ライオンズクラブ国際大会が福岡県で開催されています。国際大会出席のために本日、福岡県入りしました。昨年の国際大会はハワイでしたが、今年は日本が開催国となり、福岡県で開催されることになりました。昨年は初めて国際大会に参加したのですが、その世界大会特有の規模、参加者数の多さ、熱気などライオンズクラブの凄さを感じたことを思い出します。
あれからもう一年が経過していることに驚きますが、ハワイで国際大会を経験したことが、335B地区9リジョン1ゾーンチェアパーソンとして活動できた基礎になっていると感じています。国際大会の空気を知ることで得られるものがあったからです。経験は形にならないものなので、国際大会の空気の正体を正しく伝えることはできませんが、世界規模のスケール観とクラブの一員としての誇りを得たことだと思います。国際大会を経験した人だけが持ちえる何を与えてもらったように感じています。
さて福岡県での国際大会を喜ぶべきことですが、残念なことに平成28年4月に発生した熊本地震による影響で外国からの参加者が減っています。しかし地元開催ということで、全国から大勢のメンバーの参加があり、ライオンズクラブの式典で九州を盛り上げられていると思います。
国際大会のスローガンは「動き出そう!人々のために、世界のために」で、大会開催の趣旨は次の通りです。
「今、世界はライオニズムの情熱と献身的な奉仕を切望しています。
全ての国家と民族に自由と正義を保証する平和を実現するために、世界中のライオンは堅く団結し、人々の期待に応えようではありませんか。
創立100周年のシカゴ大会を目前にして、2016年には当地福岡にて『第99回ライオンズクラブ国際大会』が挙行されます。全世界から多くのライオンが一堂に会し、感動的で有意義な誇るべき大会になることでしょう。
ホスト委員会(MD337)をはじめ、福岡県、福岡市、地元の様々な民間企業が一体となって おもてなし(OMOTENASHI)の心で皆様をお迎えできるように、総力を挙げて取り組んでまいります。福岡が皆さんをお待ちしています!」というものです。
また大会委員長からも、福岡国際大会の思いをメッセージで伝えてくれています。
「今回の国際大会では、世界中から多くのメンバーが集まって、共に祝い、親睦を深め、学習することになるでしょう。来日される海外からのメンバーの皆さんには、日本の社会、文化に触れていただいて、世界の中での日本ライオンズの存在を知っていただくチャンスでもあります。
100年前にメルビン・ジョーンズから湧き出たライオニズムの精神は、現在にいたるまで世界中の多くのメンバーを魅了し、その後の多くの献身的な奉仕活動の実践により、非常に深く、且つ広がりを持った大河になりました。 今回日本で開催される国際大会に参加することは、その大河で沐浴をすることなのです。大河の中で、世界のライオンズの現状を直接肌で感じることで、新しい発見が出来ることでしょう。
世界中のライオンが団結して、偉大な協会の未来を形作っていくにあたり、大会参加者にとって有意義なディスカッションや興味深い様々なセミナー、福岡の中心街を行進しながら世界各国の多種多様な文化が堪能できるインターナショナル・パレード、華麗な大会総会、興奮と感動が心に残るインターナショナル・ショー、そして国際会長選出など、プログラムは盛り沢山です。
私達ホスト委員会は、参加された一人一人のメンバーの皆さんが刺激的で楽しい一週間を過ごしていただけるよう総力を挙げて取り組むと共に、多くの市民の皆様にもライオンズクラブを知って頂く絶好の機会と考えております。」
この国際大会が日本で開催されるのは東京、大阪に次いで三都市目となります。次に国際大会が開催されるまでには相当の年月が必要となることから、地元開催の国際大会で学び楽しみたいと思います。
歓迎パーティでは谷村新司さんがゲストで歌ってくれました。九州交響楽団をバックに素晴らしい歌声を披露してくれました。曲目は「チャンピオン」、「秋止符」、「英雄」、「群青」、「昴」、「サライ」などでライブ独特の雰囲気を楽みました。
谷村新司さんは年齢を重ね、静かでも存在感のある人だと思いました。目立たないようにして、この存在感。「良い年齢の重ね方をしている人だなあ」と思いました。このコンサートを鑑賞できたことだけで来た甲斐がありました。賑やかな夏から成長し実りの秋の季節を感じるような、素敵な年齢の重ね方を学んだように思います。