活動報告・レポート
2016年7月19日(火)
仕事の信用
清掃作業

暑い日でしたが今朝から清掃活動を行いました。雑草が勢いよく生え始めていたのでみんなで刈り取りました。暑さ厳しい中でしたが、気持ちの良い汗をかきながら作業をすることができました。今日も元気に一日が始まりました。

議会報告書

最近、和歌山市に進出し新たに事務所を構えてくれたKさんに議会報告書を渡しました。早速、報告書を読んでくれて「今まで議員からこんな報告書をもらったことはありません。初めて受け取りましたが、活動しているから報告書を出せると思います」と話してくれました。これからの活動に励みになる意見を聞かせてもらいました。

これを機会に、和歌山県の議会情報を掲載した報告書などを届けたいと思います。

仕事の信用

和歌山市内の経営者と懇談の時間をいただきました。毎日、あちらこちらを飛び回っている社長との懇談時間は約30分でした。今日も懇談の後、「これから1時間ほど向こうの町に出掛けます」と言って飛び出しました。短い懇談の中で、次のような話を聞かせてくれました。

「若い経営者から『現場に必要な機器を購入したいので仕入れ先を紹介して欲しい』と依頼があったので私の取引先の会社を紹介しました。紹介した先の社長は、早速、納品してくれました。私を信用して納品してくれたのです。ところが数か月後、その社長から連絡が入りました。

『あなたの紹介してきた若い人に商品を納めたけれど支払いをしてこないよ。何度も請求書を送っているけれど反応はないし電話をしてもつながらない。あの若者は信用できないからもうつきあいはしないよ』と連絡がありました。

私は驚いてその若い経営者に電話をしたのですが何度かけても電話に出ませんでした。頼みに来る時は何度でも電話をしてきたのに、用件が済むとこちらからの電話に出ないのです。こんな経営者がいることに驚きますし、信用はできないと人だと思いました」と話してくれたのです。

仕事の取引で、代金の支払いをしないのは最も早く信用を無くす方法です。資金繰りができないのであれば、せめて「何時までに支払いする」と催促の電話が来る前に電話を入れるべきです。約束の期日までに支払いをしない、そして電話にも出ない姿勢では信用がゼロになります。

社長は「こんな人が最近多くなりました。仕事をする相手の信用を見抜く力が必要になっています」と話してくれました。

このように、人に迷惑を掛けて平気な顔をしている人がいるのも事実です。こんな人は支払わないで年月が経つと「逃げ切れた」と思うようですが、とても大切な信用を無くしていますから、次の仕事は回って来なくなります。何故なら、このような被害が多くなっていることから、初めての取引をする時は相手のことを調査する傾向にあるからです。一度でもお金の支払いをしないで逃げて信用を無くした人のことは、人の評判で分かりますから、分っていて一緒に仕事をしようと思う人はいません。

社長は「あの人を紹介した私の信用も失わせていることを分かっていないようだ」と悔しそうな顔で話してくれました。

紹介を受けた人は、紹介してくれた人の信用を借りていることを知る必要があります。紹介者の信用を失わせるようなことは絶対にしてはいけないことです。今回のように人の信用を借りているのに信用を裏切って平気な人がいますが、この評価はこの先もずっとついて回ることを覚悟する必要があります。

仕事の信用は、代金の支払いをするという当たり前の約束事を守ることが第一歩です。

その他
  • 防災エフエムの機能の重要性について話し合いました。県外ではコミュニティエフエムの力を借りて防災対策を策定している地方自治体が増えていると聞いています。和歌山県でも地域に密着しているコミュニティエフエムとの日常からの連携が必要だと思います。防災対策と日常の連携について話し合いました。
  • 高校生の起業支援についてシリコンバレーとの連携に関する打ち合わせを行いました。高校同志、または和歌山県としてシリコンバレーとの連携を図ることで、将来的な大学誘致や高校生の交流などが図れると考えています。10年先に成果を見せるために今から取り組みたい施策です。