平成28年1月に開催される書道展の案内をいただきました。また7月10日には山西先生の書道教室で展覧会を開催することが決まり、出展作品についての話をしました。僕の出展作品として「輝」の一文字を書くことにしています。先生からお手本を書いてもらいました。
書道の源は中国に辿り着くのですが、楷書の原型になっている作品や日本では空海の文字なども紹介してもらいました。空海は中国から学んだ書体を和風にアレンジして使っていたようです。日本の三筆の一人である空海の書は柔らかく、ひらがなに向かうステップであるかのように感じました。ただ当時は柔らかく文字を変形させていたことから広く普及するまでには至らなかったようです。空海の和の文化を確立させようとする思いと挑戦の姿勢が書体から伝わってきました。
また同じ「輝」の文字でも書体が違うと、作品の印象が全く違うものになります。書は作者の気持や思いが伝わるものだと感じました。作品としては静止している書ですが、実は動きが静の中に封じ込められているように感じます。止まっている中に動きが感じられるような書にしたいと思っています。
とても勉強熱心なKさんとの会話を楽しみました。Kさんは自分の専門分野以外のことにも関心を持ち、いつも勉強しているので知識が豊富です。ですから会話のキャッチボールを楽しむことができるのです。今回は電力自由化について話し合いましたが、良い面と悪い面があるものの、これからスタートするのだから不安を持たないでスタートし最初の段階を制する者が市場をリードすることになると話し合いました。
挑戦する姿勢を持つ者が、これから始まるマラソンのような展開をリードできると思うのです。好位置につけて相手との駆け引きをしながら抜け出すことができれば、流れを支配できると思います。
前向きな気持ちで取り組むことが、これからのレースの展望を広げてくれることになります。このように時々Kさんとの会話を楽しんでいます。
地元の和歌山新報にライオンズクラブが行った枝垂れ桜寄贈の記事が掲載され、皆さんから意見をいただいています。ライオンズクラブは社会貢献団体で、和歌山市を地元として活動している5つのクラブが、和歌山城の敷地内にあるわかやま歴史館前に枝垂れ桜を寄贈したことが記事として取り上げられました。
これまでも社会貢献活動を実施していますが、このように記事として取り上げてくれることで認知度が高まり、皆さんから反響をいただくことが誇りと自信につながります。PRすることが目的ではありませんが、地道な活動を知ってもらうことがクラブメンバーのやりがいになります。
今回の活動を媒体に取り上げてもらったことで、皆さんから応援の声や励ましの意見をいただきました。社会に奉仕する精神に基づいた活動を続けたいと考えています。
- 和歌山県民歌を普及するための取り組みに関して話し合いました。長野県の方は県民歌を学校で習うことから大人になっても認知度が高いことから、その取り組みを参考にしたいと考えています。12月20日から和歌山県民歌がカラオケで配信されていますから、これを契機とした県民歌の普及を平成28年の一つの活動として考えています。
- 海洋再生可能エネルギーについて話をしました。海流発電や浮力式波力発電など、海洋エネルギーを利用するエネルギー活用を目指したいという内容です。リオデジャネイロで開催されるオリンピックでは海洋再生エネルギーも一部利用する計画であると聞いていますから、それを機会として関心が高まり普及に結びつくことを期待しています。海域が広い日本にとって、海洋の持つエネルギーを利用しないなんてあり得ません。
- 夕方からは懇談会を実施しました。3年計画で組織の活性化を考える皆さんとの懇談は有意義で夢のあるのでした。3年半後を考えて行動する人達に囲まれていることに感謝しています。