活動報告・レポート
2016年6月7日(火)
一般質問打ち合わせ
一般質問打ち合わせ

平成28年6月県議会定例会の一般質問の打ち合わせを行いました。一般質問の予定項目は、「1.故郷の偉人を知ることなどを目的とした修学について」「2.太田城について」「3.熊本地震から学ぶ防災対策について」の三項目としています。それぞれ項目に関して当局と質問の主旨の説明と意見交換を行いました。一般質問の通告は今週9日、木曜日で、一般質問日は来週13日の月曜日、午後1時40分前後からとなっています。皆さんの応援をお願いいたします。

教育論議

教育関係者を訪ねて意見交換を行いました。「何年も教育の仕事をしていますが、学ぶことの連続です」と話してくれました。教育現場は常に動いていますし、教師と生徒だけではなくスタッフや裏方など周囲の人に支えられて成果を上げることができるものです。例え優秀な教師がいたとしても、一人で生徒の成績を上げ、経営の安定を図ることは出来ません。教育に関わるチーム全員の力を結集して成果を上げることができるのです。

1人の力もチームの力。それが結果を出すために必要なことだそうです。どの世界でも結果を出すためには同じことが言えそうです。

そして専門学校や訓練学校では、学んだ生徒が社会に出る時に、受け入れてくれる会社とも連携を図ることが大切です。会社側としては「この学校で学んだ生徒は採用して大丈夫」と思える教育機関と連携することは人材確保の観点から大事なことですし、教育機関としては「採用してくれる良い会社があるから安心して教育できる」と思えることは大事なことです。

社会に送り出す側も、生徒を受け入れる側も、必要な人材について日頃から意見交換しておくことで、安心して採用できることになります。教育は成績も大事ですが、社会が求める総合的な能力を身に付けることも大事なことです。

観光ガイド

和歌山市の観光ガイドコースについて意見交換を行いました。和歌山市の観光地で語り部による案内で人気のコースは次の通りです。1位は和歌山城を巡るコース。二位は友ヶ島探索コースだそうです。

語り部が案内してくれるコースは他にも、「吉宗の足跡を巡るコース」「万葉の和歌浦コース」「太田城水攻めコース」「たまちゃんの貴志川線沿線コース」などがあります。語り部に案内してもらうと歴史が良く分かり、より和歌山市の観光が楽しくなります。

ただ、観光客が来てくれてから対応するのではなくて、事前に語り部が案内できる観光ガイドコースの情報を発信しておく必要があります。事前の観光情報発信が和歌山市の観光の課題の一つだと認識しています。

歴史を巡る観光は知らないことを知ること、語り部と現地を訪ねるという楽しいものなので、和歌山市の観光情報の発信を強化したいと考えています。今回の一般質問では、太田城跡を巡る観光について取り上げたいと考えています。

お見舞い

闘病中のSさんを訪ねました。奥さんの話では「調子の良い時と良くない時が繰り返しているような感じです」ということでしたが、今日は話もしてくれて調子の良い日だったと思います。「片桐さんが来てくれたから主人は喜んでいると思います」と話してくれました。Sさんはベッドの上で「片桐さんが来てくれて元気をもらえるよ」と話してくれたのですが、「逆ですよ、Sさんの頑張る姿から元気をもらっています」と伝えました。

命を賭けた厳しい闘いをしているSさんの姿を見て、「やれることをやらなければ」と思います。Sさんは「片桐さんが時代を創ってくれないと和歌山県は良くならない。時代を頼みますよ」と語り掛けてくれました。話すことさえ辛い状態だと思いますが、何かを伝えようとよくお喋りしてくれました。

そして「みんなと知り合えて本当に良かったと思っています。毎日のようにみんながお見舞いに来てくれている。僕は本当に幸せです」と話してくれました。

帰りがけに、奥さんから「片桐さんが来てくれて主人はとても喜んでいます。こんなところまで来ていただいて、そしてお忙しい中、ありがとうございます」と丁寧に挨拶をしてくれました。

優しい笑顔のSさん、もっともっと長生きして下さい。みんなが応援しています。