飲食店の経営者から、お客さんに継続的に来てもらうための秘訣を聞かせてもらいました。お客さんに飽きられたら駄目なので、常に新しいメニューを用意することだそうです。同じものばかりだと飽きられるので、何か一つでも新しいものを用意しておくことが繁盛店でいるために必要なことだそうです。全国展開の回転寿司でも同じことを言っているそうです。回転しているお皿に少しだけでも違ったものをレーンに流さなければ飽きられることになるので、新商品を開発し続けていると聞きました。
新商品を提供するための開発を続けることが、お客さんに来てもらうために必要なことなのです。飲食店が繁盛するための秘訣を聞かせてもらいましたが、どこでも通用することだと思います。飽きられたらお客さんに来てもらえないから、飽きられないように工夫をすることが生き残るための条件のように思います。
会社であれば新製品を出し続けること。議員であれば動きがあり常に新鮮な状態であり続けること。これらが飽きられないために必要なことだと思います。
あるコンビニエンスストアでは毎週7つの新商品を出していると聞きました。コンビニの店頭には同じような商品が並んでいるように思いますが、常に入れ替わっているのです。
ただ店舗によって売れ方は、コンビニのオーナーがどの商品を店頭に並べるのかを判断するのかによって違ってくるようです。新製品の中でどの商品を店頭に並べるのかを決めていきますが、取り扱う商品によって売れ方が違ってくるので商売は難しいのです。
ある店舗ではオーナーが店頭に置く新商品を選んでいましたが、ある時、どの新商品を置くか迷ったのでアルバイトの女子高校生に選んでもらったそうです。オーナーは「こんな商品は売れないだろう」と思ったのですが、並べてみたところ、その商品がとても売れたのです。それ以降、その女子高校生に新商品の選択を任せたところ、オーナーが受けないだろうと思うようなパッケージや味の商品ばかりだったのですが置いてみたところ、やはりよく売れたのです。
オーナーは時代のセンスの違いを感じ、それ以降は「若いアルバイトの意見を聞きながら新商品を取り扱うようにしている」と聞きました。
このように店内の様子が変わっていないようで変わっているから飽きられないようです。変わらない安心感と変わっていく新鮮さを織り交ぜることが飽きられないための条件です。
一気に変えると変わってしまって違う印象になるので危険ですから、少しずつ変えていくことが安定と新鮮さを同居させることになります。人も同じように変わらないという安心感と、常に変わっているという動きが必要だと思います。飽きられないことが長続きする秘訣であり安定することになります。変わることは不安定な状態をイメージしますが、安定するためには変わることが必要なのです。
宮地区連合自治会の新年会に参加しました。毎年恒例となっている新年会は、各自治会の三役が集まって交流する場となっています。平成27年の宮地区は、紀の国わかやま国体への支援として宮街道に花のプランターと幟を立て、またJR和歌山駅東口へのイルミネーションを実施することを要望するなど、地域を盛り上げるための活動を実施してきました。
和歌山市の玄関口に位置する宮地区が元気になることが、和歌山市を元気にすることにつながると思いながら活動を続けています。平成28年を迎えて、新しい自治会としての活動方針が示される時期が近づいてきました。引き続いてJR和歌山駅東口を中心とした街づくりと、太田城跡地の観光の振興などを考えることになると思います。
地域づくりはここに住む人が主導するものですから、宮地区連合自治会の活動に期待しています。皆さんからいただいた嬉しい言葉を記載します。
「片桐さんが参加してくれると明るい雰囲気になるから楽しいです。今年も大いに期待しています」。
「フットワークが軽いから来てくれて嬉しいです。頼もしく感じています」。
「道路改修の依頼に対して即座に対応してくれてありがとうございます。行政があれだけ丁寧に対応してくれたので嬉しく思っています。問題の道路は高齢者が安全に歩行できるようになりました」。