平成28年6月県議会定例会に関わる議会運営委員会が開催されました。委員会で補正予算案と条例改正案が示されました。会期は6月2日から21日までの20日間と決定したので、来週から議会活動に入ります。
片桐章浩を支援する会主催の議会報告会を行いました。今回が第46回目の議会報告会になります。今回、初めて参加してくれる方もいたので、県議会と県政についてからおさらいし、その後、和歌山県の中長期的課題について説明しました。
今回、説明した課題と取り組みは以下の項目です。
海流発電とメタンハイドレートの開発は将来の資源産業な結びつくものなので、実現するように取り組みたいと考えています。
和歌山県の介護保険料は6,241円で、全国平均の1.13倍、全国で二番目に高い介護保険料となっています。高齢社会なのでそれを支える介護保険料の負担はやむを得ないところがありますが、被保険者の負担を少しでも軽減することが県民サービスだと思います。高齢化が進行することに伴い、介護保険料が際限なく上昇することを抑えるために国の負担割合を、現行の25パーセントから30パーセントに引き上げることを要望しています。
紀伊半島一周高速道路と京奈和自動車道の早期完成による県土整備は必要不可欠なので、将来に向けて整備していくことを説明しました。そのため、すさみ串本道路と、新宮紀宝道路の早期事業着手と、串本と那智勝浦間の事業化を図ることを要望しています。合わせて有田と南紀田辺間の区間の早期4車線化を図ろうとしています。
地元では和歌山南スマートインターチェンジの早期完成を目指していて、それに伴う県道の整備を進めています。
第二国土軸として紀淡海峡大橋の実現と、四国新幹線を整備計画に格上げを目指しています。新国土軸を完成させることで関西大環状道路や大阪湾環状道路の実現は関西発展につながります。これらの要とるのが紀淡海峡ルートなので実現を求めていきます。
和歌山市が目指しているコンパクトシティ計画について説明を行いました。都市機能の誘導と居住区域を定め都市機能を集約することの必要性を伝えました。
大災害対策は安心と安全の基本ですから、津波から逃げ切ることに関して継続した取り組みを行っています。南海トラフ大地震による津波で一人の死者も出さないことを目指した対策を進めています。
以上の項目について説明を行い、その後、皆さんと意見交換を行いました。
初めて参加してくれた方からは「友人に誘ってもらって来ましたが、参加して本当に良かったと思います。これまで議員さんと会ったことはなく、県政について知ることもありませんでした。議員さんのイメージは、選挙前に知人から『○○さんを頼みます』と電話があれば投票に行く程度で、議員の資質や人柄などを考えてもいませんでした。しかし今日の報告会の話を聞いて、議員さんの話を聞くことはとても大事なことだと思いました。もっと堅苦しい雰囲気だと思っていたのですが、話の内容が興味深くて楽しかったので、あっという間に時間が過ぎていました。退屈な講演に行くと寝てしまいますが、今日は楽しかったので来て良かったと思っています。次回からも参加したいと思います」と感想を聞かせてくれました。
説明をしている時に、この方が熱心に聞いてくれていることが分かっていましたが、こんな感想を聞かせてもらったことを嬉しく思います。日常生活の中で議員は馴染みがなく、接点も少ないので、議会報告会に参加してもらえることで親しみを感じてくれたなら幸いです。
「片桐さんに会うのは初めてですが、参加して良かったと思っています。誘ってくれた友人にも感謝しています」と、笑顔で話してくれたことを嬉しく思います。
今回は46回目の議会報告会となりましたが、6月は毎年恒例の竈山神社の清掃活動を実施したいと考えています。神社の境内を綺麗にすることは心を綺麗にするような感覚があります。来月は清掃の仲間と一緒に汗を流したいと思います。