活動報告・レポート
2016年3月7日(月)
県議会一般質問
県議会一般質問

県議会一般質問は三日目に入りました、三人の議員が登壇し県政の課題について議論を交わしました。カツオ漁の不漁の問題に関して、昨年は水温や気象条件による不漁という当局からの答弁がありましたが、今回は、南方海洋での外国船による漁獲量が増えていることから、和歌山県での漁獲量が減少しているという見解が示されました。

議員からは、事実誤認があると対応を間違えることがあるので正しい状況認識をして対応してもらいたいとの指摘がありました。なるほど、指摘の通りだと思います。事実を間違えて対応しても解決することはできません。水温や気象条件であれば自然が相手ですから打つ手はありませんが、外国船による乱獲だとすれは国を通じて申し入れるなど、取るべき方法が違ってきます。県政の課題を解決するに当たり問題点を探ることから始めるべきだという原点に立ち返ることができました。

他に企業立地や県民歌のあり方などの質疑が交わされました。

スポーツ振興議員連盟

和歌山県議会スポーツ振興議員連盟総会が開催されました。平成28年度スポーツ関連予算や関西ワールドマスターズゲームズ2021の進捗状況についての説明を受けました。紀の国わかやま国体を終えた翌年であることから大幅な予算減少となっていますが、競技力の維持して欲しいことを議員連盟の総意として伝えました。

また和歌山県橋本市出身でオリンピック水泳競技の金メダリスト前畑秀子さんをNHK朝の連続テレビ小説に取り上げてもらう活動が始まっていることの説明を受けました。橋本市では「前畑秀子朝ドラ誘致実行委員会」を組織し、「前畑がんばれ。次のゴールはNHK朝ドラだ」をテーマに活動しています。

前畑秀子さんは日本人初のオリンピック女性金メダリストで、当時、日本中を熱狂させたと伝えられています。昭和7年にロサンゼルスオリンピックに出場し、この時は200メートル平泳ぎで銀メダルを獲得しています。続く昭和11年のベルリンオリンピックの200メートル平泳ぎで金メダルを獲得しているのです。

スポーツ振興議員連盟

橋本市で生まれた前畑さんは、紀の川で水泳の練習をしたと伝えられています。紀の川が育てた金メダリストで、橋本市の名誉市民になっています。残念なことに平成7年に80歳でこの世を去っていますが、女性が活躍する時代の先駆者である前畑さんはNHKの朝ドラの主人公に相応しいと思います。

和歌山県スポーツ振興議員連盟をあげてこの誘致活動を支援したいと拍手で歓迎しています。

誘致活動用のイメージキャラクターも制作されていて、愛称は「まめはた」と名付けられています。缶バッヂやシールなどもあり、今日の総会を契機として地元和歌山県から誘致活動を盛り上げていきたいと思っています。

当時、NHKの実況中継では「前畑がんばれ」を23回繰り返したと言われています。その興奮を朝ドラで取り上げてもらいたいと願っています。

ガバナー諮問委員会
ガバナー諮問委員会

第三回ガバナー諮問委員会が開催されました。地区役員、各クラブの会長と幹事さんに集まってもらって会を進めました。

各クラブと地区委員からの報告事項などに続いて、僕からも報告と挨拶をいたしました。報告と挨拶の主旨は次の通りです。

本年度の活動も残すところ三カ月余りとなりましたが、本年度は和歌山県を拠点とする私達にとって実りのある、そして次年度につなげる活動ができた一年であったと思っています。中でもライフジャケット推進事業は和歌山県のクラブとして成果を上げられたので、全国に誇れる仕上がりになっています。この活動は来年度も継続することになっていますし、日本中に、そして世界に展開することにつながっていくと思います。この発信元は和歌山県であり私達のクラブですから誇れる活動だと思っています。

三年後には和歌山県から地区ガバナーを誕生させたいと願っていますが、もしガバナーが誕生すれば、ライフジャケット推進事業を和歌山県から世界に向けて発信していくことになり、そこに稲村の火の紹介も行いながら和歌山県発の事業に味付けをしてくれるものと確信しています。

また平成27年には世界津波の日が国連で採択された記念日になっています。世界津波の日は和歌山県から提唱したものであり、記念日である11月5日は稲村の火にまつわる日ですから、ライフジャケット推進事業は世界津波の日と共に和歌山県から発信していけると思います。本年度の活動は終盤戦を迎えていますが、本年度に着手したこれに代表する事業は次年度からも続くものです。関係者の協力を得て大きな礎を築けた年度になったと思います。

皆さんに取り組みに心から感謝を申し上げ、残りの期間を総仕上げの活動にして欲しいと願っています。本日はありがとうございました。