和歌山ゴールドライオンズクラブ模擬例会に参加しました。模擬例会とは、7月から始まる新年度の新役員によって例会を運営することです。次期会長と次期幹事が例会をリードすることになりました。会長と幹事は議長席に座ることから、座る位置がこれまでと違います。座る位置が違うと視点が変わりますから、何となく空気の違いを感じます。毎年繰り返す光景ですが少し新鮮な感じがしました。新鮮さがマンネリを防止することになりますから、気分も新たに新しい年度がスタートすることになります。
また新会員が一人入会してくれることになりましたが、一人の会員が健康上の理由で退会することになりました。5年間、一緒に社会奉仕活動を続けてきただけに寂しさを感じています。ただ退会した後も「協力できることは一緒にさせてもらいたい」という退会に際しての挨拶があり、これからも変わらずにお付き合いをさせてもらうことになります。これまでの活動に感謝しています。ありがとうございました。
例会では新年度の理事会の体制の発表と、対外的な活動に参加した会員からの報告がありました。また会を盛り上げるために、探した言葉からその人が欲しているものが分かるという言葉さがしのゲームも行いました。見つけた言葉から何を欲しているかが分かり、笑顔が溢れました。新役員での模擬例会は明るい雰囲気でスタートすることができました。
会社や職場によって空気が違います。誰でも感じると思いますが、会社を訪問した時感じる空気というものがあります。「明るくて良い会社だ」と思うこともありますし、「社員教育が行き届いている」と感じる会社もあります。逆に「この会社は大丈夫かな」と思う会社や、「暗くてあまり好きな雰囲気ではない」と感じる会社もあります。会社の印象によってその後の仕事の展開は違っていきますから、訪れた時の印象はとても大切です。
そんな大事な会社や職場の印象は働く人によって形成されています。明るく元気な人がいる職場は、やはり明るくて元気な印象を与えますし、挨拶の声が大きくて礼儀正しい人が働いている会社は、お客さんに対しても大きな声で挨拶ができますし、自席から立ってお客さんを迎えてくれます。その会社にいる人の行動が、会社の印象となって現れることになります。
今日、友人を案内した会社と職場は、明るくて親切な印象を持ってくれました。応対してくれた方々の気持ちが直接、友人に伝わったようです。「こんなに明るくて親切な雰囲気の会社とは思いませんでした。見学させてもらって本当に良かったと思います」と感想を聞かせてくれました。
働く人や応対する人の印象が、会社の印象となることが分かります。良い印象の会社にはもう一度訪れたいと思いますから、近くに立ち寄った際は「ちょっと顔を出してみよう」と思うものです。情報は人が運んでくれますから、人が立ち寄ってくれる会社は色々な人からの情報を入手することができます。インターネットにはない地域の生の声が職員さんや経営者に届くことになります。人が集まる会社、人が行き来する職場は活き活きしているのと同時に、情報が集まり先を見通した経営につなげることができます。
人材こそ会社であり、会社は人材によって築かれていることが分かりました。誰が何時、訪ねてくるか分かりません。どんな状況にも対応するためにも、いつも明るくて元気でいたいと思う次第です。何よりも明るくて元気でいると、毎日の仕事が楽しくなりますから、心構えが今日を支配することを覚えておきたいものです。
フィリピンの恵まれない人達を支援するためにボランティアで訪問した方の話を聞かせてもらいました。貧困層の暮らしは日本では想像できない状況にあり、貧しさが犯罪に結びつき、治安悪化を招いていると話してくれました。日本人のボランティアとして現場に入ることは危険を伴うものだったようですが、現地で活動している日本人と行動を共にしたのでボランティアを遂行することができたようです。
子どもと一緒にボランティアをしたので危険を感じることもあったようですが、帰国後、子どもが「日本が恵まれている国だと分かった。この国で不満を言うことは贅沢だと思いました」と感想を聞かせてくれたようです。子どもと一緒に開発途上国のボランティアに行ったことで得られるものがあったと喜んでいました。新しい経験は人を成長させてくれます。