「和歌山市の東部に住んでいるのですが電車が不便なので改善できませんか」という問い合わせがありました。隣の席に座ったことから「議会で取り上げているテーマはどんなことがありますか」という質問に続いて依頼があったものです。
依頼の主旨は、JR和歌山駅で降りて、そこから南海和歌山市駅に行くのがとても不便だと言うことです。接続が良くないため自分が中心市街地に出る時も、大阪からお客さんが来る時も「不便さを感じている」ということです。
「JRと南海電鉄、貴志川線などの鉄道を接続する問題は、以前、議会で取り上げています。その結果、和歌山県と和歌山市、JRと南海電鉄、そして和歌山電鐵で協議会を設立し、お互いが連携を図り接続も含めた利便性向上について協議を行っているところです」と答えました。
一般質問で取り上げて以降の協議状況はどうなっているのかを含めて、現状を確認したいと思います。
和歌山市の加太中学校の3年生が修学旅行で外務省を訪れたことを知りました。和歌山県内の中学校として初めて外務省を訪問し、外務省にある陸奥宗光の像などを見学し、郷土の偉人と接したようです。元外務大臣の陸奥宗光の像は、明治40年に建立されていました。途中、なくなりましたが、昭和41年に再建されて現在に至っています。外務省に外務大臣で銅像があるのは陸奥宗光だけで、この事実は郷土の誇りです。
加太中学校の生徒は、他にも宇宙航空研究開発機構(JAXA)も修学旅行先として訪問しています。生徒たちは郷土の偉人と宇宙にも触れ多くの成果を持ち帰ってくれたと思います。
以前、県議会定例会で「中学校や高校の修学旅行で、外務省とJAXAを修学先として取り上げるべきだ。郷土の偉人を知ること、また宇宙に興味を持つことは将来に役立つ経験になる」ことを一般質問で取り上げています。
時間がかかりましたが、教育委員会からの呼び掛けによって、修学旅行先としてJAXAと外務省を訪れてくれるなどの成果が表れたことを嬉しく思っています。
麻薬・覚せい剤乱用防止センターの認定を受けた講師が小学校や中学校で「薬物乱用防止教室」を開催することに関しての依頼文などを作成しました。ライオンズクラブでは全国の小中学校でこの教室を開催していますが、残念なことに和歌山市内での開催実績はありません。
しかし全国の実績として、これまで教室を開いた学校は3000校を超えています。和歌山市で実施できていない原因は、和歌山市内でのこれらの授業は、和歌山県医務課や和歌山県警察が講師を務めているからです。
何かと和歌山市内の小中学校で実施したいと働き掛けているところで、和歌山県教育委員会が窓口を開いてくれました。こここに医務課と県警本部も理解も得て、開催するための準備を進めているところです。
受講対象は義務教育の生徒なので和歌山市教育委員会との連携が必要となりますが、青少年をどこに潜んでいるか分からない薬物の危険から守るために、是非とも「薬物乱用防止教室」を開催したいと考えています。そのためライオンズクラブも講師を派遣し教室を開催できることを知ってもらうことから始めたいと考えています。
子ども達を薬物乱用から守る地域社会を実現することは、安心で安全な地域づくりに資することです。最初の一歩を踏み出せるように取り組みます。
- 高速道路や和歌山南スマートインターチェンジの進捗に関して問い合わせがあります。早期完成への期待の強さが伺えます。
- 和歌山市の再生可能エネルギーについての考え方についての問い合わせに対応しました。和歌山県としては再生可能エネルギーの導入は推進していますから、可能性のある場所があれば検討を依頼しています。