物理の研究者から時間移動の話を聞かせてもらいましたが、この話がとても面白いのです。文科系の人は物理を苦手にしていると思いますが、今日の話を聞くと好きになると思います。ワープという概念について簡単に説明を受けました。ワープとは宇宙戦艦ヤマトやスターウォーズで瞬間に空間を移動する手段として表現されていますが、これを現実のものにすることは可能だということです。
時間とは人間が作り上げた概念だと思っていたのですが、実は時間は存在しているそうです。時間は見えないので姿かたちは分かりませんが、確かに存在すると話してくれました。存在するものであればそれを利用することは可能となります。見えないところで時間は私達の住む空間を流れているようです。ですから時間を飛び越えることは可能だということになります。
時間を飛び越えるためには光の速さと同等の物質の存在が必要で、既にこの研究者はわが国においてその物質を発見しているそうです。その物質を使用しエンジンに装着し噴射すれば光の速さで宇宙船は進むことになります。
「隕石や惑星があれば宇宙船は衝突するのではないですか」という質問に対して、時間の流れの中には何も存在していないので、障害物がない状態で宇宙船は瞬間移動をすることになります。まるでチューブの中を飛んでいるような状態だと答えてくれました。時間の中には何も存在していないので宇宙船が何者かに衝突することはないということです。
ワープ中は時間の中を移動していますから、何もない空間を進むことになります。ただワープから抜け出した時に隕石や惑星があると衝突してしまいますから、ワープの前に到達地点を計算して到達地点の安全を確認する必要があります。そのためワープでどこまでも行くことができますが、到達地点の安全確保のための計算が必要なので、コンピューターが安全性を計算できる距離までワープを行い、それを繰り返して時間移動をすることになります。
映画の世界が現実のものになるのは、それほど遠くない未来のことになるようです。実際に研究している人がいることと理論的には可能だということなので、後は光の速さで進む物質を取り出すこととそれをエンジンに利用する技術を確立させることが必要ということです。
最も驚いたのが、繰り返しますが時間は人間が作り上げた概念ではなくて、現実に存在しているものだということです。時間が存在しているのであれば私達はその中で生きているのですから、人間にとって最も大切なモノだという意識が高まります。時間の中で生きていることを意識すれば、限られた時間を大切にしなければならないと強く意識することができます。
時間には流れがあり、光の速さでなければ飛び越えることはできません。時間を飛び越えられたら時間は止まりますが、そうでない限り人間は時間の流れの中で生きることになります。チューブのような時間の中を生きているので、時間の中を生きている限り実は障害物はないのです。障害物だと思っているものは自分の意識が作り上げた幻想に過ぎないので、意識を変えることで障害物は取り除かれることになります。ですから、あの人は苦手だというのは自分で意識しているだけですから、意識を変えると何でもないことになります。
時間が存在してそこには何もない現実があることは、時間には障害物がないということを意識したいと思います。障害物は自分の意識の中に存在するものなので取り除くことができるものです。
物理の世界に少しだけでも触れることは未知の世界を知ることですから、楽しいことだと思いました。
- 水質管理や水の浄化について協議しました。水の浄化はどの地域や国にとっても大きな課題であり、きれいな水の確保は生きるためにも必要なことです。地球上で利用できる真水は極めて限られていますから、私達の世代で守らなければならないものです。技術も含めて何ができるか話し合いました。
- 和歌山県や大阪府下での地域開発などの動向について意見交換を行いました。開発計画には高齢社会の観点を加えて福祉と医療を地域計画に組み入れることが必要です。福祉と医療の観点を加えた駅周辺の開発計画の必要性を確認しました。