活動報告・レポート
2016年1月21日(木)
合同例会
現役後の生き方

団体の役員が約束の時間に訪ねてくれました。「もう年なので今年の8月で全ての役職の第一線から引いて、ゆっくりと過ごしたいと思います」と話してくれました。現在は毎朝午前5時に起きて経典を唱えているなど、一日3時間をお祈りの時間に充てているようです。また一日1万kmを歩くことを目標にして健康維持に努めています。

毎日3時間のお祈りと1万kmの散歩で心身共に健全でいることを目指しているようです。何歳になっても、第一線を引退しても、やるべきことがあります。自分がやろうと思ったことを実行することが健康である秘訣であると思いました。

8月には運転免許証も返上するので実質的に市内で開催される会議や集会には行けなくなります。「時代に沿うようにしているだけです」とホッとした表情で話してくれました。

カラオケ

音楽業界は流行の最先端を走っているようですが、カラオケは通信制となっていることから娯楽を通り越してインフラになっています。カラオケボックスやカラオケ喫茶は街中に至る所にあり、情報発信整備の整ったインフラと考えると面白い発想が生まれます。日本カラオケ人口は約7千万人とも言われているように、もはや国民生活に欠かせない文化でありカラオケ設備は進化を繰り返し、情報インフラとなっています。

カラオケは単に歌うだけの設備ではなくなっていることに注目したいと思います。情報発信基地として既に全国に設備が整っていることから、これまで発信していない情報を発信することで機能の有効活用を図ることができます。

和歌山県が和歌山県民歌をカラオケで歌えるようにしていることが話題になっていて、先進的で斬新な取り組みを評価してくれる人が多く、先進性に富んだ県の文化を話してくれることが多くなりました。県として全国でも珍しい取り組みを実施し発信することは、評価を高めることにつながります。

和歌山県が先進性を発揮したカラオケをインフラとして考え活用する取り組みを拡大することも考えて行動しているところです。

地域ブランド

安倍内閣が政策として訴えている一億人が活躍することの意味は、生活の自立こそ社会に生きる人として生きがいとなり、認めてもらうことの欲求を満たすために必要なことだと思います。働きたくても働けない環境にある人や場所、働くための施設を整えることについて話し合いました。働くことは社会人として美しい姿であることを話し、そのための具体的な提案をしたところ、これから実現可能性を検討することになりました。これを行政主導型ではなくて地域からの提案型として取り組みたいと考えています。地元からこんなしくみの中で、こんな仕事場で働きたいという要望を行政に意見として伝えたいと考えています。

新たな雇用創出と地域ブランド作りによる経済効果と、イメージ向上を目指した取り組みを行いたいと考えています。

合同例会
合同例会

和歌山市内の4ライオンズクラブによる合同例会に参加しました。4クラブは和歌山葵、和歌山東、和歌山中央、そして和歌山ゴールドの各ライオンズクラブです。4つのクラブでの合同例会は13年目になっています。他クラブの会員との交流や報告事項を聞くことができて有意義な例会となりました。

またテールツイスターとして眞鍋さんが登場してくれて、名草戸畔の伝説についして話してくれました。名草戸畔は現在の和歌山市名草地域を統括していた女王で、宮崎県から東方遠征で和歌山県に上陸した神武天皇と戦を行っています。名草戸畔は神武天皇との戦いに敗れて処刑されたと伝えられています。ところが名草戸畔の軍は強かったと推測する説があり、日本を統一すると言う志のある神武天皇と争うことは日本統一を邪魔するとこになることから良くないと判断、共に平和な国創りを目指すことで一致し、名草戸畔は身を引いたという説もあります。

合同例会

争いを争いではなくて平和的解決を図ることが日本人の性質に合っていることから、その説を基にしたミュージカルが演じられることになっています。和歌山市を拠点に活動する劇団ゼロが「名草姫」のタイトルで今年の2月6日に公演することになっています。昨年は和歌の浦のアートキューブで公演しているのですが、評価が高く、再度観たいという声に推されて和歌山市民会館で公演することになったようです。

眞鍋さんは劇団ゼロと僕のホームページも見てくれて、合同例会の場で名草戸畔の話をしてくれました。地元に伝わる歴史を語ってくれたことで勉強になりました。

合同例会なので会場を会員で埋めた光景もあり、楽しい時間となりました。