活動報告・レポート
2016年4月25日(月)
花いっぱい
花いっぱい
花いっぱい

平成28年度NPO法人花いっぱい推進協議会総会が開催されました。森川理事長を始めとする会員の皆さんが出席して全ての議案を承認することができました。このNPO法人の活動は20年以上経過しています。平成27年に開催した紀の国わかやま国体で、花いっぱい運動が脚光を浴びましたが、その基礎となる活動を和歌山市内で継続してくれているのが、このNPO法人花いっぱい推進協議会です。和歌山市を花いっぱいにして明るく、そして和歌山市に来てくれるお客さんを歓迎しようという主旨で活動を行っています。

平成27年度の活動結果の報告を受けて、「これだけたくさんの活動をしていたんだ」と驚いたほどです。紀の国わかやま国体のボランティアは勿論のこと、和歌山市内の幹線道路沿いの花壇の手入れやJR和歌山駅西口花壇の手入れなどを行ってくれています。夏の暑い日も冬の寒い日も、毎月のように活動を行ってくれていることの報告があり、まちを花いっぱいで飾ることは容易ではないこと、支えてくれている人がいることを知ることになりました。皆さんの活動のお蔭で紀の国わかやま国体の成功があったと思いますし、これからも和歌山市で欠かせないNPO法人だと思っています。

さて毎回、森川理事長の挨拶を楽しみにしているのですが、今回も勉強になる挨拶をしてくれました。

「私達のNPO法人も高齢化してきて活動に参加できる人が少なくなってきました。花壇の草むしりや花の手入れを目的とするNPO法人ですが、この活動に参加できなくても、懇親会や研修旅行に来てくれるだけで良いのです。活動に参加できないから懇親会に行きにくいとは思わないで下さい。懇親会に参加してくれて、こうして元気でいられることが社会的な意味があると思います。

高齢者が元気でいることは社会にとって利益を生み出していると思います。病気にならないこと、社会からの助けを受けないことは社会保障費の軽減につながりますから、懇親会に参加しておしゃべりをすることが社会貢献だと思うのです。ですから花いっぱいの活動は花壇の整備やまちをきれいにすることを主眼としていますが、それよりも会員の皆さんが元気で集まってくれることが真の目的です」という主旨の挨拶でした。

一人では活動できないことでも、集まることで集団としての力を発揮できることがあります。80歳を超えた会員の方は「このNPOに参加しているから元気でいられるし、友人にも恵まれています。何よりも一年に一度の研修会に連れて行ってもらうことを楽しみにしています。この年ですから1人で県外に行くことは無理なので一緒に連れて行ってもらえることは嬉しいことです」と話してくれました。確かに、高齢者になって一人で旅行することは大変なことだと思います。連れて行ってくれる仲間がいることは、人生の幅を広げてくれます。

また森川理事長は「小さな活動ですが、参加することによって笑顔で楽しく元気になれると思います。そして健康でいられることは誰かのためになっています」と話してくれましたが、その通りだと思います。私達が元気でいることが社会に役立つことなのです。

このNPO活動が和歌山市内でずっと活動できることを期待しています。最後になりますが、総会に際して僕の挨拶は次の通りです。

花いっぱい

こんにちは。花いっぱい推進協議会総会が開催されて活動方針案が承認されたことを嬉しく思います。活動経過を聞いて、平成27年度の紀の国わかやま国体を支えた活動を始めとする花いっぱいの取り組みに心から感謝しています。この活動はこれまでも行ってきましたが、花いっぱいが似合う和歌山市になったことは久しぶりのことです。これもこのNPO法人としての活動を継続してきた成果だと思っています。道路に咲く花が県外からの皆さんをお迎えし、明るい気持ちにさせてくれたと思っています。紀三井寺競技場に咲いた花は選手や応援団を激励してくれたと思いますし、国体を支える力になってくれたと思っています。

平成28年度も昨年同様の活動を計画していますが、和歌山市が今年も花いっぱいの都市になることを期待しています。花いっぱいの和歌山市であり続けるために欠かせない活動だと思いますから、本年度の活動もご一緒できることを楽しみにしています。そして新役員の皆さん、大変だと思いますが、花咲くまち和歌山市のための活動をよろしくお願い申し上げ、挨拶とさせていただきます。ありがとうございます。

チャリティゴルフ
チャリティゴルフ

和歌山市内の8つのライオンズクラブのゴルフコンペが開催されました。会員の皆さんが集まるだけで元気になりますし、交流の中で会話を交わすことが励みになります。しかもチャリティですから、今日の結果を社会貢献につながるものにしたいと考えています。幹事担当のクラブ会長と話をしていますが、今回のチャリティは「和歌山市の中でライオンズクラブの存在を示すことができるものを寄贈する」ことを目指しています。

JR和歌山駅西口での観光案内表示か、和歌山城の大奥再現の支援か、高津子山の潮騒の小道の観光案内板の設置にするのか。これから協議に入り、現在、最も必要とされていることを実現させたいと考えています。

「集まることが力になる」。今日のチャリティゴルフで、そんなことを感じることができました。

懇親会

夕方からは懇親会に参加しました。「片桐さんが来てくれるとは思っていなかったので、とても嬉しく思います。一度、ご一緒したいと思っていました」と嬉しい感想を伝えてくれました。

話の中で、これまでの仕事で取り組んできたことを教えてもらいました。その時々の皆さんの懸命の仕事があって成果を上げ、それが今日に影響を与えています。本気で取り組んだ仕事が未来に影響を及ぼすことを知りました。