活動報告・レポート
2016年2月29日(月)
キャビネット会議
打ち合わせ

閏年の得をした気分になる一日。今朝から、道路工事に伴う諸課題について、再生可能エネルギーの現状について、小学校での学童保育についてなどに関する打ち合わせを行いました。動きがあるところに都度、課題が発生します。動いているからこそ現状で決められたこととの乖離が発生するのであって、課題が出現することは決して悪いことではないと思います。課題が発生すれば、現状の決まりごとに適合させるか、社会の変化に伴い現状を変える必要がある場合はきまり事を変える必要があります。

そして課題を発見する人は動いている人なので、課題があると時代を読むきっかけにもなります。ですから、皆さんからたくさんの課題の相談を受けることは有り難いことだと思っています。

キャビネット会議
キャビネット会議

ライオンズクラブ335B地区第三回キャビネット会議が開催されたので出席しました。年4回開催されることになっていますから、残すところあと一回となるところまで来ました。新年度である7月に新体制が始まった時は長い道のりだと思っていましたが、もう七カ月が経過して残りの期間の方が短くなってきました。ここまで辿り着いたことは、メンバーの支援の賜物だと深く感謝しています。

主催者である中村ガバナーから、これまでの活動結果とこれからの予定について説明を受けました。ライオンズクラブ誕生から100周年記念キャンペーンとレガシープログラム、そしてライフジャケット推進事業などが主な項目です。

この中でライフジャケット推進事業に関して詳しく説明がありました。和歌山県を拠点にしているクラブとしては本年度の活動の中心に据えている取り組みであることから関心を持って賛同しています。

キャビネット会議

この事業の実施目的は、東日本大震災、3.11を忘れないために、当地区内では決して津波による子どもの犠牲者を出さないために、南海トラフ巨大地震備えるためとしています。

基本方針は、山田国際会長のテーマである「命の尊厳と和」に従い、子ども達の命を津波から守るためにライフジャケットの寄贈を和歌山県と協議をして実現させることとしています。

和歌山県からは、海南市以南の津波浸水想定地域において、自力で脱出困難な子ども達の施設を最優先にライフジャケットを配備することを計画しました。第一期として海南市以南の保育園と幼稚園の生徒、約1,900人を対象としました。

これまでの経過は次の通りです。

平成27年11月3日。湯浅幼稚園に100着を寄贈しました。ここには和歌山県知事も立会いのもと、同幼稚園に目録を贈呈しています。平成27年11月21日。認定こども園立正幼稚園に230着を寄贈しました。

今後の予定は、平成28年3月24日。田辺市紀南文化会館大ホールにおいて和歌山県内合同贈呈式を行います。対象園は33施設で1,885着の寄贈を行うことを計画しています。

今後は次の計画を予定しています。

  • 全国のライオンズクラブのライフジャケット推進運動の取り組みにノウハウの提供や情報提供の要請に応えていくこと。
  • 日本だけに終わらせることなく世界の呼びかけにも応じていくこと。
  • 和歌山県については、第一期贈呈に引き続いて、和歌山県の要請を受けて第二期、第三期と継続して贈呈計画をたて取り組みを行うことにしています。
  • この取り組みの資金獲得のため、ライオンズクラブ国際協会のLCIFの協力をもらえるように、平成27年12月末に計画書に基づき予算申請を行っています。これが就任された場合、寄贈先を増やすことが可能となります。

以上の取り決めを行い、年度末に向けた活動を行うことにしています。