活動報告・レポート
2016年4月4日(月)
枝垂れ桜
枝垂れ桜

ライオンズクラブが寄贈した枝垂れ桜が花を咲かせています。平成27年の秋に、和歌山歴史館前に寄贈、植樹したもので、わかやま歴史館の春を彩ってくれています。桜の花があることで人口の建物に桜の優しさが宿ります。この枝垂れ桜は植樹して最初に迎える春なので、少し咲き方は少ないのですが、植樹を担当してくたれ方からは「来年の春はもっとたくさんの花が咲きます」と話してくれました。

ライオンズクラブは社会に奉仕する活動を続けていますが、社会の表に現れない活動を担っている部分も多くあります。その中で、社会で私達の活動を認識してもらうためには形になるものも必要だと考えて、昨年は枝垂れ桜を植樹したものです。ライオンズクラブ国際協会は、誕生100周年を迎える年に向けてレガシープログラムを推進しています。正に形になるものを地域社会に残そうとする活動です。この枝垂れ桜も、後々までもわかやま歴史館前に残るものです。春が訪れる度に、平成27年にライオンズクラブが寄贈したことを思いだせることになります。

形に成せない活動も、形として残る活動も、社会では両方が必要だと思います。

仕事の進め方

仕事の進め方について話を聞かせてもらいました。ルーチン的な仕事は誰がやっても同じだと思いますが、仕事をやる人によって違いがあります。人と関わる仕事をする上で、明るいこと、スピードがあること、そして協調性があることの三点が大切だと話してくれました。

一点目は言うまでもなく、明るい人のところに人は集まります。話しやすい雰囲気を持っていること、会話が明るい方向に進むことが仕事をスムーズに進めるために大切なことです。

二点目のスピードです。それは迅速な行動と資料を作成する速度などのことです。仕事を進めるためには行動することが大事です。何もないところから物事を始めるには、自分から動かなければなりません。動きがないところに仕事は存在しませんし、動かなければ一歩を踏み出せません。自分が動いた結果に基づいて資料を作成することになりますが、その速度も大切です。スピード感のない仕事やスピード感に欠ける仕事のやり方では、大きな成果につながりません。

三点目の協調性です。仕事は人との関わりで成り立っています。信頼できない人が一人でも組織に存在していたり、人とのコミュニケーションが取れない人が存在している場合は、チームとして機能しませんから求める結果を出すことはできません。

最近の事例です。某会社の一人がお客さんからの依頼を断りました。お客さんから依頼があったのは勤務時間外だったからです。お客さんからの依頼の受けた人は、「もう対応が無理な時間です」と依頼を断ったのです。

お客さんは、依頼内容は極めて簡単なことで労力も時間もかからないことから、どうしても対応して欲しいと思って本社に電話をしました。本社はその程度の依頼なら難しいことではなく、また現場で十分に対応可能だったことから、「対応するように」と伝えようと思い、現場でいるその人に携帯電話を掛けました。しかし勤務時間外だったことから携帯電話の電源が切られていました。現場に事務所のある会社に連絡を取って、その人を探してもらったのですが、結局、どこにいるのか分からず見つかりませんでした。

お客さんは「仕方ないのでもう結構です」と話してくれたのですが、その依頼を受けた人に連絡を取るために、5人の関係者と2時間という5人の時を、このために止めてしまったのです。1人の態度が会社に大きな損失を与えました。

チームの一人が全体を考えないで行動すること、今回の場合は行動しなかったことも含めて、お客さんに与える悪影響は大きなものがあります。チームの一員としての協調性が今の仕事と、将来の仕事に直接つながります。

これらのことを意識することだけでも、仕事の進め方は違ってくると思います。先輩達の経験したことから導かれたアドバイスは参考になります。