活動報告・レポート
2015年12月20日(日)
津秦自治会懇親会
津秦自治会懇親会

午前10時30分から津秦自治会役員さんの懇親会が行われました。招待をしていただき、皆さんと共に楽しい時間を過ごすことができました。懇親会場は和歌山市加太国民休暇村で、ここからは友ヶ島をきれいに見ることができます。

同自治会の役員任期は2年間なので、まだ早いのですが2年間のご苦労さんの意味と新しい2年間に向かっての期待が込められた懇親会となりました。津秦自治会の活動は言うまでもなく凄く、自費で自治会館の建設と、文化教室や太極拳教室やスポーツ吹き矢など会館の有効活用を図っています。古紙と空き缶の回収を行うなど自治会を法人化して収益事業を行い自治会活動と地域貢献活動に努めています。この収益を上げる活動は地方紙にも取り上げられるほどで、全ての役員さんが何かの役を持ち自治会員さんの協力を得て活性化させています。僕も研修会のお手伝いをさせてもらうことや、各種行事に参加することでお役に立ちたいと思っているところです。

ここで話題になったことがあります。和歌山電鐵貴志川線に新しい駅として津秦新駅を作りたいという意見が出されました。かつて、貴志川線に津秦駅があったのですが、現在はなくなっていることから、津秦駅を復活させたいと地元は強く思っています。現在、新しい駅を作るためには地元からの要望があること、地元で建設のための用意をすることが必要です。地方鉄道は利便性を高め、利用者を増加させることがその役割ですから、地元に駅が欲しいとい要望は歓迎すべきものです。問題は地元が主体的に要望活動をすることと資金調達にあります。

残念なことに和歌山電鐵貴志川線は現在も赤字路線で、平成28年度から10年間、和歌山県と和歌山市、そして紀の川市で新たな支援体制を組むことが決定したばかりです。二日前の金曜日に最終日を迎えた県議会本会議で、和歌山電鐵貴志川線存続支援としての補正予算として4億5,466万円を可決、承認したばかりです。なお、和歌山市は5億1,561万円、紀の川市は2億7,763万円の支援を議会で可決されていて、和歌山県と和歌山市、そして紀の川市の総支援額の最大は12億4,790万円となりました。

このように地方自治体として和歌山電鐵貴志川線への支援として補正予算を承認したばかりですから、これ以上の追加支援は難しいと思います。津秦駅の設置については、和歌山電鐵の新駅に対する考え方と建設場所の確保そして必要予算の確保が問題となります。

このような問題がありますが、地元からの強い要望と熱意があり支援体制を組むことで第一歩を踏み出すことができます。津秦自治会長からも津秦新駅の話があり、これから議論されることになっていくと思います。

その他、ゴミ収集場所への自治会の外からの不法投棄の問題の提言もありました。古い椅子など一般ゴミとならないものを早朝か夜に捨てられている場所があるので、不法投棄防止の看板設置などの対応を考えてみます。

道路幅の狭隘の問題や、空き家の立木が大きく成長していることから電線に接触していることや景観を損ねていることの問題提起をいただきました。これらの問題にも対応していきます。

津秦自治会懇親会

友ヶ島を眺めながらの懇親会の時間は瞬く間に過ぎ去りました。一年早く感じるように、この瞬間も早く感じます。それは充実しているからだと思いますが、そんな時間を過ごせていることに感謝しています。皆さんに感謝しています。

映画鑑賞

夜の時間を利用して「スター・ウォーズ フォースの覚醒」を観てきました。シリーズ7作目となりますが、実に懐かしいと思える作品に仕上げていました。シリーズ第1作は1978年だったと思います。当時高校2年生だった僕はワクワクして観た記憶があります。それが30年も経過した今もワクワクさせてくれる作品であることを嬉しく思います。

ストーリーは第1作目と同じような展開で期待通りのものでした。巨大な敵に向かっていく力は正義だけという設定も、最初の作品と同じテーマ性を持っています。

正義の心が主人公達を行動に駆り立て、少しずつ悪に対抗する力を備えていきます。心が成長していく過程に引き込まれていくのです。そして悪役も、全てが悪ではなくて善の心と葛藤していく姿が描かれています。悪になるためには善の心を捨てなければならない。悪になりきるためには一線を越えなければならない。そんな心の動きも描いている、映画の中に引き込む力を持っている作品です。

それにしても17歳だった僕が、30年近く後の時代にスター・ウォーズの新作を観ているとは想像もできなかったことです。想像できないことが起きるから現実は楽しいのかも知れません。