有家自治会長と、自治会の活動経過と次年度の準備に関して打ち合わせを行いました。1年の経過は驚くほど速く、もう次年度の体制と計画を検討する時期になりました。新体制は4月からなので今から年度計画を立てて、総会で承認をもらう必要があります。
次年度は、自主避難訓練か防災講演会を実施することを話し合いました。地域の安全を守るため、そして防災意識を維持するために実施することが大切だと話し合ったものです。
3月には役員会を行い、4月に総会を開催する予定にしています。
和歌山雅楽会の定期演奏会のお誘いをいただきました。これは毎春の恒例の演奏会で、春の訪れを告げるような雅楽の響きを味わうことができます。
和歌山雅楽会は昭和28年に結成された歴史あるもので、もう63年目の活動に突入しています。懇談した代表は「続けることは大変です」と話してくれたように、継続することは大変なことです。代表が雅楽を習い始めたのが小学生の時ですから、その間に世代をつなぐこと、技術を伝承することに力を注いできたようです。半世紀を超える伝統が、今日、実力として雅楽会の内部に蓄えられているように感じました。稽古会場で話を聞くことで、昨日、今日始まったものではない伝統の力を感じることできました。
それにしても話をする場所はとても大事で、稽古場の凛とした空気を感じながら話を聞けたので伝統の重みという力を身体で感じることができたように思います。
ところで僕が和歌山雅楽会の活動を知ったのは南紀熊野体験博での演奏会でしたから、それからでも17年が経過していることになります。乏しい経験からですが、その雅やかな音色と時代を遡るような感覚を味わえることが雅楽の魅力です。
雅楽演奏のできる会はそれほど多くないと思いますから、伝統を背負って活動している和歌山雅楽会の皆さんを応援しています。毎年この演奏会のために費やしている稽古にかける時間確保と伝統を絶やさない継承力は素晴らしいものです。3月の演奏会を今から楽しみにしています。
和歌山市を考える。そんな人が増えていることを感じています。人が集まると「これからの和歌山市をどうしたら良いのだろう」、「今のままではダメだから変えなければ」という意見を聞くことがあります。まちづくりへの想いが強い市だと思えるのは、現状に危機感を抱いている方が多いからだと感じています。
今日の話の中で聞かせてもらったアイデアは、和歌山県にある七福神を訪れる観光についてのこと。高速道路が延伸することは良いことですが、それに伴い通過点になる市町が増えてくるので、通過点にならない対策についてでした。
高速道路が伸びて途中の市町が通過点になるのは、一度インターチェンジを降りると、次の高速道路を利用しようとすれば新たに利用料金が加算されるからです。出発地から目的地まで利用するのと、途中下車するのとでは利用料金が違ってくるため途中下車はしないという意識が働きます。
そこで途中下車してもその日の利用であれば同一料金にすることで通過する市町にも立ち寄ってもらえることも考えられます。実証できていないので効果は分かりませんが、社会実験をしてもおもしろいテーマだと思いました。少なくとも通過点となる市町にとっては今より悪くなることはありませんから、試したいテーマとして留めておきます。
- 議会報告書を配布したところ、「熱心に活動していることは分かっていますよ」、「頑張ってくれていると聞こえてきます」などの意見を聞かせてもらいました。風の便りで良い噂が伝わっていることを嬉しく思います。
- 書道の話で盛り上がったこと。少し前までは書道の話に花が咲くことはありませんでしたが、現在は書道をテーマにした話で盛り上がることがあります。書く人の性格や生い立ちによって書体から溢れてくるものが違ってくるのです。字は体を表すと言いますが、書は人を表していると思います。