活動報告・レポート
2016年4月22日(金)
想定外の出来事
想定外の出来事

大手企業が把握している上期の国内外の日程表を受領しました。資料を預かってきてくれた方からは「この会社は外部環境への備えと、これから起きる予定を把握して先を見て仕事をしていることが分かります」と話してくれました。

会社内、組織内の行事予定や計画に基づいて仕事をするのは当然のことですが、対外的な予定を考慮して組織内の行動を考える習慣は意外と少ないと思います。外部環境の変化に対応する仕事とは、外部で予定されていることを把握して、それに対応する企画をすることにあります。

将来を予測して対応することは難しいことですが、予定されていることを把握してそれに対応する事業計画を立てることは将来予測よりも簡単なことです。平成28年度に関して言えば、5月に伊勢で開催されるサミット、8月のリオデジャネイロ開催の夏のオリンピックなどは決まっていることですから、これらの大きなイベントによる世相の変化を読み取り、それに対応することは事前にできることです。

「これからの出来事を把握している会社は、事業計画も策定できている組織です」と話してくれたように、組織外や社外の動きを把握しておくことは優位に事業を進められることになります。

自分と距離があるような計画は予測できませんが、自分を取り巻く外部環境下で計画されているものは把握して対処可能です。自分が予測することと予測しないことは全く別物です。

同じような概念があります。想定外の出来事にどう対応できるかという点です。想定外のことは予測できないから想定外の出来事になります。想定外のことを想定するのは難しいことです。想定することが難しいから想定外という事象が現れることになります。

想定外のことを想定する方法があることを教えてもらいました。それは想定外の出来事であっても、想定外の出来事が発生してしまった後は想定内の出来事であると言うことです。発生してしまった事象は想定できたものとして事実を把握し、想定内の出来事であると認識し対応したいものです。

想定外のことは想定できませんが、想定外のことが起きるかもしれないことを念頭に置くことで、全ては想定内の出来事になっています。想定外のことが発生した場合のことを考えて、社会での出来事は一度発生してしまうと想定内の出来事として対応すべきことを教えてもらいました。

想定外のことを想定することは出来ませんが、想定外のことが発生した場合は想定できたこととして対応すべきことです。

懇親会
懇親会

数か月前、ご一緒の席に着いたM社長から「片桐さんと一緒に食事を楽しみまましょう」伝えてもらったので、対応することができました。 会場を提供してくれた元同級生の配慮で、和歌山市でいる時間は短時間でしたが、何度も襲ってくる地震への対応が話し合われています。

そして嬉しいことに会社内で「友。片桐章浩」と書かれたワインを頂戴しました。ワインも素敵ですが、この想定外のワインをいただいたこと嬉しく思っています。この想定外だったワインに備えました。このように備えられると楽しいものです。

人間にとって大切な水処理技術について説明を伺いました。飲み水、工業排水、工場からの排水など、思っている以上に難しい案件があることを教えてもらいました。無駄にしないためにも検討依頼を行いたいと考えています。