活動報告・レポート
2016年4月20日(水)
会長幹事会
会長幹事会

和歌山市内の8つのライオンズクラブの会長幹事会が開催されました。本年度の活動は残り二か月になっていますから、今回で本年度最後の会長幹事会になると思います。

今日の会議の議題は「慶弔規定について」、「チャリティゴルフについて」、「会員増強について」、「YCE派遣の取扱いについて」の4項目でした。

今週、ライオンズクラブとしてチャリティゴルフを実施しますが、ここで集めたお金をどのような形の地域貢献につなげていくのを検討しました。会議の席上、4つの案を提言しました。

  1. JR和歌山駅西口に観光案内板を設置すること。
  2. 和歌山城の整備計画に賛同し、整備基金に拠出すること。
  3. 和歌の浦の高津子山にある遊歩道、潮騒の小道にウォーク用の案内板を設置すること。
  4. 児童養護施設の宿舎の空調設備を取り付けること。

また熊本地震への義捐金として送ることも検討しましたが、災害に対する義捐活動は日本中のライオンズクラブの取り組みとして別途実施することから、今回は上記4案を中心に取り組むことを議論しました。

その結果、実施案については事務局に一任をいただきました。今回はこのメンバーで一年間、懸命に活動をしてきたことから「私達の活動が見えるように何か形に残るもの」を今年の活動の集大成、思い出として実施することにしています。

私たちの活動は社会貢献ですから、必ずしも見える形には拘っていません。有形無形の取り組みをしているところですが、今回は和歌山市内で必要とされていることを、上記の理由によって形に残したいと考えています。

会議の席でU会長から「今年一年の活動は片桐さんのお蔭で、和歌山市内で見える形になったと思いますし、地域社会に大きく認知されたと思います。良い活動ができた一年だと思いますから、最後は形のあるものを残したいと思います」と意見を述べてくれました。続けて「会長幹事をしていると、今日の会議のように他のクラブメンバーとの交流があり楽しいのですが、役職に就いていなければ交流機会は少ないと思います。先週末に実施したアースデーでみんなが集まった時、メンバーの一人が『これだけ集まるとやった感がありますし、ライオンズクラブって凄いと思います』と話してくれました。人が集まると大きなことができますし、活動に充実感があります。私達が率先してそんな活動を目指したいと思います。本年度の活動は残り二か月となっていますが、次期役員にこの意識を引き継ぎたいと思います」と話してくれました。

この意見を聞いて、例え一人でも良い活動ができた一年だと思ってくれているなら、「この一年は良い活動と良い経験ができた」、「できることをやり遂げられて良かった」と思いました。そして次の年度につながる一年になったと思います。

また会員増強に関しては、この一年間はライフジャケット推進事業や地元開催の国体支援などの活動で大変だったと思いますから無理を言うことはしませんが、目標に向かって最後の取り組みを行って欲しいことを伝えました。極力キャッチアップをして、良い環境を整えて次年度に引き継ぎたいと考えています。

本年度の活動の目的は次のようなことを目指して取り組んできました。

  1. ライフジャケット推進事業を通じて命の尊さと訴え、地域の安全を守る一助にすること。
  2. 国体支援活動を通じて、ライオンズクラブが和歌山市に存在して有効な活動を行っていることを皆さんに知ってもらうこと。
  3. 水軒の浜への松の木の植樹によって地域社会に貢献し、和歌山市内での認知度を高めること。

つまりライオンズクラブとして見える活動を実施することで、和歌山市での存在意義を高めることを目指してきました。

これらの目的は全てではないにしても達成し、自分たちが納得できる形になっていると考えています。過ぎてしまうと早く感じるものです。「もっとやっておけば」が少なくなるように、納得いく姿で一年を振り返りたいと思います。一緒に活動してくれた皆さんに感謝しています。

その他
  • 少し早いのですが、秋の研修会に関して打ち合わせを行いました。仕事以外の見聞を広めるための研修会になるようにお手伝いをしたいと考えています。
  • 平成27年度の政務活動費の整理を行いました、整理をしていると一年間の活動を思い出します。この活動が今につながっていることを実感しています。