活動報告・レポート
2016年6月16日(木)
建設委員会
建設委員会

県議会では、建設委員会が開催されました。今回の僕の質問は次のとおりです。

  1. この議会に提案されている白浜空港に関する補正予算として2,000万円があります。これは「南紀白浜空港民間事業等活用推進調査」によるものです。南紀白浜空港の活性化を図るための国際ターミナル設備とコンセッション方式による空港運営のあり方を検討するものだと思いますが、事業内容をお示し下さい。
  2. 仮称、和歌山南スマートインターチェンジは本年度から本格的に工事着工される予定で地元の期待が高まっていますが、今後のスケジュールや現状についてお聞かせください。
  3. 和歌山市ではコンパクトシティ化を目指して立地適正化計画を策定していると思います。この立地適正化計画では都市機能誘導区域の設定と居住誘導区域の設置が必要となりますが、今後のスケジュールついてお聞かせください。
  4. 和歌山市のコンパクトシティ化の事業計画を見ると、中心部をダイナミックに動かそうとしていますが、その事業のための予算の確保は可能なのでしょうか。和歌山県として予算化が図れるように導いて欲しいと思います。
  5. 平成28年度中に京奈和自動車道が和歌山ジャンクションで阪和自動車道と接続し、奈良県内でも開通予定の区間があるため、和歌山県内から西名阪自動車道まで結ぶことで和歌山県が高速道路で中部圏までつながることになり利便性が高まります。
    そこで次の道路延伸への期待があります。京奈和自動車道・第二阪和国道間の延伸に関わる直轄道路調査が決定したと聞いています。地元からの期待が大きいのですが、事業化に向けた見込みはどうなっていますか。また事業化までのスケジュールはどう進んでいく予定ですか。
    この区間を走る県道は道路拡幅に伴い多くの車が流入し混雑しています。和歌山市中心部へスムーズに侵入するために渋滞緩和が必要です。今回質問した道路の延伸は、和歌山市として必要な道路ですから早期事業化を目指して欲しいことを要望します。

以上の質問を行いました。

また補正予算案などの建設委員会に付託された議案の採決を行い、全ての議案が承認されました。僕も全ての議案に賛成しています。

高速道路や主要道路の建設と延伸は、これまで他の地域と比較して高速道路網の整備が遅れ、また半島に位置する和歌山県にとって必要な公共事業です。道路建設は財政事情により工事計画やスケジュールが大きく左右されることになります。

現状から2020年までの政府のプライマリーバランスを考えると、公共工事の予算削減が求められることも予想できます。消費税増税の先送りが決定しましたか、消費税増税を延期しても福祉政策に関わる予算は必要であり削減することは考えにくいものがあります。そのためプライマリーバランスを保つためには、どうしても他の部分で予算削減を図る必要が生じます。公共事業不要論も出てくることが予想できますが、和歌山県を始めとする地方都市では域内経済を維持するために公共事業は欠かせない役割を担っています。何よりも県民の皆さんが待望している県内一周高速道路建設や主要道路の開通に関しては早期実現を目指したいと考えています。

和歌山県として公共事業に必要な予算の確保と事業化が図れている道路の早期実現、そして事業化を目指している主要道路の早期事業化のために建設委員会の役割は以前にも増して重要だと認識しています。

これらの重要課題を建設委員会として認識し、活動を強化していくことも話し合いました。県土発展のために必要な公共事業を推進していくことを目指す県政委員会活動をして参ります。

わかやまスポーツ伝承館
わかやまスポーツ伝承館

和歌山市フォルテワジマにある「わかやまスポーツ伝承館」にイチロー選手のサイン入りユニフォームやバットが展示されました。これは今日、イチロー選手が日米通算4,257安打を達成したことを受けて、伝承館として緊急に展示したものです。恐らく日本一早い大記録達成のお祝いの対応だと思います。

イチロー選手がアメリカのオールスター戦で着用したユニフォームやルーキーイヤーの年にMVPを獲得した記念のユニフォームなど、サイン入りのものが緊急展示されました。

入り口には「日米通算4257本」の表示があり、「米大リーグ通算3000本安打まで、あと21本」のカウントダウンの表示もありました。「わかやまスポーツ伝承館」がイチロー選手を応援していることを嬉しく思いました。民間のスポーツ展示館としては日本一、イチロー選手の記録達成を応援していると思います。

わかやまスポーツ伝承館 わかやまスポーツ伝承館
わかやまスポーツ伝承館

伝承館を訪ねたところ、元衆議院議員の西博義先生とお会いしました。西先生とイチロー選手の記録を共に喜び合いました。日本人野手としてメジャーで認められる存在になっているイチロー選手ですが、ここに新しい大記録達成を成し遂げ、より高い頂に辿り着いたことを嬉しく思います。

わかやまスポーツ伝承館

メジャーリーガーにも認められているイチロー選手にとって、もはや記録は関係ありませんが、それでもこの大記録達成は日本人として誇らしいものです。

42歳になったイチロー選手ですが、これからも私達に勇気と感動を与え続けてくれると思います。様々な記録がどこまで高いところまで伸びていくのか。イチロー選手の現役時代のプレイを見ることができている世代は幸せです。

お別れ

お世話になった坂本壮治さんにお別れを伝えました。昨日、長い闘病生活の末、お亡くなりになった坂本さんの通夜に参列させていただきました。悲しい旅立ちですが、笑顔の坂本さんの写真に接し「今日、お別れができて良かった」と思いました。今は言葉はありませんが、坂本さんの記憶は心の中で生き続けると思います。

坂本さんに、僕が6月13日の月曜日に県議会一般質問に立った時の姿と声を届けることができていれば嬉しいのですが。

そして坂本さんが僕の登壇日にテレビ和歌山を観るために、「6月13日。片桐先生」とメモを書いてくれたことを忘れることはありません。どうか安らかにお眠り下さい。