活動報告・レポート
2015年12月21日(月)
今年の和歌山県
他人のふりから学ぶ

知人の会社経営者が「先日出会った人の言葉が反面教師になるから」と言って教えてくれた事例があります。仕事のパートナーとして協定を結び、これから新しい分野の仕事に関わっていくことから、両者で食事を取ったそうです。食事をしながら会話をしている中で、一言だけ気になる発言があったようです。たった一言で「この人は、そんなことを思っているのだ」と感じ、ビジネスを進めるにおいて「注意しよう」と思ったそうです。

これは会って間もない人との会話内容には十分気をつけるべきだという教訓です。これから信頼関係を構築していく最初に不用意な発言があると、「大丈夫だろうか」と不安に感じることになり仕事の速度が遅くなります。会って間もない人との関係には十分注意をしたいものです。

もう一つが「私はあの人をよく知っている」という発言です。こり発言はよくあることですが、「誰を知っている」かが大事なことではなくて、自分が誰なのかが大事なことなのです。「あなたが知っている人と仕事をするのではなくて、あなたと仕事をするかどうかを考えているのですよ」と相手は思ってしまいます。余りにも「あの人を知っている。この人も知っている」という発言は控えた方が良さそうです。特に位場のある人は、あなたが知っていると言った人をよく知っている場合がありますから気を付けたいものです。

今年の和歌山県

平成27年は和歌山県にとって良い一年でした。紀の国わかやま国体と紀の国わかやま大会の開催と国体での総合優勝。「海難1890」の映画館での上映封切りと感動を呼んでいること。和歌山県が提唱した11月5日の津波防災の日が国連で「世界津波防災の日」に認定されたこと。「みなべ・田辺の梅システム」が世界農業遺産に認定されたこと。など全国に誇れる出来事がありました。

そして平成28年も和歌山県には元気の源になれる要素があります。NHKの大河ドラマの「真田丸」で九度山町が後半の舞台になること。同じく「真田十勇士」が映画化されることになり、和歌山県も撮影の舞台になること。徳川吉宗誕生300周年を迎える年になることからイベントなどの企画を検討していること。貴志川線が11年目を迎え、和歌山県と和歌山市、そして紀の川市からの支援と二代目のニタマ駅長を基に盛り上がりが期待できること。などがあります。

良い成績でのバトンを受け継いで、平成28年も駆け抜けたいと考えています。

またライオンズクラブの活動としては、水軒公園への松の木の植樹による昔の景観を取り戻す活動を行い平成28年も継続することに決定したこと。初めてライオンズクラブ国際協会主催のホノルルでの世界大会に参加したこと、和歌山県の子ども達の命を守るためにライフジャケット推進事業を行っていること。和歌山城内の和歌山歴史館玄関前に枝垂れ桜と記念碑を寄贈したこと。などがあります。

個人としては、4月に挙行された統一地方選挙で和歌山県議会議員選挙に挑戦し、皆さんのからの支援をいただいて三期目の当選を果たせたこと。6月と12月の二度の県議会定例会で一般質問を行ったこと。新年度である7月から、335B地区9リジョン1ゾーンのゾーンチェアパーソンに就任したこと。鹿児島県の知覧を初めて訪れて感動したこと。などがあります。

公私とも充実した活動を行うことができた一年となりました。

その他
  • 地元企業の資金調達についての相談に対応しました。新規事業に関連した資金が必要となったからです。来年早々の開業を予定していることから対応しています。
  • 郵便局の方から年末の繁忙の様子を見せてもらいました。年賀状、お歳暮に加えマイナンバーの配達で、とても忙しい年末になっているようです。「これまでで一番忙しいと思いますが、やりがいがあるので頑張っています」と話してくれました。明るく元気で前向きでいることで展望が開けます。年末の業務、お疲れ様です。
  • 夕方からは懇親会に参加しました。毎月開催して懇親会メンバーが集まり、今年最後の集まりとなりました。今日も仲間と年末を過ごしています。