公演ができないこと。

→収容人員が800人程度と聞いていますが、プロに聞いてみると、プロの音楽家で動員力のあるアーティストの公演は収容人員が少ないので難しいと話してくれていますし、演劇は舞台の構成上できないと思います。音楽に特化したホールになるようだと聞いていますが、完成した後の活用方法を考えて建設する必要がありそうです。

貴志川線とJRを接続し相互乗り入れを図ることについての現状について。

→貴志川線とJRそして南海電鉄本線と加太線を結ぶことで鉄道利用者の利便性が飛躍的に向上します。和歌山県、和歌山市、JR、南海電鉄、そして和歌山電鐵で協議会を設立し、接続に向けた話し合いの場を持っています。しかし現在、まだ具体的な動きがなく、軌道と車体の幅が異なる点の解消の必要性などの課題を洗い出している状況です。将来的には接続したいと考えていますので、支援をお願いいたします。

ふるさと納税のあり方について。和歌山市はふるさと納税額が少ないと思いますが、もっとアイデアが必要だという提言。

→泉佐野市ではピーチ航空と連携を図り、ふるさと納税をしてくれた人に対して、ピーチポイントを付与する制度設計をしています。ピーチポイントを貯めるとそのポイントを使ってピーチに乗れるのでふるさと納税額が飛躍的に増えています。また犬鳴山での修行体験などの体験も用意しているなど、品物ではなくてポイントや体験などを提供するしくみが人気になっています。和歌山市でも考えられることなのでその視点で考えてみます。

和歌山南スマートインターチェンジの進捗状況について。

→平成30年度の供用開始に向けた工事を行っています。接続する県道の建設と合わせて建設工事を進めているところです。南インターチェンジが完成すると東部地域の交通の利便性向上と地域活性化につながります。また和歌山インタへチェンジ付近の渋滞緩和にもつながるので期待して下さい。

65歳以上の人に生きがいを感じられる取り組みが必要だと思うけれど、実行している施策や今後の対策はありますか。

→和歌山市の人口は37万人弱ですが、65歳以上の人口は10万人を少し超えています。和歌山市は高齢社会に突入していますが、具体的な人口を数字で伝えると思っている以上に65歳以上の人が多いことが分かります。この層の皆さんに社会参画してもらうこと、働いてもらうことで生きがいを関してもらうことは、とても重要なことです。社会参画や働ける環境作りを検討していきます。民間ではセブンイレブンさんが高齢者雇用に力を注いでくれていますから、連携を図ることも対策になると考えています。

以上のような質問がありました。文字にすると質疑応答の迫力や楽しさを伝えることができませんが、和やかに、そして有意義な報告と質疑応答になったと思っています。

音楽とコラボした議会報告会

質疑応答の後、再びMiyaさんと「ミカーサ」の皆さんが登場してくれて演奏を聞かせてくれました。後半は「アレアレアレ」、「千の風になって」、「おお我が人生」の三曲を歌い上げてくれました。笑顔と懐かしさ、そして人生の優しさ難しさを感じた選曲となりました。

参加者の皆さんからの感想です。

  • Miyaさんの音楽はプロ以上です。プロでもこんな感動を与えてくれません。歌を聴いて涙がでてくるなんて凄いことです。
  • 報告会と質疑応答を聞いて良く勉強していると思いました。質問に的確に答えてくれるので納得できました。
  • 難しい課題を分かり易い言葉で分かるように説明してくれました。説明に納得できますしこれからの和歌山県に期待を持つことができました。難しいことを簡単に伝えてくれたことに感謝しています。
  • 爽やかに楽しく、飽きないように話してくれるので、とても楽しい時間となりました。音楽とのコラボはとても良かったです。
音楽とコラボした議会報告会

皆さんから嬉しい感想を聞かせてもらいました。今回は音楽とのコラボという議会報告会としては珍しい取り組みを行いました。皆さんからの反応が良く、やってみて「楽しい」と感じることができました。

ミニコンサートと議会報告会を組み合わせた最大の効果は「楽しい」ということです。

そしてMiyaさん。本当にありがとうございました。いつもながらの熱唱とユーモアたっぷりの話、ラストに訪れる感動の波。夏の暑さを忘れさせてくれるものでした。楽しい報告会を創ってくれた皆さんに感謝しています。

夏祭り

宮地区内の自治会主催の夏祭りに参加しました。暑い夏を熱くしてくれる夏祭りは、地元自治会の皆さんが作り上げてくれていました。おもてなしをいただいたことに感謝しています。ありがとうございました。