活動報告・レポート
2016年3月10日(木)
予算特別委員会
日本とトルコ

予算特別委員会での質疑に関して、気合が入る嬉しいメッセージが届きました。日本とトルコの友好関係が未来永劫続くように一所懸命に活動している沼田準一さんから心が届けられました。「命を賭したこの強い思いに応えなければいけない」。そう思っています。和歌山県が舞台となったエルトゥールル号のドラマを教科書に載せるための活動を首都圏の人が全力で行ってくれています。主体である和歌山県が行動しなければ、本気で行動している皆さんに恥ずかしいと思います。

エルトゥールル号の事件とその後につながる人間ドラマは教科書に掲載すべき歴史であり日本人の誇りであり、歴史や道徳で教えるべきことだと思います。誰かがやり遂げなければならないことならば、この歴史の舞台の一員である私達が主体となり、やり遂げようと思い行動すべきです。

沼田さんのこんな言葉に接すると燃えない筈はありません。

「和歌山の皆様の真心、トルコの皆様の真心が日本の教科書に掲載されるのは、夢かなと思っていたことが、実現に一歩近づいた感じを持っています。この事は私自身の願望にも近づいている事ですし、文京学院大学トルコ班、その他日本・トルコ友好の絆に深い共感を持っている人達の念願でもあります。

私達も日々少しでも多くの方に話をして行きますが、なにぶんにも全く力量の無い者ですので、生きている間に実現できるかどうかという思いでいます」。

小学校では平成30年度から、中学校では平成31年度から、道徳は正式な科目になる予定です。正式な教科になった科目の教科書に、エルトゥールル号の事件とテヘラン空港からの脱出のことが掲載されるよう取り組みたいと考えています。日本中の全ての子ども達が、日本とトルコの友好関係を築いた事件のことを、正式な科目として学んで欲しいと思います。

それにしても歴史がつなげるご縁の力は凄いと思います。歴史のご縁で出会った人は何かを動かす力を持っているのです。歴史の封印を解いた時、決してできなかったことが動き出すこともあるように感じます。元々、エルトゥールル号の事件が映画化されるとは、活動を開始した直後は思いも出来ないことで、「実現したいけれどシナリオもなければ予算もない」という状況でした。

それが現実のものとなり、しかも和歌山県ではロングラン上映をしているのです。沼田さん達の行動によって全国規模の動きに発展し、教科書掲載にまでつなげようとしています。また、トルコの小学校で学習しているトルコの小学生用の教科書が串本町トルコ記念館で展示されています。エルトゥールル号のことに関心のある番組から「トルコのその教科書を見たい」と依頼がありました。

やる時は一気にやらなければ実現しませんから、この「海難1890」の波に乗っていきたいと思っています。

予算特別委員会
予算特別委員会

予算特別委員会初日です。二人目で質問をおこないました。質問の通告は『「海難1890」を活かした故郷教育について』、『木質バイオマス利活用促進について』、『国際人育成プロジェクトについて』の三項目ですから、通告に従って質疑を交わしました。

知事、商工観光労働部長、教育長の三者とこれらの項目についての議論を交わしました。

予算特別委員会

故郷教育に関しては、和歌山県の生徒はエルトゥールル号事件を学ぶと共に、全国の子ども達が学ぶ機会があることを目指す契機となりました。また木質バイオマス利活用に関しては、県の支援制度ができることになれば、立地が進むと期待できる内容になっていることを確認できました。また国際人育成プロジェクトについても英語教育の必要性の認識を深め、生徒と教師に対しての教育と研修機会が付与することに関して議論を深めました。質疑終了後に傍聴に来てくれた皆さんと懇談しましたが、「予算委員会らしい議論でした」、「緊張感がありました」、「故郷教育は絶対に必要だと思います。日本とトルコの友好の歴史は和歌山県がきっかけになったものですから、質疑にあったように全国に広めて欲しいと思います」などの感想を聞かせてもらいました。応援してもらっている皆さんに感謝しています。質疑の内容は別途、掲載します。

懇親会

ウインズの平阪さんを始めとする日頃からお世話になっている方々と懇親の機会をいただきました。音楽と教育、そして薬品などについて教えてもらうことがあり、これまでよりも視野が広がりました。

元花王社長からのアドバイスを経営の心得としている社長は「元花王の社長から教えてもらったことを今も思っています。それは経営者にとって大事なことは色々な分野の人と会い話を聞くことです。違う分野の人の話を聞くことで新しい知識が増えますし、仕事に活かすことができます。発想はアイデアの組み合わせですから違う分野のことを知ることを大事にして下さい、というアドバイスです。もう一つが本を読むことの薦めです。本を読むことは知識量を増やすことに直結していますし、その中でも歴史から学ぶことは大切で、多くの経営者が実践していることです」と話してくれました。

当たり前のことですが、当たり前のアドバイスをするということは、それが実践できていない人が多いことを示しています。経営者になると人の意見を聞かなくなりますし、繁忙感から本を読む時間も減少します。どうしてもインプットする時間が制限されてくるのです。インプットが不足するとアウトプットも限られたものになりますから、常にインプットの機会を持ちたいものです。

また平阪さんからは「プロデューサーは何もしていないように思いますが、仕事の全ての流れを把握している立場の人ですから誰でも出来るものではありません。現場仕事の全てを経験していて全体像を把握しておく必要があります。頭の中で始まりから終わりまでイメージできていることが必須条件です。各人の動きを予測できて、それを上回る構成を考えられる人がプロデューサーです」と話してくれました。

外から見ると簡単にできているようなことでも、経験がない人は簡単にてきるものではありません。同じように楽団の指揮者も誰でもできるものではありません。曲の構成を全て把握しておいて、各パートに指導できることが求められます。クラシックなら曲のイメージができていること。それを表現できる力量が求められます。

音楽で人の苦悩、喜び、叫びなどを表現することは簡単ではありません。基本旋律を把握した上で、アレンジする力が必要となります。外からは何もしていないように見える人が全体を把握して組織を導いているのです。

これは会社や組織にも通用する話で、たくさんの経験を積んで他人の心を思いやり、人の考え方を理解できる人がリーダーになれるのです。