活動報告・レポート
2016年5月3日(祝・火)
貴志川線
貴志川線

和歌山電鐵貴志川線に新しくうめ星電車が登場しました。いちご電車、おもちゃ電車、たま電車に続く楽しい電車です。今回も電車に乗る時のマナーとルールが学べる「和歌山電鐵へようこそ」というチラシをもらいました。電車の中でのマナー、ホームでのマナー、踏切でのマナーなどがイラストと共に紹介されているので、楽しくて分かりやすいのです。子ども達は、鉄道に親しむこと、マナーとルールを学ぶことから社会で生きることを覚えていきます。

子ども達にも私達の地域を走る貴志川線に乗ってもらえると、将来に亘って存続していくことができます。和歌山県と和歌山市、そして紀の川市では存続に向けた支援を行っていますが、地域で暮らす私達も一緒に応援したいと考えています。

貴志川線の車両は1両あたり35トンで、普通乗用車の30台分もあるのです。そして最高速度は時速65kmなので、急ブレーキをかけても止まるまでに約160mも走行することを知りました。電車は重くて急に止まれないことを知っておきたいものです。

ゴールデンウイークも休むことなく、地域の人や観光客を乗せて貴志川線は走っています。沿線地域にとって頼もしい存在になっています。

名前を付ける

名前をつけることの大切さを学びました。人には名前がありますし、ペットにも名前を付けています。ところが一般的にはモノに名前を付けることはしません。車やテレビなどには名前を付けません。勿論、車名や製品名はありますが、商品名であり固有の名前ではありません。

「モノにも名前を付けるともっと愛情を持てますよ」という話を聞いて、以前、コラムにも書いたのですが、改めて「そうだ」と思いました。

名前があると愛着が湧きますし、そのモノを大切にします。車に名前を付けて呼ぶと車はそれに応えてくれますし、テレビに名前を付けて呼ぶとテレビの時間が楽しくなります。

名前を付けたぬいぐるみと名前のないぬいぐるみを比較すると、名前を付けたぬいぐるみに愛情を感じ大切に扱うことがあります。名前で呼ぶことは愛情を感じ、大切にすることにつながります。

モノだけではなくて名前を付けることで、これからやろうと思っていることに名前を付けると上手く行くという話です。プロジェクトに名前を付けること。プレゼンテーションの内容に名前を付けることなどがそうです。小説にもある「ガウディ計画」や古い話ですがアメリカの「アポロ計画」など、プロジェクト名を付けて呼ぶことで実現に向かい始めるようです。

名前には不思議な力があり、愛情のある固有名詞で呼ぶことで人格のような性質を持つように思います。不確かな表現の目標よりも名前を付けたような目標を掲げる方が達成できることも類似していることです。

一年後に達成すべきこととして「今年よりも売り上げを増やす」という目標を掲げるよりも、「売り上げ10億円を達成する」とする方が目標は明確になりますからそれを達成するための行動を考えることになります。明確な目標は名前を付けるようなものですから大切に扱うことになります。

モノや目指すべきものには名前付けること。名前を付けてもらうとモノでもそれに応えようとしてくれると思います。名付け親のために働いてくれますし、喜んでもらおうと長持ちします。名付け親のために役立とうとして利益をもたらしてくれることもあると思います。モノに名前を付けて、愛情を持って呼ぶことで起きる効果を確認して欲しいと思います。