活動報告・レポート
2016年1月13日(水)
作業所の商品カタログ
作業所の商品カタログ

和歌山県内の作業所で製造されている商品を掲載したカタログが発刊されています。和歌山県、福祉保健部福祉保健政策局障害福祉課が発行しているカタログで、ここにはケーキやパン、ラスクや入浴剤などが掲載されていて、県庁内の各部や県内の企業などに配布しています。

作業所で製造されている商品の購入を検討しているからと言ってカタログの希望者がいるなど、和歌山県の障がい福祉施策の中で注目して欲しい取り組みとなっています。自分たちが作っている商品がカタログに掲載されること、そこから注文や問い合わせなどの反応があることはやりがいとなりますし、売り上げにつながると更に喜びが増すことになります。

このカタログを10冊預かり、和歌山県の障がい福祉の取り組みについて説明を行っています。皆さんに好評でこの取り組みから購入者と障がい福祉への理解者が増えることを楽しみにしています。

可能性

和歌山市の経営者が「可能性のある年齢で社会に出てこなければいけない」と話してくれました。それは年齢が行き過ぎていると数年先の期待値が低くなることと、これ以上先に進めないから将来への展望がないので直ぐに世代交代を考える必要があるからだと言う理由です。

そして「私も業界団体の理事長を引き受けて分かったことがあります。全国の理事長会議や役員会は東京で開催されますが、そこに出席すると各府県の理事長が若いことに驚きました。和歌山県は経験者をトップに据える傾向がありますが、他の府県では若手を抜擢しています。少なくとも50歳代で各府県のトップに立つことが全国で活躍するために必要な条件です。50歳代で府県の理事長になれば、60歳代で全国組織の役員になることが可能となります。全国大で理事になればその府県の発展につながりますから、先見性のある府県は若手の役員を送り出してきます。和歌山県は残念ながら若手が全国デビューするのが遅いようなので、発言力が少ないと思います」と話してくれました。

つまりそのポジションで終わりという人に期待を感じることはなく、そのポジションからさらに先のポジションに行ける可能性のある人に期待するのです。期待できる人には可能性があり、多くの人は可能性を秘めている人物を求めているのです。ですから可能性のある人の登場を邪魔することは自分たちの業界の首を絞めていることになり、住んでいる府県の発展を阻害することになっているのです。

私達はそのことに気付いて、可能性のある人物を送り出せるような環境を整えたいものです。

初期段階の困難

仕事は順調に右肩上がりで進むことはありません。初期の段階ではたくさんの困難が待ち構えているので、思っているように進捗しないことが多いのです。一歩進んだと思えば後退し、また前進したと思えばまた後退することを繰り返します。一進一退を繰り返していく中で前進していくのですが、この一進一退の最中に、「この計画は駄目かも知れない」と弱気になってきます。この時に諦めてしまうと楽なのですが、計画を実現させることはできなくなります。困難な状況に耐えて、少しの光を見つけることができるどうか。それが計画を実現させるために必要な耐える力となります。

困難を突き破ると計画している地点までの工程は楽になることがありますから、初期の段階から脱出した状態になります。資金計画と協力者が現れることで、計画は実現への階段を上ることになります。

新規の事業計画を立てて、これから取り組もうと思っている人に共通しているのが初期段階の困難です。この時点の困難を乗り越えることが自分の力で克服することになりますから、困難に直面している人には頑張って欲しいと願っています。

新春の集い

案内をいただき支援してもらっている組織の恒例の新春の集いに参加いたしました。毎年、ゲーム大会や抽選会で盛り上がる新春の集いですが、今年も例年以上に盛り上がりを見せました。笑顔溢れる会合に参加できたことを嬉しく思っています。

さて冒頭のあいさつの趣旨は次の通りです。

こんばんは。改めまして新年おめでとうございます。昨年のこの時期は、統一地方選挙間近であり、皆さんに政策と抱負を語らせてもらったことを思い出します。皆さんからのご支援のお蔭をもちまして県議会三期目に送り出していただき、元気に活動させてもらっているところです。中小企業金融や貴志川線の存続など県政の課題に取り組んでいますが、平成28年の県政は、貴志川線の存続による地域振興、第二阪和国道と京奈和自動車道の完成、高速道路では有田と御坊の間の四車線化への取り組みなど、今年の動きにも期待して欲しいと思います。

そして新春ですから一言、希望のある言葉で締めくくりたいと思います。最近、教えてもらった神様が好きな言葉を皆さんに届けたいと思います。それは笑顔と感謝、そして称賛の三つの言葉です。笑顔と感謝は自分で作るものであり、称賛は自分の近くにいる人を褒め称えることです。誰かを褒めると自分も褒められますし、誰かを批判すると自分も批判に晒されることになります。どうせなら褒められる方が嬉しいことですから、神様に好かれる言葉を使用する毎日を迎えたいものです。

今年は皆さんと一緒に神様に好かれる一年にしたいと思いますので、笑顔と感謝、そして称賛することを目指した活動をしたいと思います。

最後になりますが、今日、この敷地内に入って事務所まで歩いてくる途中、皆さんからお声を掛けていただきましたこと、感謝申し上げます。声を掛けてもらえることは嬉しいことであり、覚えてくれていることも嬉しいことです。「日本一爽やかな県会議員」と声を掛けてくれたことにも感謝しています。

それでは本日の新春の集いの開催をお祝い申し上げ、最後までご一緒させてもらうことを嬉しく思っています。ありがとうございます。

挨拶の主旨は以上のとおりです。懇親会とゲーム大会、そして抽選会など盛りだくさんの企画を用意してくれていて、役員を始めとする参加者の皆さんと懇親を深めることかできました。