「相手と対等の立場に立つことが仕事を進める原動力になります。決して見下されてはいけません」と話をしてくれました。上下の関係になると、どうしても意見が言えなくなり、相手の風下に立つことで不利な立場で仕事を進めることになります。それを避けるために対等な関係を構築することを日常の中で考えるべきことです。
関係を構築するためには「慌てないで時間を掛けることです」と話してくれました。
先輩からアドバイスをいただきました。「強みを活かすことを考えてなさい」という教えです。現代社会における強みとは「情報」です。情報を活かすことが仕事をする上での武器になり、自分の立場を築くことになります。「そのことを考えて行動すれば、もっと伸びると思います」と話してくれました。
和歌山県の「なみべ・田辺の梅システム」が世界農業遺産に認定を受けることができました。
和歌山県知事と和歌山県議会を代表して坂本議員がローマにある国連食糧農業機関(FAO)を訪問し、プレゼンテーションを行い、最終審査の結果、認定を受けるとこになりました。
この「みなべ・田辺の梅システム」は、約400年にわたりって梅を生産してきた農業形態が評価されたものです。里山の斜面を梅林として利用し、周辺にウバメガシなど薪炭林を残すことで水源を養い、崩落防止の役割を持たせています。梅林や薪炭林では、梅の受粉を助けるミツバチと共生して生物多様性を確保することも特徴です。
これらの農法の評価を得て、今回、世界農業遺産に認定を受けたことは和歌山県の新たな誇りであり、県議会としてもこの取り組みを行っていたことに誇りを感じています。この「みなべ・田辺の梅システム」が将来にわたって継続できるよう、和歌山県の伝統を守っていきたいと考えています。
明日、和歌山県知事や坂本議員が和歌山県に戻って来る予定です。12月18日の県議会最終日にこの件に関する議員連盟が開催される予定で、その席で認定の嬉しい報告を受けることになっています。
和歌山市の都市再開発の計画に関して話し合いました。まちが動くことは、経済効果や期待感が高じとても魅力的ですが、急激な変化を好む人とそうでない人がいることも事実です。社会には多くの人が関わっていますから、その意思に基づいて常に安定したところで落ち着きます。それを変化させるには大きな力と皆さんの同意が必要となります。
一般的に人は保守的傾向がありますから、その気持ちに対応するように少しずつ変化を続けることが大きな変化のために必要なことです。「地方都市において、今回の和歌山市のようなたくさんの再生のための計画がある市は全国を見てもありません」という関係者の意見にあるように、和歌山市は動き始めようとしています。和歌山県と和歌山市が連携を図り、今よりも進んだ姿の和歌山市を将来につなげたいと考えています。そのために今やるべきことを考え、実行に移そうとしています。
良い意味でまちは動こうとしていますから、是非とも多くの市民の皆さんの同意を得て計画を進めたいものです。
和歌山ゴールドライオンズクラブ主催の年末恒例の家族例会が開催しました。一年間を振り返り、新しい年に向かうことを話いました。混沌とした時代ですから、私達の社会貢献活動は、もっと必要とされる時代になると思います。地域社会の一端を支え続けるクラブでありたいと考えています。
さて例会では発足時からのメンバーの退会の挨拶がありました。クラブでは発足時のメンバーのことをチャーターメンバーと呼びますが、健康上の理由でその一人が退会することは寂しいことです。
挨拶の中で「13年間も一緒にやって来られたことは楽しいことで、この年になって楽しい日々を過ごせたのはライオンズクラブのお蔭だと思っています」と話してくれました。60歳代になって仕事以外で楽しいものを見つけることは難しいことですが、クラブではそれを与えてくれます。そんなことを思いました。発足時からの長期間の活動、本当にお疲れ様でした。参加してくれた会員の皆さんに感謝しています。