活動報告・レポート
2016年4月2日(土)
桜の季節
桜の季節
桜の季節

保育関係者の皆さんと研修会に出掛けました。桜の季節に福井県を訪れるのは初めてですが、道路沿いや川沿いにある見事な桜並木に出会うことができました。やはり桜は私達の心を響かせます。桜の花を見ることで会話が弾みますし、桜を見ているだけで幸せな気持ちになれるから不思議です。

見慣れた道路に桜が咲くことで、それまでと全く違う光景になります。桜の季節は一週間程度、満開の時期はさらに短いから、この季節は特別な瞬間です。

ところで保育の問題が国会でも議論されています。市町村にとって保育施設が充実していること、安心できる環境にあることが、特に女性が活躍するために大切です。和歌山市内にある僕が知っている保育施設は明るくて親切なので、常に多くの子どもを預かってくれています。お母さんが安心して働ける環境を整えてくれていることを有り難く感じています。

今日の研修機会が、皆さんの仕事に役立つこと、そして新しい知識を身に付けられる一助となれば幸いです。

あさが来た

NHK朝の連続テレビ小説の「あさが来た」が終了しました。話題になっていただけに終了は寂しい感じがします。そんなヒロイン白岡あさを演じた波瑠さんのインタビューを聞く機会がありました。「『あさが来た』を演じていた時間も宝物になりました」というコメントです。確か「あさが来た」が始まったばかりの時期に、ヒロインを演じる波瑠さんに対して、歴代のヒロインが主人公に励ましのメッセージを届ける場面がありました。

その中で「ヒロインを演じている時間は大変だけれど、きっと宝物になりますから頑張って」という内容の言葉がありました。演じている時は苦しいこともあるだろうし、辛いこともあると思いますが、現役で主役を演じている時が一番素晴らしい時だと思うのです。

人生も主役を演じられる時が、仕事でも現役で活動できる時が最も輝いている時だと思うのです。主役や現役でいる時は、山も谷もあり困難なことや辛いことに遭遇することになりますが、その分乗り越えていく楽しさも感じられます。困難を乗り越えることが楽しいことであり、振り返ると「あの時は辛いこともあったけれど」楽しい時だったと思うのです。

今日、聞いたのはドラマのヒロインのインタビューでしたが、人生に通じる言葉であり感動さえしました。辛い時を乗り越えようとしていたことが、後になるとその時間が宝物になっているのです。困難も緊張も成長も何もない時は宝物になりません。宝物として輝くのはドラマのように何かある時を持っていることなのです。

そして「何事も当たり前に続くことはない」、「よくも悪くも全てのものがちゃんと結末を迎えるんだ」、「あの時、いつもの調子で過ごしてしまった」、そして「あの頃は今がこの先も当たり前のように続くはず」と思っていたことなど、当たり前のように訪れる日常の風景がそうではないと気付かせてくれます。

訪れることが当たり前のことなんて存在しないのです。全てのことが大切な時を刻んでくれているのであり特別な瞬間なのです。このことに気付くことで毎日が新鮮で、今日も大切な日々を生きていると思えるのです。幸せはそう思う心に宿っています。

福井県で出会った、ちょっと素敵なドラマの結末と気付きです。

その他

道路補修など地域の課題に対応していますが、年度末の繁忙期にも関わらず対応してもらいました。早期対応をしてもらえると道路行政の信頼度が高まります。予算の制約があり早期対応は難しい点もありますが、道路は生活を支えているものであり安全確保のためにも極力整備しておきたいものなので、関係者の皆さんの協力に感謝しています。