活動報告・レポート
2016年7月3日(日)
期日前投票
期日前投票
期日前投票

和歌山商工会議所に参議院選挙の期日前投票に行ってきました。今回期日前投票に行ったのは理由があります。今週末、長男と長女が和歌山市に戻ってきたので、この機会に選挙を体験してもらうためです。特に長女は18歳のため初めて投票権を得たので、最初の機会を大切にして欲しいと思ったからです。投票所入場券は自宅に届いていたので、自宅に戻って来てもらい一緒に期日前投票を行いました。18歳から投票権を得る最初の選挙ですから、棄権することなく投票を済ませました。

投票所に行くまではゆったりとしていましたが、投票所に入ると独特の雰囲気があり、開場を出た時に感想を聞いたところ「緊張した」ということでした。「選挙に投票することは重いことで、軽々しく名前を書くことはできない」と話してくれました。投票の緊張感を体験できたことと名前を書くことの重みを感じてくれたことで、選挙に行くことが国民にとって大事なことだと勉強になったと思います。

国民の代表を投票で選ぶことができる権利を有していることと、その責任を負っていることを実感できたことと思います。18歳の年齢で主権者意識を持つ機会を得られることは、投票した感想を聞くことで「18歳からの選挙権」は大事なことだと思いました。

子ども達はこのような大切な体験を通じて学び成長していきます。大人はこのような機会を勉強の場とするために経験させ、選挙について話し合うことや投票した感想を聞くなどして、学びの機会にすることが大切です。大人が選挙に関心がなかったり、投票を棄権してしまうと、子ども達は「選挙は大事なことではない。選挙に行かなくても良いみたいだ」と思ってしまいます。身近な大人が人生の教師ですから、行動と話すことで手本を示す必要があります。主権者教育は子どもにとって身近な大人が行動を示すことができます。

期日前投票の機会に家族で投票に行き、学びを得た一日となりました。投票行為の重さ、国民の代表を選ぶことの大切さを再認識することができました。僕にとっても20歳代の頃に感じたような、とても新鮮な投票となりました。

今回の参議院選挙は、18歳と19歳の子ども達が大人から学びの機会を得る大切な選挙です。保護者や大人の行動や言葉によって、未成年が政治に参画していくのか、無関心でいるのかを決めてしまうことにもなります。大人が選挙に関心を持っていないと、子どもは選挙に無関心になります。大人が選挙を棄権すると子どもも棄権することになります。大人が主権者としての自覚を持つことで、この国の将来は姿を変えていくことができます。

平成28年7月10日投票日まで期日前投票ができますし、10日は投票日です。保護者や大人は投票権を得た子ども達に対して、自ら投票に行くことと政治について話し合うことで学びの機会を与えて欲しいと思います。

京奈和自動車道
京奈和自動車道

阪和自動車道を走る度に、京奈和自動車道の工事が進捗していることが分かります。工事の様子を観ると平成28年度中の完成が近づいていることを感じることができます。岩出市から和歌山市に向かって工事が進められていますが、紀の川サービスエリア付近では、もう新しい道路が出現している姿を見ることができます。

京奈和自動車道と阪和自動車道は和歌山ジャンクションで接続されることになりますが、このジャンクション付近では大規模な工事を実施中です。道路やまちが動いていることを実感できる空間なので、この場所を走ることは最近の楽しみです。

京奈和自動車道

平成28年度中に京奈和自動車道は和歌山ジャンクションまで開通することから、和歌山県内の区間の工事は全て完成することになります。和歌山市から橋本市までは勿論のこと、奈良県五條市まで至る自動車道が開通することで紀の川筋の利便性は格段に良くなります。

道路が開通することで物流拠点ができることや観光振興に寄与することになりますし、ビジネスや日常生活でも恩恵があります。和歌山県議会建設委員の一人として嬉しく思っています。