活動報告・レポート
2016年3月21日(祝・月)
往復書簡

今日も嬉しい一日になりました。先に閉会した県議会の予算特別委員会での質疑についての意見を聞かせてもらったからです。しかも声の主は尊敬する沼田準一さんですから、穏やかで優しい春の日差しのような一日を過ごすことができました。春の便りをいただいた沼田さんには心から感謝しています。

沼田さんは予算特別委員会の質疑を読んで次のような意見を聞かせてくれました。

予算特別委員会(2016年03月10日)を読ませていただきましたら、その中で『「海難1890」を活かした故郷教育について』、『木質バイオマス利活用促進について』、『国際人育成プロジェクトについて』の三項目についてご議論がなされ、その内容を活動報告・レポートに掲載しますと有りましたので拝読させていただきました。

驚きと感激で胸が一杯になりました。私は何の力にもなれず、これまでは殆んど進展が有りませんでした。片桐さんが和歌山県の有力者の皆さん、そしてこの度の予算特別委員会でのご議論で推し進めていただきましたので、本当に実現出来るとの想いを強くしました。

今日、読売新聞が高校教科の記事を一面トップで掲載し、その関連記事に教科書の検定サイクルについての記載が有りました。それによると、小学校、中学校、高校低学年、高校中学年、高校高学年がそれぞれ2016年度高校中学年の検定、2017年度には小学校、高校高学年の検定が有り、次々と検定が有るという事です。検定に入ると3年目で学校での採用が始まるという事ですので、片桐様が推進していただけたこの時期はこれ以上ない良いタイミングだったと思います。

特に、2月3日に文京学院大学トルコ班の二人に会っていただきました事が大きな前進へと繋がったものと思います。なんという偶然が重なったというか、必然だったのかという思いです。

もしあの時、片桐さんが文京学院大学トルコ班の学生にお会いして頂けていなかったら、これ程急激な進展はなかったと思うと本当に片桐さんには感謝しきれません。本当に有り難うございました。

という主旨の意見です。

感動の内容でしたので僕からも返事をしました。

沼田さん。いつもありがとうございます。沼田さんは、絶妙のタイミングで励ましてくれるので、本当に感謝しています。

予算特別委員会の質疑を交わしましたが、エルトゥールル号とテヘラン空港の日本とトルコの友好の歴史の教科書への掲載はやり遂げるべき大きな仕事です。是非とも実現させたいと思い取り組みを続けます。沼田さんから頂戴した感動的なコメントも予算特別委員会で紹介しました。沼田さんの思いを背負い、やり遂げたいと考えています。

往復書簡

また和歌山県の高校生には全員、小学生と中学生には4月以降順次、「海難1890」を鑑賞していくことに決定しました。予算化を図り和歌山県の子どもは誰でもエルトゥールル号事件とテヘラン空港の歴史を知っている。そんな県にしたいと思います。

トルコの子ども達と同じように、相手国を尊敬し自国に誇りを持てる子ども達を輩出したいと思います。それが私の役割だと思っています。

沼田さんは尊敬する先輩であり、人生の中で出会えたことを嬉しく思っています。沼田さんとの出会いがこうして発展していっていることを誇りに思いますし、沼田さんの夢を実現させること、それは沼田さんが現実に体験したテヘラン空港の事件、いまでは歴史の中に残っているあの事実を聞いた一人としての責任だと考えています。

しっかりと活動していきますので、引き続きよろしくお願いいたします。

という主旨の返事をさせてもらいました。

この日本とトルコの友好の歴史を教科書に掲載するための思いを知ってもらいたいので、今日の往復書簡を記載させてもらいました。「思いが国を動かす」。それを信じています。

尊敬する沼田準一さんとの交流はとても楽しくて勉強になっています。